ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「そこのみにて光輝く」

2021年01月17日 | 日本映画
2014年公開の日本映画の紹介です

監督は、呉美保。
故・佐藤泰志の小説が原作の、R15指定のドラマ映画です。
主演・出演は、綾野剛、池脇千鶴、菅田将暉、高橋和也、火野正平、伊佐山ひろ子。


北海道、函館。
ある暑い夏の日、佐藤達夫は岩の中の血にまみれた腕の悪夢を見て目を覚まします。
その後ポストの中に一通の手紙を見つけ、達夫はポケットに入れパチンコ屋に入ります。
そこで拓児と言う若い男に声をかけられ、店を出ると家へ来るよう誘われます。
海岸沿いの拓児の木造の家には、祖父と祖父を介護する母、姉・千夏が住んでいて、帰りがけ千夏が追いかけてきて達夫と千夏は海岸沿いで何気ない話をします。
数日後達夫のアパートの外でクラクションが聞こえ、トラックから降りた松本が声をかけます。
「皆お前に会いたがってる、お前のせいじゃない」
達夫は「辞めろ」と、怒鳴るのでした。
ある夜バーで千夏を見かけ、酷い言葉をかけてしまった達夫は、その後謝りに行き千夏は達夫のアパートで一夜を共にします。
無職で一日ぶらぶらしている達夫は、自分が指揮を取っていた石材の事故を思い出すのです・・・
**********************************************
この映画は、アカデミー賞外国語映画賞部門に日本代表として出品されたようです。
※ 因みに受賞は、ポーランド・デンマークの『イーダ』でした。

日本アカデミー賞では「優秀主演女優賞/池脇千鶴」の受賞、
モントリオール世界映画祭では「最優秀監督賞」受賞、
日本映画批評家大賞では「監督賞」「主演男優賞/綾野剛」「助演女優賞/池脇千鶴」「助演男優賞/菅田将暉」など、
たくさんの賞を受賞しています。





お立ち寄りありがとうございます
菅田将暉はマルチ俳優ですな
特に黄ばんだ歯がサイコーでっせ
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「エヴァの告白」

2021年01月16日 | ドラマ映画
2014年公開の映画の紹介です

監督・脚本は、ジェームズ・グレイ。
ポーランドの移民女性が主人公の、ヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、マリオン・コティヤール、ホアキン・フェニックス、ジェレミー・レナー。


1921年、1月。ニューヨーク、エリス島。
米国の入国の手続きに、ポーランドから来たエヴァは妹・マグダと順番を待って並びます。
ところがマグダの咳を気づかれて、感染症があるか調べると言ってマグダは連れて行かれてしまうのです。
その後、叔母夫婦の迎えがないエヴァが送還送りの人々に入れられると男性・ブルーノが近付きエヴァは助けを求めます。
ブルーノは書いてある住所はでたらめと話し、自分の劇場へエヴァを連れていくのです。
劇場で舞台に立つことになったエヴァは美しさで観客を魅了し、その後ブルーノが抱こうとするとエヴァは拒絶します。
すると、ブルーノは「恥知らず!!」と怒鳴り散らすのでした。
嫌なことを強要されそうになったエヴァは劇場を去り、伯母と叔父に会う事は出来たものの結局収監されてしまうのです。
その後収監先までエヴァに会いにやってきたブルーノに、エヴァはあることを持ちかけるのです・・・

************************************************
第66回カンヌ国際映画祭では、「パルム・ドール」を争ったようです。
※ 因みに受賞はフランス映画「アデル、ブルーは熱い色」でした。

物語は、グレイ監督の父方の祖母の実体験などから着想を得ているようです。
脚本執筆の段階では、既にマリオン・コティヤール、ホアキン・フェニックスが念頭に置かれていたんだとか。

エヴァ役のマリオン・コティヤールはフランス人ですが、若干ドイツ語なまりのあるポーランド語をマスターしたんですねー。






お立ち寄りありがとうございます
いろいろな映画で、アメリカのはたくさんの国から来た人々が暮らしているのがわかってきました
コメント (2)
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「300 スリーハンドレッド」

2021年01月15日 | アクション映画
2007年公開の映画の紹介です

監督は、ザック・スナイダー。
フランク・ミラーの小説が原作のR15+指定のファンタジー・アクション映画です。
主演・出演は、ジェラルド・バトラー、レナ・ヘディ、デヴィッド・ウェンハム、マイケル・ファスベンダー、ドミニク・ウェスト。


スパルタの王・レオニダスは、生まれた時から剪定され、戦いの洗礼を受けスパルタの戦士として屈強に育てられ最強の戦士となった男性でした。
ある日、ペルシアの使いがやってきて、スパルタは奴隷として『土と水』を差し出せと言います。
するとレオニダスは剣を取り出し、
「これがスパルタだ!」
と宣言し、使いの者一団を穴に突き落としてしまったのです。
その後レオニダスは岩山に登り、戦に祝福を与える神の神官・エフォロイを訪ねますが、「闘うな」と予言されていると言われてしまうのです。
レオニダスはスパルタの民を守る為迷い、妻に助言を求めます。
間もなくレオニダスは、300人の兵士を集め、訝る評議員には目的を告げず『灼熱の門』を目指すのです。
途中の全滅した村人の姿をみて、酷い光景に途中合流したダクソスは怯えます。
しかしレオニダスは
「ペルシア軍が本当に不死か試してやる」
と唸るように叫ぶのです。
やがて目的地に着き、壁を作り終えた頃、レオニダス達は地震のような揺れを感じます。
「敵軍の足音だ、敵をここで食い止める、奴らはここで死ぬのだ!!!」

***************************************************
この映画は、セリフやシーンが様々なメディアでパロディされているようで、

「ほぼ300」(2008年製作・劇場未公開)
監督:ジェイソン・フリードバーグ、アーロン・セルツァー
出演:ショーン・マグワイア、カルメン・エレクトラ

なんて、映画まで!!

