ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「万能鑑定士Q(モナリザの瞳)」

2019年10月03日 | 日本映画
2014年公開の日本映画の紹介です

監督は佐藤信介。
ルーヴル美術館内が堪能できる、ジャンルはサスペンス映画です。
主演・出演は、綾瀬はるか、松坂桃李、 初音映莉子、村上弘明。


『万能鑑定士Q』を掲げる若い女性鑑定士・凜田莉子は、ある日レストランを経営する山田聡の訪問を受けます。
山田は1枚の試食会チラシを差し出し、鑑定を依頼します。
莉子はチラシを見て「1つおかしなところがある」と言い、山田に説明します。
言いあてた莉子に驚き、マルチ商法の疑いをもっている山田は開催予定の試食会の鑑定も依頼するのです。
当日莉子は調理の順番でおかしさに気付き、休館日の2Fギャラリーの強盗現場を発見したのです。
一連の流れを見ていたぱっとしない記者・小笠原悠斗は莉子に取材を申し入れますが断られていまいます。
そこへギャラリー経営者の朝比奈が、店にお礼に莉子のところへ来ました。
ルーヴル美術館の調査員をしている朝比奈は、日本の臨時学芸員を探していて莉子に試験を受けるよう薦めます。
莉子は承諾しフランスのルーヴル美術館を訪れると、なんと小笠原も自費でついてきました。
試験を受け始めた莉子は、そこでモナリザの瞳に関する噂を耳にするのです。

****************************************************
原作は松岡圭祐の推理小説『Qシリーズ』の、第9巻『万能鑑定士Qの事件簿IX』です。

この映画で、日本映画初のルーヴル美術館内本格ロケが敢行されました。
ルーヴル美術館内のオーディトリアムでパリプレミアが開催されて、綾瀬はるかと佐藤信介監督が舞台挨拶に登壇したようです。

≪  パリ・ルーブル美術館  ≫

フランスの国立美術館です。
フランス王フィリップ2世が12世紀に、元々は要塞として建設したルーヴル城(ルーヴル宮殿)に収容されているんですね。
世界最大級の美術館(博物館)で、世界最大級の史跡のひとつです。
毎年800万人を超える入場者が訪れるようです。
コレクションの一部は、日本を含め海外へ貸し出されることも多いんだとか。
収蔵品380,000点以上。
そのうち35,000点ほどが8部門、
「古代エジプト美術部門」「古代オリエント美術部門」「古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門」「イスラム美術部門」「彫刻部門」「工芸品部門」「絵画部門」「素描・版画部門」
に分類されて展示されています。

余談ですが・・
地下巨大空間のカルーゼル・デュ・ルーブルで開催されるアート展(展示期間:2018年12月13日~16日)
「SALON DES BEAUX ARTS 2018」
に、白黒写真家としても活躍している俳優・齊藤工の写真が展示されたようです。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「沈黙 -サイレンス-」

2019年10月03日 | ドラマ映画
2017年公開の映画の紹介です

監督はマーティン・スコセッシ。
遠藤周作の小説『沈黙』(世界20カ国以上で翻訳)が原作の歴史ドラマ映画です。
主演・出演は、アンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン、アダム・ドライヴァー、窪塚洋介、浅野忠信、加瀬亮。


江戸時代初期。
フェレイラ神父と数人の修道士が、日本の雲仙で拷問に耐えています。
ポルトガルのイエズス会にこの事を報告した手紙が届いた後、フェレイラ神父の消息は途絶えています。
フェレイラ神父がキリスト教を捨てたという噂を聞き、弟子のロドリゴとガルぺは日本に行く事を希望します。
禁教政策が激しい日本はとても危険でしたが、日本人のキチジローを通訳に、ロドリゴとガルぺは日本に着きました。
二人は密かに信仰を守ってきた日本人たちから歓迎を受け、告解や、ミサを行います。
ある日、日本人の一人が役人に捕まってしまいます。
役人は更に4人を人質にして、踏み絵を踏ませます。
踏み絵を踏まなかったものや、キリシタンと見なされたものは海辺ではりつけにされてしまうのです。
ロドリゴとガルぺは物陰からうかがう事しか出来ませんでした・・

***********************************************
この映画は過激な拷問や処刑のシーンなどが多く、日本ではPG-12指定でした。
殆どBGMの音楽は流れません。

この映画はスコセッシ監督が1991年から構想していたんですね。
ダニエル・デイ=ルイス、ベニシオ・デル・トロ、ガエル・ガルシア・ベルナル、渡辺謙が出演の交渉されていたようです。

ロドリゴ神父役は、「ハクソー・リッジ」(2017)でも重い役どころだったアンドリュー・ガーフィールド。
「わたしを離さないで 」(2011)、「ソーシャル・ネットワーク」(2011)では、どちらもたくさんの助演男優賞のノミネートと受賞があります。
「スパイダーマン」シリーズの2代目としても有名ですね。

キチジロー役はハリウッド初進出の窪塚洋介。
ガムを噛んだままオーディションに行ってしまい、スコセッシ監督にたいそう嫌われたとか。
2年後に改めて誘われて決まったんですね。
ビデオオーディションでは最終審査に残っていたようです。

≪ 「沈黙 SILENCE」(1971年) 日本映画 ≫

監督:篠田正浩
主演・出演:デイビッド・ランプソン、ダン・ケニー、マコ岩松、岩下志麻、三田佳子、丹波哲郎。






みなさま、いつもお立ち寄りいただき有難うございます!!!!!!!!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にほんブログ村ランキング

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

人気ブログランキング


映画レビューランキング