「カムイ外伝」

2009年公開の日本映画の紹介です

監督は、崔洋一。
白土三平の漫画、『カムイ外伝』が原作の、アクション・時代劇映画です。
主演・出演は、松山ケンイチ、小雪、伊藤英明、佐藤浩市、小林薫、大後寿々花。

17世紀、日本。
貧しさゆえに忍びとなったカムイは、本来の「強くなる、自由に生きる」とかけ離れた事に気付き、抜け忍となります。
しかしカムイは、追い忍たちに狙われる日々が続くのです。
ある日、半兵衛という漁師が領主の愛馬の足を切り落として持ち運ぶのを目撃し、カムイは追ってから逃がしてあげます。
しかし2人の乗る船が高波に遭うとカムイは荒波に放り出され、流れ着いた砂浜で目を覚まします。
そこは半兵衛が暮らす村で、手当てをされたカムイは落ち着く事になるのです。
そこでお鹿を見たカムイは、以前カムイが忍びの少年の頃、海にたたき落とされた抜け忍のスガルである事に気付きます。
スガルもカムイに気付き命を取ろうとしますが、同じ身であることを知るのです。
ある日漁をするカムイと半兵衛は、“渡り衆”の大きな船と遭遇します。
リーダーである不動達は村にもてなされますが、ある日不動はカムイを檻ごと船から突き落とし、脱出できるか試すのです・・・

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映画は漫画の一部、『カムイ外伝 第二部』の「スガルの島」が原作のようです。

カムイ役は松山ケンイチ。
1年半に及ぶトレーニング期間を設けて撮影に挑んだようです。
トレーニングはジムではなく、ワイヤーアクション、忍者としての動作や殺陣（たて）などを使ったものだとか。

松山ケンイチ曰く、
「この映画では初めて『このキャラクターを演じるのは無理なんじゃないか』と挫折と恐怖を感じました。
一度怪我をして撮影を中断させてしまい、プレッシャーでギリギリの精神状態で撮影していたんです。」

時代背景もあり、砂浜の村人はたいへん小汚く、それはそれで俳優さん達は大変そうでした。

懐かしい、原作

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ストーリーは多少違えど、最近の様々な実写化はかな～り楽しみでございます