まじめな普通の続編もあります。

「300 〈スリーハンドレッド〉 ~帝国の進撃~」(2014)
監督:ノーム・ムーロ
出演:サリバン・ステイプルトン、エヴァ・グリーン、レナ・ヘディ





お立ち寄り、ありがとうございます
み~んな、筋肉隆々でございました
コメント (6)
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「幸せへのまわり道」

2021年01月14日 | ドラマ映画
2020年8月公開の映画の紹介です

監督は、マリエル・ヘラー。
ホームドラマ仕立ての、温まるドラマ映画です。
主演・出演は、マシュー・リス、トム・ハンクス、クリス・クーパー。


番組中の司会者、フレッド・ロジャースは画面に向かって
「ご近所になりませんか~~♪♪♪」
と歌いながら、ボードに貼られたドアを開け、鼻の頭をけがしているロイド・ヴォーゲルを紹介します。
「ロイドは心も傷ついている・・ロイドに会いに行こう。」
--------------------------------------
1998年。
エスクァイア誌のジャーナリスト、ロイドは前年度の受賞者で壇上でスピーチします。
帰宅したロイドは、妻・アンドレアから姉から電話があり、結婚式にロイドの父・ジェリーも出席する事になったと話します。
なんで今さらとロイドは怒り、欠席するとアンドレアに言い、たしなめられてしまいます。
姉の結婚式では、やはりロイドはジェリーと喧嘩になってしまうのです。
その殴り合いで鼻を怪我したロイドは、編集者のエレンにスポーツの怪我と嘘をつきます。
エレンはロイドにフレッド・ロジャースのインタビューの仕事を持ち掛けます。
慣れない仕事と断ろうとするロイドに、エレンは悪評がありフレッドだけが引き受けてくれたと話すのです。
ロイドがフレッドを訪ねると、気さくなフレッドは収録中なのにロイドに話しかけてくるのです。
その後インタビューをするロイドですが、フレッドはロイドの怪我のウソを見抜き、逆に質問してくるのです・・・

**************************************************
この映画は、トム・ジュノーが雑誌『エスクァイア』に寄稿した記事「Can You Say...Hero?」が元になっているようです。

原題は『A Beautiful Day in the Neighborhood』
直訳で、隣人との素敵な日々・・でしょうか。

ロイド役はマシュー・リス。
テレビドラマ『ジ・アメリカンズ』(2013年放送)で、エミー賞ドラマ部門主演男優賞を受賞しているようです。
「二ツ星の料理人」(2016)、「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」(2018)、「ザ・レポート」(2019)などの出演があります。





みなさま、いつもお立ち寄りありがとうございます
この映画のトム・ハンクスは、まるで“地”のようでございます
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「カイジ ファイナルゲーム」

2021年01月13日 | 日本映画
2019年公開の日本映画の紹介です

監督は、佐藤東弥。
お馴染み、福本伸行原作の漫画『カイジ』の映画第三弾です。
主演・出演は、藤原竜也、福士蒼汰、関水渚、新田真剣佑、吉田鋼太郎、伊武雅刀。


日々汗を流す作業の伊藤カイジは、もらった給料の少なさに雇い主にたてつきます。
直後体調を崩す女性も出る中、働けないなら辞めさせる、と女性もカイジも首を斬られてしまいます。
その後カイジが唯一のよりどころのビールを飲んでいると、男が声をかけてきます。
カイジが働く派遣業界の班長で、カイジは儲け話を持ちかけられます。
新しいギャンブル“バベルの塔”という、立てられた棒の先につけられたキャッシュカードをいち早く手にするというもので、カイジは参加します。
スタートを切った参加者が棒を登り始め、転がったふりをしたカイジは別場所の高い位置からカードを狙います。
ドローンまで出現する中、キャッシュカードをとり落として落下したカイジですが、指紋認証で無事獲得したのです。
その後、選択した条件の元東郷会長を訪ねたカイジは、同じ立場の加奈子と会います。
東郷は、闇の総理・財政担当大臣の高倉の政策を阻止する為の計画を話します。
間もなく“最後の審判”ゲームに参加する事になるカイジですが、ある団体に拉致されてしまうのです・・・

******************************************************
≪ カイジ 劇場シリーズ ≫

「カイジ~人生逆転ゲーム~」(2009)
監督:佐藤東弥
出演:藤原竜也、天海祐希、香川照之、山本太郎、光石研、吉高由里子
「カイジ2~人生奪回ゲーム~」(2011)
監督:佐藤東弥
出演:藤原竜也、伊勢谷友介、吉高由里子、生瀬勝久、香川照之。

≪ おまけ カイジ漫画 こんなにあったんだ・・・ ≫

「賭博黙示録カイジ」(全13巻)
「賭博破戒録カイジ」(全13巻)
「賭博堕天録カイジ」(全13巻)
「賭博堕天録カイジ 和也編」(全10巻)
「賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編」(全16巻)
「賭博堕天録カイジ 24億脱出編」(連載中) (現在9巻・・10巻は今年2月5日発売予定)


