ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「コリーニ事件」

2021年01月28日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
昨年6月公開の映画の紹介です

監督は、マルコ・クロイツパイントナー。
フェルディナント・フォン・シーラッハのベストセラーが原作の、ドイツの法廷・サスペンス映画です。
主演・出演は、エリアス・ムバレク、フランコ・ネロ、アレクサンドラ・マリア・ララ、マンフレート・ツァパトカ。


ベルリン、2001年。
ホテルの上階に上がった男性は目当ての部屋をノックすると、ドアが開けられ中へ招かれます。
その後、ホテルのロビーに座った男性は血まみれ状態で、フロント係が声をかけます。
「奴は死んだ。最上階のスウィートだ」
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3か月前に弁護士になったばかりのカスパー・ライネンは、検察官を訪ね事件の詳細を聞きます。
被疑者はイタリア国籍で30年ドイツに在住しているコリーニで、頭に3発の銃弾を受けてい被害者はライネンの良く知る、マイヤー財閥の社長だったのです。
その後ライネンはコリーニに面会しますが、コリーニは黙秘を通し続けるのです。
マイヤーの孫娘・ヨハナには反対され、マイヤー家の弁護士はライネンも講義を受けた事のある実力者の教授でしたが、ライネンは仕事と割り切ります。
しかし何度足を運んでも一向に口を開けないコリーニに、ついにライネンは音を挙げ殺した相手は父同然の人物だったと話します。すると
「実の父は、生きてるのか?」
コリーニの言葉にライネンは座り直すのです。
裁判が進む中ライネンはマイヤー家を再び訪れ、昔マイヤーの孫と遊んでいた時見たことがある、あるものを探し始めるのです・・・

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ドイツ史・司法が関わってくる問題作品です。

コリーニ役はフランコ・ネロ。
本名は「フランチェスコ・クレメンテ・ジュゼッペ・スパラネロ」だったんですねっっっ
この映画ではセリフが少なく、物静かな役でもあるので表情で表現するしかなかったとか
他の作品は、古くは「続・荒野の用心棒」(1966)、「哀しみのトリスターナ」(1971)、「ナヴァロンの嵐」(1979)などの主演・出演、
近年では「ジュリエットからの手紙」(2011)、「ジョン・ウィック:チャプター2」(2017)などの出演があります。





お立ち寄りありがとうございます
法廷ものは、展開が変わるたびにかな~りドキドキするのでございます
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