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展覧会委員をさせて頂いており、今日は早朝からのスタートでした。役員の方々の手際の良い進行で、余裕をもっての4時前での終了となりました。それぞれの一年間の力作揃い、圧巻です。年々レベルも上がり、のんびりしているどころではありません。今年の反省点をエネルギーに・・・といった心境です。120人以上の会員の他一般の参加も数十点、益々勢いを増す肖像画展。
白日会会長、日展理事長でもあられる超多忙の中山忠彦氏をお招きしての審査会場。日本画壇の頂点に位置する中山忠彦氏と同じ会場に同席できることは感謝です。
大変内容のあるご講評を頂き、皆さん真剣な面持ちで聞き入っておりました。
肖像画の傾向も昨年、今年と中山忠彦氏の助言からか、絵画的傾向が色濃く要求される方向が見えてきています。仕事としての肖像画とは別な要素が加味されることが重要な評価のポイントと捉える事を教えられたような気がしています。
これらのことは絵が好きな人にとっては、本来あるべき姿で原点回帰なのかもしれません。もう一度自分の世界を表現するというところへ戻れということですね。
肖像画としてお客様に身近に接する感覚と、ちょっと芸術的な云々といった世界での狭間を埋めるのではなく、それらを分け隔てた感覚を同時に兼ね備えることの重要性を感じずにはいれません。同時に芸術性の前に、お客様あっての肖像画家、お客様中心の肖像画家的スタンスは忘れないように努めたいと思います。
肖像画教室で勉強されている方たちにも今回出品して頂いております。無事皆さん入選!おめでとうございます。いろいろな刺激をそれぞれに感じていただけると思いますし、一番の勉強の場になるのではないでしょうか。次から次へと目の前に分厚い課題が立ちはだかりますが、彼らの今後の飛躍が楽しみです。
こういった環境に飛び込むことで人は成長すると思っています。肖像画教室では皆さんをバックアップしていきます。結果的には私自身も成長させていただいております。
7月27日が飾り付けになり7月28日から8月3日までの開催になります。
肖像画のお問い合わせは
0120-945-655
肖像画が初めてといった方 HPで内容を分かりやすく掲載しております。