“バベルの塔”ゲーム



結構お気に入りの「ざわ・・ざわ・・」

お立ち寄りありがとうございます
藤原竜也君って、「バトル・ロワイアル」の頃から、変わらなくね?
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「シン・レッド・ライン」

2021年01月12日 | 戦争映画
1999年公開の映画の紹介です

監督は、テレンス・マリック。
ジェームズ・ジョーンズの小説が原作の、ドラマ的な戦争映画です。
主演・出演は、ジム・カヴィーゼル、ショーン・ペン、エイドリアン・ブロディ、ベン・チャップリン、ジョン・キューザック、ウディ・ハレルソン、イライアス・コティーズ、ジャレッド・レト、ジョン・C・ライリー、ニック・ノルティ、ジョン・トラボルタ、ジョージ・クルーニー。


太平洋戦争中のソロモン諸島、ガダルカナル島。
アメリカ陸軍の二等兵ウィットはC中隊から脱走し、現地のメラネシア人達と穏やかに過ごしていました。
すると一隻の哨戒船がやってきて、仲間と軍に戻されたウィットはウェルシュ曹長から軍法会議にかけずに懲戒部隊の担架兵にしてやると伝えられます。
間もなくC中隊は、日本軍が飛行場を作ったと情報を受け、ガダルカナル島へ上陸します。
島には既に他の隊がいて、怪我をした隊員数名を目にし、C中隊の隊員たちは緊張します。
そして広い平原をこわごわ進む中、無残な兵士の姿を発見するのです。
高地を目指すと率いているスタロス大尉は話し、前線で進むうち、次々と砲弾が撃ち込まれ兵士たちは命を落としていきます。
そんな中全体の指揮を執るトール中佐は、無線でスタロスに正面からの攻撃を命じ敵の状況を把握しろと迫ります。
状況が厳しくなる中、ついにスタロスは「服せません」とトールに言い、トールは激高して正面からの突撃をまくしたてるのです・・

******************************************************
タイトルの意味は、「狭く赤い境界線」のようです。

アカデミー賞では、「作品賞」「監督賞」「脚色賞」「撮影賞」「音楽賞」「音響賞」「編集賞」のノミネートがあります。
ベルリン国際映画祭では、金熊賞を受賞しています。

ウィット二等兵は、ジム・カヴィーゼル。
公開当時はジェームズ・カヴィーゼルだったようです。
「オーロラの彼方へ」(2000)の主演、「ハイ・クライムズ」(2002)、「デジャヴ」(2007)などの出演、
「パッション」(2004)では、イエス・キリスト役でした。




お立ち寄りありがとうございます
、敵は日本軍なのでね・・
ファイト~~!!
とは、言えませんでした・・
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≪ アップ記事 2020年1月-2020年6月まで ≫

2021年01月11日 | タイトル、インデックス
自分用と、興味のある作品を探したい方の為に作成しています
『タイトル、インデックス』
のカテゴリに入れます
タイトルをコピペして頂いて、検索頂くとヒットします、多分
気になる映画を見つけた方は、是非ご活用くださいね

邦画を赤色にしています


1/3 「リーサル・ウェポン」 
1/4 「ダイナー」
・・・「真珠の耳飾りの少女」
1/5 「ウォルト・ディズニーの約束」
・・・「湿地」
1/6 「ブラック・クラズマン」
・・・「トゥルーロマンス」
1/7 「タワーリング・インフェルノ」
・・・「NY心霊捜査官」
1/8 「ディア・ドクター」 
・・・「ダーク・プレイス」
1/9 「ロレンツォのオイル/命の詩」
・・・「ブラック・バタフライ」
1/10 「アド・アストラ」
・・・「アニー・ホール」
1/11 「キル・ユア・ダーリン」 
・・・「ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ」
1/12 「火花」
・・・「アンセイン ~狂気の真実~」
1/13 「イントゥ・ザ・ウッズ」
・・・「ブラック・スキャンダル」
1/14 「THE WOMEN 明日の私に着替えたら」
・・・「記者たち 衝撃と畏怖の真実」
1/15 「インサイドゲーム」 
・・・「レールズ&タイズ」
1/16 「風に立つライオン」
・・・「ブラッド ファーザー」
1/17 「ヤングガン」
・・・「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」 
1/18 「シークレット・アイズ」
・・・「ランナー ランナー」
1/19 「ヤギと男と男と壁と」
・・・「散歩する侵略者」
1/20 「さざなみ」
・・・「パワー・ゲーム」
1/21 「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」 
・・・「インナースペース」
1/22 「ヒッチコック」
・・・「乙女の祈り」
1/23 「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」
・・・「ヒットマンズ・レクイエム」
1/24 「ダイヤルM」
・・・「エクス・マキナ」
1/25 「誰のせいでもない」
・・・「17歳のカルテ」
1/26 「カリートの道」
・・・「ザ・ファブル」
1/27 「ザ・ワーズ 盗まれた人生」
・・・「ケース 39」
1/28 「イノセント・ガーデン」
・・・「オルカ」
1/29 「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
・・・「アガサ・クリスティ ねじれた家」
1/30 「羊の木」
・・・「コロニア」
1/31 「ジョーカー」
・・・「ブリザード 凍える秘密」

