あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

生駒縦走 約13キロ

2011-09-13 18:13:15 | 生駒山

 

2011.09.10(土)

 
暫く歩いてないなぁ~~
 
台風12号の影響でバスハイクも中止になったし
一人で行けるところはないだろうか、、、思案して、、、
出発は遅れ9:30を回った
 
とりあえずサイを振ってみた
 
足は近くの地下鉄の駅に向いた
地下鉄に乗って、携帯と財布を忘れたことに気付いた
乗り込むのは、スルッと関西カードだったのでうっかりした
 
帰るのもシャクだし、小銭入れにワンコインが14、5枚入ってる
 
幸いなことに、「てくてくまっぷ、生駒縦走コース」がリュックに入れてある
 
壊れかけのデジカメもある
 
もう、迷う事無く近鉄電車ですね~~
 
着いたのは、生駒駅
ここからケーブルに乗り換えて宝山寺駅まで乗車
 
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宝山寺さんに立ち寄り
現世利益を願う人々に混じって、ご本尊の不動明王様に御参り、、、
納経所で「おろかもの」という、ご本に出会い有り難くいただく
 
前書きに
 
楽しい思い出 悲しい思い出
夢がかなう時心がなごむ
願いがかなう時心が安らぐ
悩みがある時心は騒ぐ
 
忘れてしまうその時を
老いて行く人への思いやり
必ず来る次は私
 
の、言葉を胸に山門を後にしてケーブルの起動横の山道を登る 11:00
 
 
 
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結構急な登りだ、山頂から下ってくる人には会うが登って行くのは今のところ
少し先を行く若い二人とワタシだけ
 
一昔前まではドライブウエーを利用して人気の山上への駐車場は一台も停まっていず
山頂以外は閉鎖されているのだろうか?
最後の階段を登りきってケーブルの終着駅、生駒山上駅に着く
一気にケーブルで上がれば宝山寺線と山上線を乗り継いで12分ほどで到着のところ
宝山寺から45分もかかった
生駒山頂は642m
山頂には遊園地があり土曜日とあって家族連れが沢山訪れていた
 
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駅を左に遊園地を右に見て間を縦走して行きます
 
 
 
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山頂は各テレビ局の鉄塔が立ち並んでいます
 
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やがて舗装道路を離れ縦走路らしい山道を下り、辻子谷・摂河泉展望コースの分岐です
ここは縦走路をそのまま進みましょう
 
 
 
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アスファルトに比べれば鼻歌が出そうなくらい軽い足取りです
でも、暑い~~
 
 
 
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信貴生駒スカイラインを横切って展望所にやってきました  11:45
自販機もありました
 
なんだか、霞んで眺めはイマイチ、、休憩にはちょっと早いのでとっとと過ぎます
 
 
 
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下りかけた藪に薄紫の可愛いお花
 
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あら~~、ちょっと気味悪い~~昼なお暗い笹薮のトンネル
走って通り抜けます
 
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小気味良く下って行くと少し平坦な道になりました
おや?木漏れ日に何やらオレンジに輝く物が、、?
走って行くとまぁ、綺麗ですこと
 
 
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たったひとつ咲いた~~♪
などと一人でスキップしながら大きなお地蔵様を安置している地蔵堂までやってきました
 
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外にも三体の可愛い涎掛けのお地蔵様
 
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程なく下って暗峠(くらがりとうげ)に着きました
ここは人家もあり峠の茶屋もあります
大阪の中心部と南都・奈良を結ぶ最短路として古くから栄え
初瀬や伊勢への参道で当時を偲ぶ石畳や道標・石仏が残っています
 
 
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民家のおじさんが「暑いのによう来たね、どこから来たん?」と話しかけてくださいました
 
 
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茶屋にて休憩、と思って足を向けたら沢山のトレランの男女が入っていったので止めにしました
 
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暫くまた急な坂道を登って東屋の休憩所に着きましたのでお昼にしましょう 12:20
 
ユニークなおっちゃんが50ccのバイク(新聞屋さんのみたいな)に荷物を積んできたのか
小屋のベンチに広げて歯磨きをしていました
話をさせてもらっているうちにハーモニカを取り出して「昴」を演奏してくれました
おにぎりをパクついてると、あの山上駅のところで見かけた若い二人連れがやってきました
「さっき見かけましたよ~、何処まで行くのですか?」と話しかけると
ワタシと全く同じ「てくてくまっぷ」を見せて「高安山まで、元気が残っていれば信貴山まで」
との返事
「う~~ん、今の時間からは信貴山は無理かもね、、ま、若いから頑張ってね、、、」
と言葉を交わして一足先に出発です   12:45
 
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暫く雑木林の中をくねくねと下ってはスカイラインの側道になり小さなピークを登っては下りしながら歩く
 
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鳴川峠のあたりからキノコのオンパレード
 
沢山あり過ぎて暫し足が止まる
 
 
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起伏に富んだコースを自在にトレランを楽しんでいるオジサン、真っ黒で逞しい体
「こっちから後でそのコースに合流するよ、後でね~~」と下って行く
そんなぁ~~、喘ぎながら登るワタシがとても出会えるはずもないが、「それでは~」と分かれる
 
