ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ボーダー 二つの世界」

2021年01月24日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2019年公開の映画の紹介です

監督は、アリ・アッバシ。
スウェーデンの、わりとグロい(失礼!)、不思議系ファンタジー映画です。
主演・出演は、エヴァ・メランデル、エーロ・ミロノフ、ヨルゲン・トーソン、ステーン・ユンググレーン。


スウェーデンの港。
容姿が端麗でない税関職員のティーナは、草の中に虫を見つけ手に取りますが、戻します。
ティーナは、通る人々を監視しながら1人の男性に鼻がヒクヒクと動き声をかけます。
ティーナは嗅ぎ分ける特殊な能力を持って、やはり男性の持ち物には違法なものが入っていたのです。
ある日ティーナは警官から呼び出され、ティーナが事件性のある男性を見つけた事で話を聞かれます。
ティーナが
「人の羞恥心や罪悪感、怒りなどの感情を嗅ぎ分けることができる」
と説明すると、警官は協力を求めてきたのです。
その後ティーナは、以前も呼びとめた事がある、どこか自分と似ている風貌の男性・ヴォーレを呼び止めます。
やはり持ち物に違法は見られず、同僚の男性が身体チェックをして戻るなりティーナに言います。
「脱がせると女性だった、君が見るべきだった」
転換手術の後はなく、尻骨に傷があったと同僚が話すと、ティーナは自分にもあるので驚きます。
数日後、ティーナは自宅近くで虫を採取しているヴォーレを見つけます。
ヴォーレはティーナの目の前で虫を食べ始め、ティーナは気持ち悪いと言いながら差し出されるまま食べてしまうのです。
やがてティーナは、ヴォーレから自分たちはある種族なのだと聞かされるのです・・・

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この映画は、ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの短編小説が基になっているようです。

カンヌ国際映画祭では、「ある視点部門」でグランプリを受賞、
アカデミー賞では、「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」にノミネートされています。

(ウィキより)批評家の見解は、

「スリリングで、予測不能、そして見事な演技で、
この映画は何か違うものを探している同ジャンルのファンに特別なご褒美を提供している。」

そうなんです!!
次の展開が読めない映画でございました






お立ち寄り、ありがとうございます
この映画はブロ友さんのレビューで知り、観て見た作品です
時々、皆さまのレビューを参考にさせて頂いているのでございます (*´∪`*)
コメント (2)
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