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2/1 「タイタンズを忘れない」
・・・「アバウトタイム~愛おしい時間について~」
2/2 「天国でまた会おう」
・・・「マリアンヌ」
2/3 「ミッドナイト・イーグル」
・・・「シークレット・デイ」
2/4 「エリン・ブロコビッチ」
・・・「ワン・ナイト/10イヤーズ」
2/5 「続・激突!カージャック」
・・・「フェンス」
2/6 「ブラック・ダリア」
・・・「ハリウッドランド」
2/7 「憑き神」
・・・「オレンジと太陽」
2/8 「シカゴ」
・・・「エリザの為に」
2/9 「ライフ」 
・・・「二ツ星の料理人」 
2/10 「リトル・ミス・サンシャイン」
2/11 「青い炎」
2/12 「めまい」
・・・「白い沈黙」
2/13 「8人の女たち」
・・・「トランスフォーマー最後の騎士王」
2/14 「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」
・・・「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ III」
2/15 「ブラック・ファイル 野心の代償」
・・・「キング・オブ・エジプト」
2/16 「ブラック・レイン」
・・・「アクトレス 女たちの舞台」
2/17 「ロケットマン」
・・・「オンディーヌ 海辺の恋人」
2/18 「東京島」
・・・「サムホウェア」
2/19 「ザ・ファイター」
・・・「フローズン・リバー」
2/20 「LOOPERルーパー」 
・・・「未来を花束にして」
2/21 「エクソシスト」
・・・「リチャードの秘密」
2/22 「アルキメデスの大戦」
・・・「セル」
2/23 「がけっぷちの男」
・・・「ガラスの城の約束」
2/24 「幸せの教室」
・・・「ピンク・キャデラック」
2/25 「ポイズンローズ」
・・・「ジュピター」
2/26 「誰も守ってくれない」
・・・「ディバイナー 戦禍に光を求めて」
2/27 「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」
・・・「50/50」
2/28 「モンスター」
・・・「奇跡の絆」 
2/29 「ビックウェンズデー」
・・・「パラダイス・ネクスト」

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3/1 「さらば愛しきアウトロー」
3/2 「ショート・ターム」
・・・「フォーン・ブース」
3/3 「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」
3/4 「グッドモーニングショー」
3/5 「ザ・ロンゲスト・ヤード」
・・・「ライオン・キング」
3/6 「K-PAX」
・・・「バレー・オブ・バイオレンス」
3/7 「トゥモローランド」
3/8 「アメリカン・バーニング」
3/9  「リベンジ・マッチ」
3/10 「アリー スター誕生」
3/11 「蜩ノ記」 
3/12 「エアポート'75」
3/13 「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
3/14 「ヴィレッジ」
3/15 「凪待ち」
3/16 「かげろう」
・・・「ターミネーター:ニュー・フェイト」
3/17 「ステップフォードワイフ」 
3/18 「狼よさらば」
・・・「デスウィッシュ」 
3/19 「ST 赤と白の捜査ファイル」
3/20 「ドクター・ストレンジ」
3/21 「ハート・オブ・ウーマン」
・・・「見えない太陽」
3/22 「ホース・ソルジャー」
3/23 「50回目のファーストキス」
3/24 「Dearダニー 君へのうた 」
3/25 「サウスポー」 
・・・「ポイズン あるスキャンダルの秘密」
3/26 「天国から来たチャンピオン」
3/27 「新聞記者」
3/28 「ジョン・ウィック3:パラベラム」
3/29 「ノア 約束の舟」
3/30 「ジャンゴ 繋がれざる者」
3/31 「ぐるりのこと。」

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4/1 「フラットライナーズ」
4/2 「グラディエーター」
4/3 「ゾンビランド・ダブルタップ」
4/4 「キングダム」
4/5 「道」
4/6 「マップ・トゥ・ザ・スターズ」 
4/7 「スリーパーズ」
4/8 「台風家族」
4/9 「フッテージ」
4/10 「トッツィー」 
4/11 「ドクター・スリープ」
4/12 「グレートウォール」
4/13 「楽園」 
4/14 「キッド」
4/15 「幸福なラザロ」
4/16 「シェイプオブウォーター 」
4/17 「スタンドアップ」
4/18 「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」
4/19 「海底47m」
4/20 「テン」
4/21 「ゴールデン・リバー」
4/22 「推理作家ポー 最期の5日間」
4/23 「任侠学園」
4/24 「ニ重螺旋の恋人」
4/25 「アメリカン・ハッスル」
4/26 「ライトスタッフ」
4/27 「ザ・フォーリナー 復讐者」
4/28 「散り椿」
4/29 「隣の影」
4/30 「キスキスバンバン」

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5/1 「ベル・カント とらわれのアリア」
5/2 「記憶にございません!」
5/3 「危険なメソッド」 
5/4 「真夜中のカーボーイ」
5/5 「チャーリーズエンジェル(2020)」
5/6 「ウィンチェスターハウス」
5/7 「ユリゴコロ」
5/8 「遙かなる大地へ」
5/9 「サボタージュ」 
5/10 「瞳の奥の秘密」
5/11 「エレファント・マン」 
5/12 「駆込み女と駆出し男」
5/13 「キャプティン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」 
5/14 「ノッティングヒルの恋人」
5/15 「ホテルエルロワイアル」
5/16 「ジャッカルの日」
5/17 「クリーピー 偽りの隣人」
5/18 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
5/19 「君の名前で僕を呼んで」
5/20 「市民ケーン」
5/21 「スター・トレック」
5/22 「フォードvsフェラーリ」
5/23 「小さいおうち」
5/24 「トレインスポッティング」
5/25 「ビリーブ 未来への大逆転」
5/26 「AI崩壊」
5/27 「ペット・セメタリー」
5/28 「真実」
5/29 「リンカーン弁護士」
5/30 「ソフィーの選択」
5/31 「億男」

