ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「そのときは彼によろしく」

2021年09月15日 | 日本映画
2007年公開の日本映画の紹介です

監督は、平川雄一朗。
市川拓司の小説が原作の、ラブ・ロマンス映画です。
主演・出演は、長澤まさみ、山田孝之、塚本高史、国仲涼子、北川景子、黄川田将也、小日向文世。


ベッドに寝ている花梨を前に、智史と佑司は思い出を語ります。
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アクアプランツショップ「トラッシュ」を経営している智史は、店を店員に任せパン屋など水槽の清掃に回ります。
自宅である医院にも寄った智史は、懐かしい写真を見つけ持ち帰ります。
その夜遅く、1人の女性が店先で待っていて住み込みで働きたいと智史に言います。
募集していないと話すも、森川鈴音と自己紹介し給料はいらないと言ってソファで寝てしまうのです。
二階に上がった智史は、写真を見ながら13年前の事を思い出します。
古いバスを秘密基地で智史は、佑司や花梨と知り合い仲良くなるのです。
働き始めた鈴音は、有名なモデルであると周りの人から教えられ智史は驚きます。
その夜飲んでいる薬をごまかした鈴音は翌朝なかなか起きず、智史は何度か呼びかけます。
そして鈴音は身につけているプリズムのペンダントを光に反射させ、智史はやっと気づくのです。
鈴音に「花梨」と呼びかけた智史は「どんかん」と返されますが、その後2人は懐かしく語り会います。
しかし鈴音は、ある病にかかっている事を智史に話せないでいるのです・・

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鈴音/花梨がかかっているのは、
『先天性中枢性肺胞低換気症候群』と言う病気です。
脳幹部の自律神経中枢の先天的な形成異常、機能不全による重篤な呼吸障害で、
睡眠時に呼吸不全を起こすのが特徴のようです。

余談ですが、主演の長澤まさみと山田孝之は、「50回目のファーストキス」(2018)で再共演していて、
プリズムを光らせるこの映画のオマージュシーンがあるんですね。

子役たちのその後です。

森川鈴音/滝川花梨:少年時 -黒田凛 (青年時 - 長澤まさみ)
タレント、リポーター、フリーアナウンサー。元子役の肩書です。
この映画では、涙を流した姿に監督が絶賛しています。
映画では、「紀子の食卓」(2006)の出演があります。

遠山智史:少年時 - 深澤嵐(青年時 - 山田孝之)
「子ぎつねヘレン」(2006)、「GOEMON」(2009)、「いけちゃんとぼく」(2009)などの主演・出演があります。

五十嵐佑司:少年時 - 桑代貴明(青年時 - 塚本高史)
「陰日向に咲く」(2008)、「鈴木先生」(2013)、「AI崩壊」(2020)
たくさんのテレビドラマの出演があります。





お立ち寄りありがとうございます
今は大活躍の俳優陣でございます
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