ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「デンマークの息子」

2021年09月09日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
今年2月公開の映画の紹介です

監督・脚本は、ウラー・サリム。
デンマーク製作の、12R指定・サスペンス・ドラマ映画です。
主演・出演は、ザキ・ユーセフ、ムハンマド・イスマイル・ムハンマド、ラスムス・ビョーグ。


デンマークの首都コペンハーゲン。
ノーディル駅近くで女性を見送った男性は、突然の爆発で呆然とします。
一年後、2025年。
『国民運動党』の党首・ノーデルはインタビューで答えます。
「一年前のテロ爆発は移民にによるもので、排斥する必要がある。」
アラブ系移民のザカリアは、仲間たちと見上げた壁に書かれている「出て行け、死ね」などの文字をみて憤慨します。
ノーデルを信奉する極右の過激派組織『デンマークの息子』の仕業で、移民たちの過激派組織は反撃し、闘争になるのです。
その後ザカリアは移民の過激派組織を訪ね、リーダーのハッサンはそれぞれの苦しみを抱えた移民たちの姿をザカリアにみせるのでした。
そしてハッサンの右腕でもあるアリと車に乗せ、ノーデルの屋敷を見せ暗殺の計画を持ちかけるのです。
決行の前日、ザカリアはアリと共に自宅で母や弟と過ごします。
アリの提案でザカリアは暗殺に迷いを持ちますが、ハッサンは認めず2人はノーデルの屋敷に乗り込むのです・・

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この映画は、近未来だけど、SFではない、
しかもタイトルから連想される、ホームドラマでもございません。
「移民問題」にも焦点が当てられた、重いけど心に残る映画です。

監督自身はコペンハーゲン出身のようですが、両親はイラク移民。
「この物語はどの国で起きても不思議でない」
と、インタビューで語っています。





お立ち寄り、ありがとうございます
ホームドラマ的な部分もあり、
ふくはじ~んとしたのでございました (*´∪`*)
コメント (2)
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