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6/1 「チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?」
6/2 「マイ・ブラザー」
6/3 「アラビアのロレンス」
6/4 「コーヒーが冷めないうちに」
6/5 「ボーダー」
6/6 「ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊」
6/7 「エデンより彼方に」
6/8 「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」
6/9 「影踏み」
6/10 「ペーパーチェイス」
6/11 「リチャード・ジュエル」
6/12 「レナードの朝」
6/13 「マグダラのマリア」
6/14 「追憶」
6/15 「フッド:ザ・ビギニング」
6/16 「めぐりあう時間たち」
6/17 「戦争の犬たち」
6/18 「閉鎖病棟 -それぞれの朝-」
6/19 「J・エドガー」
6/20 「マイ・ブックショップ」
6/21 「ロボコップ」
6/22 「サード・パーソン」
6/23 「天空の蜂」
6/24 「ヘルボーイ」
6/25 「幸せのレシピ」
6/26 「13日の金曜日(2009年)」
6/27 「パッチギ!」
6/28 「ハンターキラー 潜航せよ」
6/29 「イヴ・サンローラン」
6/30 「シャーロック・ホームズ」
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「ニューオーリンズ・トライアル」

2021年01月11日 | サスペンス映画
2004年公開の映画の紹介です

監督は、ゲイリー・フレダー。
ジャン・グリシャム原作の、法廷サスペンス映画です。
主演・出演は、ジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマン、レイチェル・ワイズ、ジェニファー・ビールス。


ある日、勤務する証券会社のデスクについた男性は、突然廊下に銃の乱射が聞こえ、そっと廊下を覗うも犯人に撃たれてしまったのです。
2年後。
ベテランの弁護士ローアは、2年前に銃撃で夫を亡くした婦人の弁護の依頼を受けていて、相手は大手の銃の製造元企業でした。
銃の製造元企業が雇った陪審コンサルタントのフィッチは、勝訴を必ず勝ち取る凄腕で、陪審候補の素性をあらゆる手を使って調べ上げ弱みを見つけていきます。
フィッチは、候補の一人、ゲーム販売店に勤めるニックは情けに弱そうだから「却下」と判断を下します。
間もなく参加弁護士による地方裁判所で陪審員選任が行われ、弁護士が質問していきます。
カバンにビデオを忍ばせた銃企業の弁護士は、その都度フィッチの指示を覗います。
順番になって、何とか陪審員から逃れたいニックは、
「頑張ってきたゲームの大会があるから拒否したい」
と言うも、判事は国民の義務だと怒りだします。
ローアは受け入れ、仕方なくフィッチ側も受け入れるのです。
そして裁判が始まり、休憩時12名の陪審員は弁当が届かない事にいらだち、ニックの機転で外で判事と食事をする事になります。
ローアは陪審員が判事と食事なんて35年で初めてと驚き、フィッチは誰かが細工しているといぶかるのです・・

****************************************************************
なんと、原作者のグリシャムは、、
「サスペンスに満ちている映画だが、興行収入が少なかったのが残念だ」
と言ったとか。

フィッチ役は、悪玉が板についてしまったジーン・ハックマン。
アカデミー賞では、「俺たちに明日はない」(1968)、「父の肖像」(1970製作)、「ミシシッピー・バーニング」(1989)などの助演・主演男優賞のノミネート、
「フレンチ・コネクション」(1972)の主演男優賞、「許されざる者」(1993)の助演男優賞を受賞しています。
「スーパーマン」(1979)、「追いつめられて」(1988)、「許されざる者」(1993)、「クイック&デッド」(1995)あたりは全部悪玉だったような・・・





お立ち寄りありがとうございます
アメリカの陪審制詳しくないですが、フィクションも入っているようです
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「CLIMAX クライマックス」

2021年01月10日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2019年公開の映画の紹介です

監督は、ギャスパー・ノエ。
実話が元になっているという、仏・白合作のR指定18のミュージカル・ホラー映画です。
主演は、ソフィア・ブテラ。
他、演技未経験のダンサー達、ローマン・ギレルミック、ソウヘイラ・ヤケブ、キディ・スマイルなど。


1996年の冬。
ダンサーの一人の女性が血まみれの姿で雪の中を這っています・・
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リハーサルに参加するダンサーたちのインタビュー映像が流れます。
ダンスの事、アメリカ進出の事、麻薬や地獄など、答えていきます。
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廃墟の校舎に集まったダンサー達は、ダンスのリハーサルをし、終わるとパーティが始まります。
立食式でテーブルの上の果物入りのサングリアを飲んだり、食べ物を食べながら、会話やダンスを楽しみます。
1人幼い子供を連れているエマニュエルは、途中で寝かしつけます。
ダンサーたちはそれぞれ気が合う男女の話などをし、次第に円陣を組み、真ん中で1人ずつ踊って盛り上がります。
そのうち、1人の女性が踊りながら失禁をするのを見て、振付師のセルヴァが皆の様子がおかしい事に気付きます。
セルヴァは誰かがサングリアに麻薬を入れたのではないかと話し、ハイになり始めているダンサーたちは誰が犯人かと皆もめ始めるのです。
エマニュエルは子供を守る為電気室に閉じ込めますが、鍵を失くしてしまいます。
自傷する者もあらわれ、そしてセルヴァもおかしな行動をとり始めるのです・・・

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この映画は、カンヌ国際映画祭の監督週間で世界初上映されて、芸術映画賞を受賞しています。

セルヴァ役はソフィア・ブテラ。
新体操のフランス代表チームに所属していたようです。
「キングスマン」(2015)、「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」(2017)、「アトミック・ブロンド」(2017)などの出演があります。

