「ホース・ソルジャー」

2018年公開の映画の紹介です

監督はニコライ・フルシー。
実話をもとにした戦争映画です。
主演・出演は、クリス・ヘムズワース、マイケル・シャノン、マイケル・ペーニャ。

休暇中の元アメリカ軍特殊部隊・大尉のネルソンは、自宅のテレビでアメリカ同時多発テロのニュースを見、軍本部に戻ります。
ネルソンは解散させたODA595部隊を復活させるようかけ合い、最前線で出発する事になります。
任務は、アフガニスタンで反タリバンのドスタム将軍を援助しながらタリバンに近づくというものです。
12人を乗せたヘリはかなりの上空を飛び、アフガニスタンに到着すると暗視装置を付けて降り立ちます。
近づく何人かがいて危うく応戦になりそうでしたが、案内人とわかり基地へ誘導されます。
ネルソン達は、後に到着したドスタム将軍率いる軍と緊張しながら応対し、翌日出発場所へ集まります。
すると山岳地帯の為移動は馬で、しかも6頭しかおらず、別れて行動する事になるのです。
ネルソンの軍は乗馬経験のないものもいて、遅れながら将軍の軍を追います。
敵基地に着き、離れたところからの指示の為、アメリカの空軍の爆撃の投下は的から外れてしまいます。
近づこうとしない将軍を差し置いて、ネルソンが敵に接近し位置を空軍に知らせると、敵が近付き応戦となってしまったのです・・

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この映画はダグ・スタントンが2009年に出版した同名・ノンフィクション小説が原作です。

撮影はすべて、アフガニスタンとよく似た自然環境を持つニューメキシコ州で行われたんですね。

俳優陣は、当然のごとく軍事訓練を受けたようです。
指導は、10本以上の戦争映画に関わっているベテラン軍隊アドバイザー・ハリー・ハンフリーズ。
まず軍隊用語。特殊部隊の構造、安全に武器を扱うための基本、弾倉の交換、武器の操作、故障時の対処など。
さらに！！　
乗馬と、馬の上での銃の構えかたなど！！

ネルソンのモデルになったヌッチェ氏は、
「クリス（・ヘムズワース）が僕を演じてくれたことは、とてもうれしかったよ。
おかげで、僕の家ではクリスファンが増えたんだ（笑）。」
当時について、
「鞍や手綱が古くて壊れてしまい、自分たちのパラシュートのストラップなどを応用して、修理しながら馬に乗っていた。」
んですね。

9・11跡地前に立つ　騎兵隊像とクリス・ヘムズワース

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お立ち寄り、ありがとうございます

劇中でドスタム将軍がアメリカ兵について話すことが、とても印象に残りました

「援助を受けられなくなるから、アメリカ兵を一人も殺してはならない」

とか