「火天の城」

2009年公開の日本映画の紹介です

監督は、田中光敏。
山本兼一の同名小説が原作の時代・ドラマ映画です。
主演・出演は、西田敏行、椎名桔平、大竹しのぶ、福田沙紀、石橋蓮司、寺島進、石田卓也、水野美紀。

1576年。
宮番匠（宮大工）の棟梁・岡部は建築中に、娘の凛から侍が向かってくると知らされます。
すると、尾張の織田信長直々に「五重の城を建てる事が出来るか」と即答を言い渡します。
「建てまする」
少し間をおいて岡部は答え、その後信長は“吹き抜け”をつけて設計図を出すよう言い残します。
岡部は現在の城の作りなど勉強しながら構想を立て、模型を作ります。
ところが仕上がった模型に“吹き抜け”はなく、大工たちは不思議がるのです。
信長は他にも設計図を依頼していて、期日の日、3人の番匠達はそれぞれの模型を持ち運びます。
金箔を使った豪華な城の模型等の中、岡部の模型だけ吹き抜けがなく、信長は怒って刀を抜きます。
岡部は「理由を聞いて頂きたい」と願い出て、3つの模型を比べる実験を始めるのです・・

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築城は「安土城」です。

原作は、第11回（2004年）松本清張賞受賞作品で、第132回直木三十五賞候補になっているようです。

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戦とは違う時代背景の物語も多々あり、
面白さを味わっております