≪ サングリア とは・・? ≫

スペインやポルトガルでよく飲まれている、フレーバードワインの一種なんですね。
赤ワインに、スライスした果物と甘味料を入れ、風味付けとしてブランデーあるいはスパイス(シナモンなど)を少量加え、一晩寝かす。
実に美味しそうなんですが、この映画の後では・・なんとなく・・




サングリア、とってもおしゃれで美味しい

お立ち寄りありがとうございます
予告を見て、「うわ~、なんかいやな映画」
と思ったものの、理由不明な魅力に取りつかれてしまいました・・・
コメント (4)
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「一度も撃ってません」

2021年01月09日 | 日本映画
昨年7月公開の日本映画の紹介です

監督は、阪本順治。
桃井かおりが阪本監督に話したことがきっかけで出来たらしい、コメディ映画です。
主演・出演は、石橋蓮司、大楠道代、岸部一徳、桃井かおり、佐藤浩市、豊川悦司、江口洋介、妻夫木聡。


ある夏。
建物内の広い駐車場で男性が射殺され、犯人は殺した男性を撮影します。
ハードボイルド作家の市川進は新聞でその記事を見、パソコンに送られてきた事件の写真や詳細を見ながら小説を書いていきます。
夜、市川の担当編集は若い部下を連れスナック“Y”に行き、『伝説の殺し屋』の話をします。
未解決事件が20件ほどあり、『伝説の殺し屋』がその解決をしていると言う話しで、市川の小説が似通っているとも話すのです。
間もなく黒ずくめの市川が現れ、担当編集者は引退するからと、部下を紹介します。
その後市川は50年来の友人、元検事・石田と元女優・ひかるの3人で盛り上がり、夜明け、分かれ際石田は市川にある仕事の話をします。
「1週間以内、報酬はいつもと同じ、自殺に見せかけて。」
数日後依頼された殺しの相手、詐欺師の森山は、自宅で死んでいるのを発見されるのです。
森山の死を確認した市川はある男性を訪ね、殺しの報酬を渡し、殺害の状況を事細かく聞きメモを取るのでした。
間もなく石田から連絡を受けた市川は、実際は殺していない市川が『伝説の殺し屋』と思われて命を狙われていると話されるのです・・・

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この映画は、ヨコハマ映画祭・2020年度日本映画ベストテン第9位にランキングしたようです。

2011年、他界した原田芳雄の自宅での飲み会の際、桃井かおりが阪本順治に、
「次は石橋蓮司主演で映画を撮って欲しい」
と言ったことが、本作のきっかけのようです。

市川役は、主演が19年ぶりと言う石橋蓮司。
出演作品は数え切れないほどあります。
近年では、「散り椿」(2018)、「半世界」(2019)、「キングダム」(2019)、「犬鳴村」(2020)、
「大コメ騒動」が公開したばかりでしょうか。






皆さま、お立ち寄りありがとうございます
映画、撮られすぎっ!! 
って思うくらい宣伝も観ていない映画もたくさんあるんですよ~
この映画もレンタル店で初めて知りました・・
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「ワーキング・ガール」

2021年01月08日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1989年公開の映画の紹介です

監督は、マイク・ニコルズ。
実に、明るく楽しいサクセス・ストーリー映画です。
主演・出演は、メラニー・グリフィス、シガーニー・ウィーヴァー、ハリソン・フォード、アレック・ボールドウィン。
更に、ケヴィン・スペイシーもチョイ役で。


ニューヨーク。
上昇志向が強いテスは、『証券マン養成コース』への参加を希望し勉強しながら勤務に励んでいます。
ところが学歴で移動を命じられることが多く、テスは人事に相談します。
担当は、新しい重役、キャサリン・パーカーが来る予定の合併吸収部の配置をテスに伝えます。
テスが秘書として仕えるキャサリンは、
「自由に発言して。アイデアは大歓迎。」
とテスに言い、装飾品を指摘されてテスはじゃらじゃらつけていた腕輪などを外し化粧を抑えるのでした。
ある日、テスは提案をキャサリンに持ちかけますが、数日後案はいいが採用にはならなかったと伝えられます。
その後スキーで骨折したキャサリンから、テスはキャサリンの家の植物の世話や仕事の事など頼まれます。
キャサリンの自宅に着いたテスは、置いてあったテープをかけながらまず好き勝手なことをします。
すると流れてきた話しの中に、以前提案したテスの案を、テスには知られずに薦めたいと言う内容が聞こえてきて、テスは憤慨します。
その後テスは、キャサリンの不在の間に案を実行する為、キャサリンが予定していたパートナー、ジャック・トレイナーと知り合うチャンスをつかむのです。
テスがジャックと約束の時間の会議に参加すると、前日酔って介抱してくれた男性だったことがわかりテスは驚くのです・・・

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この映画はニューヨークの風景が楽しめ、ワールドトレードセンターのツインタワーもしっかりと映っています。

アカデミー賞では、「主題歌賞」を受賞、
「作品賞」「監督賞」「主演女優賞/メラニー・グリフィス」「助演女優賞/シガーニー・ウィーヴァー、ジョーン・キューザック」にノミネートがあります。

テス役はメラニー・グリフィス。
お母様は、ヒッチコック『鳥』のヒロイン、ティッピ・ヘドレン、
旦那様は元夫ドン・ジョンソン、元夫スティーヴン・バウアー、元夫アントニオ・バンデラス、
娘さまは、現在大活躍中のダコタ・ジョンソンです。
「ボディ・ダブル」(1985)、「虚栄のかがり火」(1991)、「狼たちの街」(1996)、「オートマタ」(2016)などの出演があります。
昨年12月公開の「ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢」の出演は、主演がダコタ・ジョンソンのようです。




