2019-6-24.578.<共助>。<1951年9月、サンフランシスコ講和会議で締結された第二次世界大戦での西側諸国と日本の講和条約であり、日本に対する占領の終結と主権回復を認めた。1952年、4月28日に発効した。
- 1951年9月8日、サンフランシスコ講和会議の結果として締結された第二次世界大戦の連合国諸国と日本の講和会議である。連合国のうち、48ヵ国が署名して日本の主権の回復が認められた。48ヵ国は日本が直接交戦しなくとも、中南米諸国などドイツに宣戦布告したため自動的に日本と交戦国となっていた国々が多い。ただし、交戦国であった中国(中華民国・中華人民共和国)とソ連、およびインド・ビルマが加わっていないので、片面講和と言われた。発効は52年4月28日。 (1)戦争状態の終結、日本の主権の回復:日本は個別的および集団的自衛権をもち集団的安全保障条約に参加できること。(2)領土の規定:日本は朝鮮の独立を承認、台湾・澎湖諸島、南樺太・千島列島を放棄する。琉球諸島と小笠原諸島はアメリカの統治下に置かれた。(3)賠償:外国為替上の負担を日本にかけない、とされ事実上無賠償となった。出典:世界史用語解説 授業と学習のヒント。サンフランシスコ平和条約。
https://www.y-history.net/appendix/wh1602-014_1.html