<共助>。<【平衡感覚のチェック2】※誰かに見てもらうか、スマホのカメラで動画を撮って確認するといい。周りに物がないか確認してから始める。高齢者や「平衡感覚のチェック1」でふらつく人は危険なので行わない。(1)足の親指とかかとをつけてまっすぐ立ち、両目を閉じて、体と太ももの角度が90度になるように片方の脚を上げる(左右10秒ずつ)。
ふらついた場合、ふらつく側の足のバランスのセンサーが鈍っているか、ふらついた側とは反対側の脳の処理能力が低下している。もし、チェックの結果が悪かったとしても、落ち込むことはないそうだ。「一般の人はもちろん、アスリートでもこれらができない人は少なくありませんし、感覚器や脳のコンディションは整えることができます」(マークスライフサポート代表取締役江口さん)。江口さんが提唱しているのは、感覚器からの情報入力と脳の情報処理に着目した「脳のコンディショニング」だ。江口さんはこのメソッドをオリンピック選手や世界マスターズの選手など、いろいろな競技のアスリートのトレーニングに取り入れて、成果を上げている。全てのスポーツのベーストレーニングとして有効なのだという。また、選手だけでなく、運動能力と判断力が問われるサッカーのレフェリーの間でも定評があるという。JリーグやW杯で活躍する有名レフェリーの西村雄一氏もこのメソッドの開発に関わっているそうだ。出典:日経Gooday。2019/6/28。(文 村山真由美、写真 鈴木愛子)。加齢で衰えた体のキレ 脳の感覚チェックで取り戻す 脳のコンディショニング術(1)https://style.nikkei.com/article/DGXMZO45771560W9A600C1000000?channel=DF140920160927&style=1&n_cid=NMAIL007&page=2