お立ち寄り、ありがとうございます
今年最初に観た映画です
大好きな映画で、パワーもたくさんもらいました  (p*・∀・)p
コメント (4)
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「ディパーテッド」

2021年01月07日 | レオナルド・ディカプリオ
2007年公開の映画の紹介です

監督は、マーティン・スコセッシ。
香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク、クライム・サスペンス映画です。
主演・出演は、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ、マーティン・シーン、ヴェラ・ファーミガ、アレック・ボールドウィン。


ボストン、数年前。
アイルランド系ギャングのボス・コステロは、カフェで少年コリン・サリバンに声をかけ、牛乳や雑誌などたくさん持たせて帰らせます。
数年後、サリバンはコステロの援助で無事に警察学校を優秀な成績で卒業し、SIU・特別捜査班に所属します。
同じく首席で卒業したビリー・コスティガンもサリバンのあと、クイーナン警部に呼ばれます。
すると側のディグナム巡査部長は、コスティガンの家族や経歴について悪態をつき始め、父親以外は犯罪者とまで言い放つのです。更に
「お前は警官じゃない、5年間別人になってもらう」
と言われ、コスティガンは耳を疑いますが、その後真の目的を話され、まず犯罪を犯して刑務所に入るのです。
出所したコスティガンは、従兄弟とつるんで売人をし、ある日コステロの片棒のいるバーでもめ事を起こします。
その後コステロ自身がコスティガンに近づき、コスティガンはマフィアに侵入する事が出来たのです。
ある日、警察はコステロの取引の現場を押さえますが、サリバンはコステロに連絡し捜査を妨害するのです。
一方、コステロの異常な姿を目の当たりにするコスティガンは、クイーナン警部に早く終わらせてほしいと話します。
ところが、SIU内に内通者がいる事がわかり、コスティガンは調べるよう言われてしまうのです・・

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この映画は、アカデミー賞で「作品賞」「監督賞」「脚色賞」「編集賞」を受賞、
「助演男優賞/マーク・ウォールバーグ」のノミネートがあります。

※ この年の「主演男優賞/レオナルド・ディカプリオ」ノミネートの作品は、「ブラッド・ダイヤモンド」だったんですねー。

タイトルの『ディパーテッド』(The Departed)は、字幕では『死者』となっています。
Wikiでは、
「分かたれたもの」→「体から離れた死者の魂」の意。「死んでいったやつら」「逝った野郎たち」
とか。

頻繁に聞こえる、f○ckなど下品な言葉は、『パルプ・フィクション』の271回に次いだ237回とか。
・・誰か、数えたんですね・・

あらすじに登場しませんが、紅一点のマドリン役はこの頃まだ無名と言うヴェラ・ファーミガ。
ケイト・ウィンスレット、ヒラリー・スワンクなどが上がる中、監督が押したようです。
この映画の後、「マイレージ、マイライフ」(2010)、「ミッション: 8ミニッツ」(2011)、「ジャッジ 裁かれる判事」(2015)、「トレイン・ミッション」(2018)などのサブメインの出演が目白押しです。







お立ち寄りありがとうございます
久々に観ましたが、面白かった~~~
一番ク○野郎は、○○○、だよね~~~
コメント (2)
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「HUNGER/ハンガー 静かなる抵抗」

2021年01月06日 | 実話をもとにした映画
2008年公開の映画の紹介です

監督は、スティーヴ・マックイーン。(同姓同名、スペルも同じですが『パピヨン』の俳優とは異なります)
北アイルランドの刑務所でのハンガー・ストライキが元になっている、実話の15R指定映画です。
主演・出演は、マイケル・ファスベンダー、リーアム・カニンガム、スチュアート・グラハム。


1981年、北アイルランドの刑務所。
英国政府は獄中の活動家(IRA暫定派)達を政治犯と認めず、それを不満とした活動家たちは囚人服を着ず、糞尿を使って抗議していました。
看守の男性の一人は、囚人を殴って赤く腫れた手を洗面所で冷やし、着替えて出勤します。
その日はギレンと言う男性が逮捕され、私服を着ることを要求しますが却下され毛布を一枚渡されます。
ギレンは素裸になり毛布をまとって、男性が一人収容されている監房に入ります。
壁には糞が塗られ、尿は廊下に流すようギレンは教えられます。
面会時間にはそれぞれ衣服が与えられ、ギレンは秘密裏に恋人から物を渡されました。
ある日廊下が騒がしくなり、収監されているボビーが連れ出され、抑えられながら髪を切られ風呂に入れられ大型のブラシで手荒く洗われます。
定期的に機動隊が呼ばれ、警棒を持って囚人たちを暴行し口の中を開けさせて隠している物がないかチェックするのです。
その日の機動隊の1人の若者は緊張しながら参加し、あまりのひどさに涙するのでした。
その後ボビーは、活動の協力を申し出ている神父と面会し、今後のハンストについてじっくりと話をするのです・・・

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この映画は、カンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を受賞しています。

タイトルは、「ハンガー・ストライキ」と、自身のプライドと人権を取り戻そうとする「渇望」も示しているようです。
映画の内容のテレビ放送が、当時11歳だったマックイーン監督の目に焼き付いていて、撮影を熱望していたんだとか。

