ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「羊たちの沈黙」

2021年01月03日 | サスペンス映画
1991年公開の映画の紹介です

監督は、ジョナサン・デミ。
トマス・ハリス原作の、未だに語り継がれる名作、サイコスリラー映画です。
主演・出演は、ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス、スコット・グレン、テッド・レヴィン。


バージニア州、FBI・障害物訓練所。
森林の中、ロープを伝い訓練中のクラリスは、クロフォード主任捜査官が呼んでいると伝えられ、汗だく状態のまま行動科学課を訪ねます。
室内の壁には猟奇殺人の悲惨な写真が貼ってあり、クロフォードはクラリスに任務を伝えます。
5人の女性が被害に遭っている事件が起こっていて、監禁中の連続殺人犯に協力を求めているが、1人だけ拒否している男に会って欲しいと言うのです。
人肉事件の犯人、元精神科医のハンニバル・レクターの資料を渡されたクラリスは十分気を付けるよう話されます。
ボルティモア州立精神病院では、教えられた奥に進むと途中の囚人から卑猥な言葉をかけられます。
クラリスと目を合わせたレクターは丁重に挨拶し、囚人にどんな言葉をかけられたか訪ねます。
クラリスは正直に卑猥な言葉を伝え、緊張しながらレクターと話を始めます。
帰りがけ他の囚人の大声に動揺するクラリスを、レクターは一旦呼び伝えます。
「チャンスをやろう、私の患者だったミス・モフェストを探せ」
クラリスは捜査を始め、ある倉庫にたどり着き、10年使われていない中をこじ開けて入り込みあるものを見つけます・・
一方、世間では上院議員の娘が誘拐される事件が起きるのです・・・

*****************************************************
この映画は、アカデミー賞で「作品賞」「監督賞」「主演男優賞/アンソニー・ホプキンス」「主演女優賞/ジョディ・フォスター」「脚色賞」を受賞しています。

非情なレクター役、アンソニー・ホプキンスに対して、クラリス演じるジョディ・フォスターは、
「アンソニーはいい人よ。
怒りと情熱の固まりのようなレクターとは対照的で面白いわ。」

ジョナサン・デミ監督は2人について、
「2人と仕事が出来て楽しかった。
これでお金をもらうんだから、申し訳ないよ。」
更に、
「毎朝アンソニーは、レクターの口調でこう言うんだ。
『おはよう、君は本当にイカれてる』」

いつの世にも気の毒な犯人役は、テッド・レヴィン。
でも、やっぱりこの映画で注目を浴びたんですね。
「ヒート」(1996)、「ワイルド・ワイルド・ウエスト」(1999)、「アメリカン・ギャングスター」(2008)、「ジュラシック・ワールド/炎の王国」(2018)の出演とか、
結構出てる人だったんだー。

≪ 付録 「ハンニバル・レクター」シリーズ ≫

「ハンニバル」(2001)
監督:リドリー・スコット 
出演:アンソニー・ホプキンス、ジュリアン・ムーア、ゲイリー・オールドマン、レイ・リオッタ

「レッド・ドラゴン」(2002)・・・「Manhunter」(1986)の再映画化
監督:ブレット・ラトナー
出演:アンソニー・ホプキンス、エドワード・ノートン、レイフ・ファインズ、ハーヴェイ・カイテル、エミリー・ワトソン

「ハンニバル・ライジング」(2007) 
監督:ピーター・ウェーバー
出演:ギャスパー・ウリエル、コン・リー、リス・エヴァンス

≪時系列≫・・・「ハンニバル・ライジング」→「レッド・ドラゴン」→「羊たちの沈黙」→「ハンニバル」





お立ち寄りありがとうございます
久々に観ましたが、やっぱりドキドキもんでした (((( ;゚Д゚)))
コメント (6)
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