「レディ・マクベス」

2020年10月公開の映画の紹介です

監督は、ウィリアム・オルドロイド。
ジャンルは文芸ドラマのようですが、15R指定のとってもスリラーな映画です。
主演・出演は、フローレンス・ピュー、クリストファー・フェアバンク、コズモ・ジャービス。

19世紀後半のイギリス。
裕福な商家に嫁いだ17歳のキャサリンは、その夜召使いのアナに体を綺麗にしてもらいます。
しかし、服を脱ぐよう言った夫はそのまま寝てしまい、その後もキャサリンの体に触れようともしないのです。
それどころか、家から出ないよう言い、キャサリンは束縛された退屈な日々を過ごします。
養父もキャサリンに厳しく、夫が寝室に入るまで起きているようアナに見張らせるのです。
ある日夫が数日出かけることになり、養父は問題が起きて自分もロンドンに行くとキャサリンに伝えます。
1人になったキャサリンは、使用人の男たちが騒ぐ声を聞いて「仕事中ではないのか」叱責します。
その中でも目立つ男性がいて、キャサリンがアナに聞くと“セバスチャン”と教えられます。
ある日セバスチャンはキャサリンの寝室に押し入り、キャサリンも迎え入れ深い関係になるのです。
先に帰宅した養父は、キャサリンのだらしの無さを怒鳴りつけますが、キャサリンは横柄な態度をとり、そうしているうちに養父は心不全で命を落としてしまうのです。
葬儀に戻らなかった夫は、夜中急に戻ってきて、キャサリンはセバスチャンを起こします。
夫はキャサリンの素行は街中広まっていると怒り、キャサリンに手をかけようとすると、キャサリンは隠れていたセバスチャンを招き入れたのです・・・

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原作は、ロシアの作家、ニコライ・レスコフの小説「ムツェンスク郡のマクベス夫人」です。

キャサリン役はフローレンス・ピュー。
｢ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語｣(2020)では、アカデミー賞・助演女優賞のノミネートがあります。
｢トレイン・ミッション｣(2018)の出演、
｢ファイティング・ファミリー｣(2019)、｢ミッドサマー｣(2020)の出演があります。
｢ブラック・ウィドウ｣の出演が、来月公開予定です。

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