ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「悪の法則」

2019年10月25日 | ブラット・ピット
2013年公開の、実に毒々しい、あまりお勧めしたくない(失礼)映画の紹介です

監督は、リドリー・スコット。
バリバリ15R指定の、ジャンルはスリラー映画です。
主演・出演は、マイケル・ファスベンダー、ブラッド・ピット、キャメロン・ディアス、ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデムの豪華大共演です。


アムステルダムで恋人・ローラの為に宝石を購入した“カウンセラー”と呼ばれる弁護士の男性は、アメリカに帰国します。
“カウンセラー”は、友人の実業家ライナーが主催するパーティに参加し、ライナーと話をします。
そこでライナーは、『ボリート』と言うワイヤーを首にかけると一瞬で締り殺害する装置について語ります。
更にライナーは麻薬の仕事の話をし、一回きりと引き受けた“カウンセラー”は麻薬の仲買人と面会します。
仲買人は、取引に関わるメキシコの麻薬カルテルの卑劣さを話し、用心するよう“カウンセラー”に警告します。
ある日依頼人に会いに刑務所に行った“カウンセラー”は、息子がスピード違反で捕まったから釈放するよう依頼人に頼まれ承諾します。
息子は釈放されますが、その後何者かに惨殺されてしまいます。
間もなく仲買人に呼び出された“カウンセラー”は、「問題が起きた」と話され、
釈放して殺された依頼人の息子はある組織の運び屋で、グルと思われた“カウンセラー”が狙われていると言うのです。
青くなった“カウンセラー”は、ローラに身を隠すよう連絡を取るのです・・・

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この映画は、ニーチェが唱える、『善対悪、獲物対ハンター、道徳外』をテーマに扱っているようです。
なので、演技が素晴らしい俳優陣の、破壊の仕方も素晴らしいといったところでしょうか。

しかし、批評家の反応は賛否に別れたんですね。

肯定的批評家の意見は、

「監督のリドリー・スコットと脚本のコーマック・マッカーシーは、ふいに現れる衝撃的なバイオレンスをセクシーさと交差させ、"ある男の貪欲な行為による取り返しのつかない結果"というテーマで、シェークスピアのように洗練された豊かな感触の物語をつくった。すごく素晴らしいひと時だ」

否定的な意見は、

「ダイヤモンドのように冷たく・堅苦しく・魂の込もっていない脚本であり、『悪の法則』はとてもいやなビジネスの産物だ」

さて、皆さまは、どちらに・・

≪ 「麻薬カルテル」豆知識 ≫

メキシコのマフィアで、とにかく凶悪!!!
・マフィアを捕まえようとした警察官が家族を虐殺される、家族どころか隣人までおまけに殺される
・マフィアの幹部を捕まえるたり殺すと、警察署長などの家族が見せしめに殺される

他、私の記事には載せたくないような内容が連なります。






いつもお立ち寄りいただき有難うございます😂 
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「どろろ」

2019年10月25日 | 日本映画
2007年公開の日本映画の紹介です

監督は塩田明彦。
手塚治虫の漫画『どろろ』が原作のファンタジー映画です。
主演・出演は、妻夫木聡、柴咲コウ、瑛太、原田美枝子、中井貴一、原田芳雄、土屋アンナ。


賢帝歴三千四十八年、大地の東の果ての国。
長年戦いが続く中、体中に矢を受けた醍醐景光は天下を取る力を得る為、魔物にわが子を差し出す約束をしてしまいます。
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20年後。
ある酒場で、黒装束の男が魔物と闘っていて、左の腕から刀を出し退治してしまいます。
それを見ていたこそ泥のどろろは、琵琶法師に男の事を訪ねます。
男は手足のないからだの赤子の時、寿海と言う男に救われ、寿海はほとんど失われた体中を作り、息子として育てたのです。
寿海は赤子の左腕に「百鬼丸」という妖刀をしこみ、闘い方を教えます。
その後「百鬼丸」は妖怪を倒すたびに本物の体になる為、旅を続けているのです。
妖刀に興味を持ったどろろは百鬼丸を追い掛け、嫌がられながらもついていきます。
ある場所で、馬に乗った男性から旅の話を聞きたいと誘われ、どろろと百鬼丸はたくさんの子供たちに迎えられごちそうを食べます。
こそ泥の仕事は夜中になってからと言っていたどろろはぐっすり寝込み、静かに近づいた蛾の幼虫の形をした魔物に囲まれてしまいます。
百鬼丸は妖刀で退治し、爆発した妖液をどろろは被ってしまうのです。
そして、2人は家の地下に降り、大変なものを発見するのです。

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魔物退治のシーンは生々しく、手塚作品で初のPG-12指定です。
作品誕生から約40年もの間「映像化は不可能」と言われ続けていたようですが、総製作費20億円が投じられついに映画化になりました。

この映画は大ヒットとなって、『2』『3』の続編製作が話題になったようです。
かなり詳しい内容も出たのですが、実現はしなかったんですね。
理由は費用の関係とか、ゴシップ関係まで・・?

この映画は、「日本映画テレビ技術協会映像技術賞/VFX」で、劇映画部門を受賞しています。 

撮影は元々はモンゴルで行う予定が、夜になると零下20度ぐらいになるということで、ニュージーランドで行われ、大規模セットが造られたようです。

主演の2人とも、アクションシーンの最初は“カラス天狗”との対決とか。
容赦ない、と言われるアクション担当のチン・シウトン監督の元で、やはり
「(ワイヤーをつけて軽やかに飛びあがるシーンを見せられて)今のスタントの方と同じ事やって」(妻夫木聡に)
とか、
ワイヤーアクションはないと言われてたのに、急につけられて「はい、とんで」(柴咲コウ)
って言う事があったとか。






妖怪 桜魔人

ほげほげ たらたら~~♪ あ、アニメか・・

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