 
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何度も何度もスカイラインの側に出るので
「「歩行禁止」」でも歩きたくなってくる
 
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またまたキノコや小人のキノコの家に出会う
白雪姫がお昼寝してるかしら?と覘いたがもぬけの殻だった
 
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木製の階段道を登っては尾根道を歩きようやく
{{鐘の鳴る丘}}展望台に到着
鍵掛けのリングもあって恋人達の丘のようです
 
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展望台の上に立って北に生駒山上を望み南にはるか南都から吉野、更には十津川から熊野へ
祈りの鐘を鳴らします
 
 
                        小さく見える鉄塔群のところから歩いてきましたよ
 
                                     約9キロ
 
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南都へ向けて
 
 
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何組かの中高年の方も鐘を鳴らしに車で上がってこられました
お昼の休憩時に一緒になった若い二人はまだ追い抜いていきません
彼らもしきりにここの鐘を撞く事を楽しみにしていたんですが
待つことはあきらめて先へと行きます
 
十三峠の由来となった十三塚石標へと向かいます
スカイラインを跨ぐ歩道橋を越えて登りに差し掛かったところで
左足の太腿が突然痙攣し始めました
水分の摂取を確認するとお昼の休憩をしたにも拘らず
たったの200ccほどしか飲んでいないようです
とりあえず、ビタミンウオーターの残り300ccを飲み干し、凍らせてきたQooオレンジも一気に飲みます
暫く、立ち止まり塩を舐めてやり過ごします
直ぐ下にはスカイラインを車が走っています
 
老廃物を身体から放出した方が良かろうと誰も見当たらないので「お花摘み」に行きます
なんとか、治まりましたのでゆっくりゆっくりと歩を進めてようやく十三峠に辿り着きました
 
 
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小さなお地蔵様に「なんとか高安山まで無事に歩かせてくださいね」と願掛けて歩きます
 
 
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スカイラインに沿って道は登り下りします
下りは楽ですが登りになると右の太腿も攣ってきました
一ケ月も歩かないとこんな低山の縦走でも足が悲鳴を上げてしまうんですね~
普段から歩いて大腿四頭筋を鍛えておかないとダメです
 
奈良県平群(へぐり)駅へのエスケープルートですが
ワタシの帰路には回り道になってしまいます
なんとか高安山まで歩いてケーブルで下山しなければ、、、
 
 
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名も知らぬ花が励ましてくれます
 
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草に覆われた縦走路は疲れた足には少し辛くなってきました
 
大きなアンテナのある基地は航空保安施設、立入禁止です
 
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ときどきこんな看板にビクつきながら、まだ昼間だから大丈夫さと気配を確かめながら登ります
 
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少しだけスカイラインを歩かせてもらい奈良県平群町と大阪府八尾市を跨いで見ます
 
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車の進入禁止のゲートをすり抜け
 
 
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宗教施設の横を石垣にもたれながら一歩ずつ坂道を登ります
 
 
 
やっと高安山への山道に入りました
気持ちの良い雑木林の広い道にになりなんとか足も持ちこたえて軽くなりました
 
高安山487.5m
かつて高安城があったと思われるところには
大阪管区気象台のレーダー観測所が建っています
 
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回り込んで雑木林の広い縦走路は大きな木の袂に橋がかかって程なくケーブル駅に到着です
 
 
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この道って自転車走ってもいいのかな?
「こんにちは」と挨拶したらちゃんと挨拶返ってきたけど、、、、??、、
 
 
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15:20  なんとかケーブルに乗って下山です
 
 
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毎日、少しでも歩いていれば信貴山まで縦走できたかな、、と心残りな一日でした
 
小銭入れのワンコイン2枚とスルッと関西カードのお陰で
生駒縦走コース、約13キロ完歩出来ました
 
 
 

希望の鐘

2011-09-10 18:55:40 | 生駒山
希望の鐘を鳴らしに
大阪生駒山から高安山まで縦走してきました
 
ここ1ヶ月全く歩いてませんでしたので大変でした
 
 
なんとか鐘の鳴る丘の高台に立ち南へ向けて祈りの鐘を鳴らしてきました
 
 
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               霞んでしまって葛城、金剛、紀泉高原はぼんやりとしか見えません
 
 
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            そしてはるか南の雲の下のまた向こうでおきた甚大な被害に会われた方々や
       
       犠牲者の方々のご冥福をお祈りするとともに、必ずや復興して元気な熊野が蘇りますように
 
 
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                       そして、今日はこんな言葉をみつけました
 
 
             忘れてしまうその時を
                 
            老いて行く人への思いやり
                    
               必ずくる次は私
 
 
 
                 縦走のスタート地の生駒の聖天さん(宝山寺)で
                 戴いた「「おろかもの」」という本の前書きにありました洲崎 智津子さんの言葉です
                         著者は洲崎さんの養父の辻尾 正治さんです
 
                ご自由にお持ち帰りくださいとありましたので頂戴してきました