ボビー役のマイケル・ファスベンダーは、この映画の為に『突貫工事ダイエット』を行い、アイルランド人記者にかなり心配されたようです。

≪ 北アイルランドの刑務所のハンガー・ストライキ 豆知識 ≫

1920年に北アイルランドが成立、英国内で自治を行う。
1960年代末に北アイルランド紛争が始まる。
1972年の「血の日曜日事件後」で自治は停止、英国政府の直轄統治となる。
武装組織の活動で逮捕・起訴され有罪となった者には、刑務所内で「特別カテゴリー(囚人服を着なくていい、など)」が認められる。
その後政権が変わり、「特別カテゴリー」が廃止になり、囚人たちの抵抗や、看守の暴行が頻繁になる。
1979年、マーガレット・サッチャー政権が発足。
囚人たちは「5つの要求」をし、ハンスト入りした。

「5つの要求」
・囚人服を着ない権利
・刑務所作業を行なわない権利
・他の囚人たちと自由に交流し、教育・娯楽のための活動を組織する権利
・1週間に1度の面会・手紙・小包の権利
・抗議行動を通じて失われた刑期短縮の完全回復

映画は、この後の事のようです。




お立ちよりありがとうございます
他国内の紛争は、やはり実感があまりつかめず・・
豆知識はほぼ、自分のためのものでございます
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「君の膵臓をたべたい」

2021年01月05日 | 日本映画
2017年公開の日本映画の紹介です

監督は、月川翔。
住野よる原作の、多くの人に捧げたいヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、浜辺美波、北村匠海、北川景子、小栗旬。


高校教師の“僕”は、職員室の席に着くと引き出しを開け『辞表』の封筒を確認します。
ところがその日、老朽化で立て直すことになった一棟の図書室の担当を伝えられ、“僕”は迷いながらも図書室に入ります。
そして、分類に手間取る生徒に指導しながら、“僕”は、12年前の女子生徒・桜良との日々を思い出すのです。
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高校生の頃のある日、1人で過ごすことが多い“僕”は図書室で明るく笑う桜良と偶然本の話をする機会がありました。
「君の膵臓をたべたい」
突然口にした桜良は意味を説明し、“僕”に一冊の本を読むように渡します。
その後、病院に盲腸の通院に来た“僕”は、落ちている文庫を拾い上げ広げて見ます。
『共病文庫』とタイトルされた本は、数年後に死をむかえる日記でした。
更に本を探しに来た持ち主は、同じクラスの桜良で、しかも明るく会話する姿に“僕”は驚くのです。
その後、学校で余命について話した時桜良は、
「君に、残り少ない私の人生の手伝いをさせてあげる」
と“僕”に言い、いろいろなところに付き合わせるのです。
ある日桜良が、親友の恭子と1泊すると親に嘘をつき、“僕”を連れていった場所は高級ホテルのスウィートでした。
そこで桜良は、あるゲームを“僕”に持ちかけます・・・

**************************************************
“僕”役は北村匠海(きたむら たくみ)。
ダンスロックバンド・DISH//のリーダーのようです。
「沈まぬ太陽」(2009)、「重力ピエロ」(2009)などでは幼少期の出演、
「勝手にふるえてろ」(2017)、「十二人の死にたい子どもたち」(2019)などの出演、
「とんかつDJアゲ太郎」(2020)、「さくら」(2020)などの主演があります。
「砕け散るところを見せてあげる」、「東京卍リベンジャーズ」が、今年公開予定です。





お立ち寄りありがとうございます
タイトルで躊躇して、今頃観た次第です・・
いい映画でした
「思い込みは良くないぞ!」
と、改めて自分に言い聞かせたのでございました・・
コメント (12)
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「ミツバチのささやき」

2021年01月04日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
1985年公開の映画の紹介です

監督は、ヴィクトル・エリセ。
スペイン製作(1973年)、スペイン内戦の終結直後のドラマ映画です。
主演・出演は、アナ・トレント、イザベル・テリェリア、フェルナンド・フェルナン・ゴメス。


1940年頃、カスティーリャ(スペイン)のオユエロス村。
幼いアナと姉のイザベルの父は養蜂場を営んでいます。
ある日映画のトラックがやってきて、子供たちは大はしゃぎします。
映画が始まる夕方の公民館に、アナもイザベルとやってきます。
「世界一凄い映画、『フランケンシュタイン』が始まるよ」
男性が説明を終えると、『フランケンシュタイン』が始まり、皆見入ってしまうのです。
その夜、ベッドの中でアナはイザベルに映画館で聞いたことを繰り返します。
「どうして怪物は少女を殺したの?怪物は殺されたの?」
イザベルは、
「映画だから本当は2人とも死んでない、怪物は精霊だから友達になれば話が出来る」
と言い、更に
「目を閉じて話しかければいい、私は会ったことがある」
などと言い、アナは信じてしまうのです。
翌日2人は井戸のある廃屋に行き、イザベルはここに精霊がいるとアナに話すのです。
その後、アナは1人で廃屋に行き、井戸の中を覗くようになり、ある日怪我をした男性を見つけるのです・・・

*************************************************
主な登場人物は、役者の実名と同じようです。
当時5歳の主人公役アナの混乱を避ける為だったんですね。

劇中に登場するモノクロの映画「フランケンシュタイン」は、日本では1932年公開です。
監督はジェイムズ・ホエール、
出演はコリン・クライヴ、 メイ・クラーク。





「フランケンシュタイン」(1932)

皆さま、お立ち寄りありがとうございます
名作と言われるこの映画、実は初めて見た次第でございます・・(∩。∩;)ゞ
コメント (4)
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