2019.02.19,パタカラ体操,【レッツ倶楽部姫路南店】
「パタカラ体操」は発声しながら口を動かす、「口の体操」のことです。
「パ」「タ」「カ」「ラ」の4文字を発声するため、「パタカラ体操」と呼ばれます。
高齢者になると、口の筋肉や舌の動きが弱まるため、嚥下機能(飲み込む力)が低下し、食べ物を誤嚥してしまうことがあります。「誤嚥性肺炎」は、誤嚥により食べ物が気管に入り、肺が炎症になることが原因で起こります。そこで、「パタカラ体操」を取り入れることにより、口や舌の動きが鍛えられます。食べ物を上手く飲み込めるようになれば、誤嚥性肺炎を防ぐこともできます。
また、いびきや口内炎の予防にもつながります。
①「パ」は、口をしっかり閉じて発音する
口を開けたり閉じたりする動きです。
口を閉じる筋肉が鍛えられることで、口の中の食べ物をこぼさないようにすることができます。
②「タ」は、舌を上あごにくっつくように発音する
食べ物を口の奥に運ぶ動きです。
下の筋肉が鍛えられると、食べ物をしっかり押しつぶしたり、飲み込んだりすることができます。
③「カ」は、のどの奥を意識して発音する
さらにその奥に運んでくれる動きです。
のどの奥に力を入れ、一瞬呼吸を止めることで、食べ物を飲む込む動作ができます。
のどを閉じることで、誤嚥を防ぎ、食べ物を食道に送ることができるようになります。
④「ラ」は、舌をまるめるように発音する
舌を使って飲み込む動きです。
舌をまるめてよく動くようにすることで、食べ物を喉の奥に運び、飲み込みやすくなります。
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