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吉田肖像美術
昨日車で移動中のことです。ある局のラジオ番組に思いのほか反応してしまいました。何方か一般リスナーからのご意見を紹介していました。今の世の中のことを心配したご意見だと思いますが、今の”若い方に頑張ってほしい”。将来の日本がよくなるように”若い人に頑張ってほしい”。この繰り返しが多く、MCまでこのような優しい思いやりのある人が多いんですね。といった感じです。その方は若い人という一括りの対象に何を期待したいのでしょう?お幾つくらいのどんな時代を過ごされてきた人か分かりません。他人を批判する資格もつもりもありませんが、自分のできることを放棄したかのような言い回しは狡くさえ思えます。憤りさえ感じます。お年寄りこそ頑張ってほしいものです。(間違いなくみんなが社会を構成している一員ですよ~。)というか一人一人が頑張ること、頑張ってくださいと他人にいうより「私は頑張っているから、あなたこそ頑張りなさい!」と若い人にいうようになったらいいのになぁと感じました。今年は頑張ってくださいという言葉が多く飛び交った一年だったかと思いますが、頑張っている人に頑張ってという言葉の功罪相半ばすることにも気付かされた年だったと思うのです。とにかく他人のこと以前に自分が頑張って目の前の課題に、逃げることなく立ち向かっていくこと。これは年齢に関係ないことで、「今の若い人は、云々」は昔から脈々と言われてきたことです。今の人生の先輩が頑張っていれば自然に伝わっていくものだと思います。若い人に期待するなどとは、いったいどういうことか、情けないことを言っていては良くありません。人間人生の終わりは必ず来ます。加齢すれば若いときのような体力はなくなりますが、それを補うのは精神力ということになります。年を取ったからと人生を社会を粗末に扱うことがあってはいけませんよね。若い人に見せることができるのは蓄えた経験と精神力、今まで鍛えてきた心の筋肉を見せつけるくらいでなくては面白くありません。(ここに老年の仲間入り近い自分がおりましたね。)
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若い時には、今の自分の年代くらいの人には人生経験を積んだ大変な大人と思っていたものでした。現在のこの年代になればはなはだ未熟者と言わざるを得ない自分がおります。これはいったいどうしたものかこれも脈々と受け継がれる若い人と言われる世代との距離感でしようか。若いときは”お年寄りは人生を知り尽くした人、悠々自適な年金生活”なんていう感覚がありましたが、現実は違う時代になってしまいましたね。日本の昔からお年寄りを敬うという当たり前のことが、自由主義、核家族などと・・・。今思えば戦後70年占領軍の思想改革が始まりその効果は丁度三世代くらい経た現在の日本に顕著に良きにつけ悪しきにつけ浸みわたりました。歴史的に人類の人口が飛躍的に伸びた時期があったそうです。それまでは父親は外へ食料を求め、母親は家事に忙しく子供に目が届かなかったようです。その結果事故に合ったり病気にかかったり、子供の生存率が低かったようです。ところが三世代で暮らしたはじめた頃から、生存率が高くなり結果人口も増加したそうです。おじいちゃんは両親の目の届かないところでお孫さんに生きる知恵を学ばせていたからといいます。その頃お孫さんは祖父母を老人としてではなく人生の大先輩として敬っていたと思います。ここでいうおじいちゃんおばあちゃんは若い人から見れば”年寄り”ということです。何を言いたいのか・・・、何となくわかっていただければ嬉しいです。(何を書きたいのか墓穴を掘りそうで、これで終わり。)
夕方は新宿東急ハンズへ、沢山の人で混み合っていました。

