ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「騙し絵の牙」

2021年09月05日 | 日本映画
今年3月公開の日本映画の紹介です

監督は、吉田大八。
塩田武士が“大泉洋”主役で執筆したという同名小説の、ドラマ映画です。
主演・出演は、大泉洋、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、斎藤工、中村倫也、木村佳乃、小林聡美、佐藤浩市。


犬の散歩のをしていた薫風社の社長・伊庭喜之助は、犬が走りだし倒れて急死してしまいます。
薫風社の新人編集者・高野恵は、新人作家・矢代聖のチェックをしている最中訃報の連絡を受け原稿にコーヒーをこぼしてしまいます。
伊庭の通夜のあと、小説家・二階堂大作の40周年記念パーティーに向かう為、高野や編集長の江波達がタクシーを探していると、薫風社の「トリニティ」編集長の速水が通りかかり同乗して皆パーティーへ向かいます。
二階堂と直接話す機会を設けた際、速水は二階堂の小説の感想を高野に促します。
高野の率直な意見に二階堂は不機嫌になりますが、速水はほくそ笑むのです。
数日後「小説薫風」編集部では、新人賞の選考会議の際、高野は意見が却下されるどころか販売管理部への異動を命じられ意気消沈してしまいます。
ところが、その後高野が父の経営する本屋を手伝っていると、突然速水が現れ「トリニティ」を手伝わないかと誘ったのです。
その後廃刊を免れたい「トリニティ」では、速水は二階堂に連作させるというとんでもない提案を持ちかけます。
交渉の当日、待っている高野の前に速水より先に二階堂が到着してしまうのです・・・

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原作は「本屋大賞」のノミネート作品です。
塩田武士原作の映画は、「罪の声」が昨年公開し、原作・映画共に様々な賞を受賞・ノミネートされています。

塩田武士はこの映画の原作を執筆するに当たって、
「この小説は、大泉洋さんで何を書くか、というのがすべての原点なんです。」
とか。

あらすじの後から登場する、矢代役は宮沢氷魚。
日本の俳優、ファッションモデル、タレントと言う肩書です。
父はシンガーソングライターの元THE BOOMのボーカル・宮沢和史、母はタレントの光岡ディオン。
たくさんのドラマ出演のほか、映画は、
「賭??ケグルイ」(2019)の出演、「his」(2020)の主演、
「ムーンライト・シャドウ」の公開が控えています。





皆さま、お立ち寄りありがとうございます
出版社にも、騙し合いがあるなんて・・
コメント (2)
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