初春の寿ぎを申し上げます
皆様におかれましては恙無く新年をお迎えのこととお慶び申し上げます
当ブログはまだ冬眠中ですが
無事に新しい年へのステップを踏んでおりますことを手短にご報告させていただきます
(なんちゃって登山日記です)
2013.01.03 (木)
年末にお誘いを受けていた山、愛宕山に登って参りました
前夜になってようやく集合時間、場所の連絡が入る
着替えとお湯&ミニカップラーメン必需でJR山陰線保津峡駅8:20集合
みけさん行きますか?・・・・牛さんのお守で無理!
残念~~♭
遅寝早起きで必死で目的地へ走るが何故か時間が経つのが早い
阪急電車からJRへと乗り換え京都駅に着いたのは8:15
送信・・・・・ゴメンナサイm(--)m
間に合いません、先に登ってください、多分追いつくことはないですが・・・・・--;
返信・・・・・・‘待ってます’
8:26発の亀岡行き普通列車に乗って遅れること30分
保津峡駅で3人待ってくれてました
後の参加者7人は先にスタートして途中で待っててくれるようです
先にスタートして待ってくれてる人たちに申し訳ないので
今日のリーダーのNさんの後を必死で歩きます
Nさんが橋を渡って道の分岐で帰りはこちら(右から)から戻ってきます
と説明してくれますが写真など撮ってられません
左へ直進して車道と並行する旧道を小川に沿ってずんずん進みます
川を渡って左へとれば「明智越」
ここだけはしっかり記憶に留めるとともにカメラにもこっそり
だってね^^
「敵は本能寺にあり!」と亀山城から老ノ坂峠とに分かれて京都へ反旗を翻して行った道らしい
とにかく急げ急げ、駅で待っててくださった3人さんと一緒に一休みもせずに
先発隊の待つ水尾のバス停に到着 9:30
水尾は柚子の里として京都では知られているところ
休憩所にはトイレもあり、ここでやっと一息
先発隊の方たちにひとしきり誤って水分補給
全員揃ったところで出直しのスタート
古くから京と丹波を往来する街道の要の里だったようです
かなりの急傾斜の柚子の里水尾の集落の登山口から山道へと入ります
登山道は幅員も広く歩きやすいですが植林の中で展望はありません
それにかなりの急坂
尾根を巻くように登るので前方が平になったかと思い足を速めても続く登り
案内板のあるところでたまらず小休止 10:10
ようやく水尾分かれに到着 10:40
ここまでちょっとここのところの冷え込みで期待してた白の世界は全くありません
辛うじて道の脇に霜柱が出来ている程度、寒くも感じません
表参道と合流して上り始めると冷たさが感じられるようになり脱いでいた上着を羽織ります
花売り場を過ぎて黒門に着くあたりから階段を登るために踏み込む足の脹脛が痙攣
一段一段引き上げながら苦しい登り
なんとか灯篭階段までやってきました
あと一息で愛宕神社本殿です
本殿に到着しました 11:25
いつもは神仏にお願いなどしないのですが丁寧に祈ります
お参りを済ませて休憩小屋の薪ストーブにあたり冷えた体を温めます
沢山の人が休憩していますがワタシ達11人が入ってもまだ余裕がありました
ここでは食事はご法度ですから参道を下ることにします
境内のあちこちの水溜りは分厚い氷が張っていてストックでつついても割れません
皆さん山頂三角点にはこだわらずどんどん下って行きます
お昼の時間に合わせてか、まだまだ表参道から沢山の人が登ってきます
かなり疲れている人や軽くランニングのような人も
パパに抱っこされて元気に掛け声かけてる僕も、背中は曲がっていても矍鑠した足つきの御仁も
登る時は下る人が羨ましかったけど今度は逆に「ようお参り~、こんにちは~」と声をかける
先程の水尾分かれの小屋まで下ってきて誰も休憩していないのでお昼にすることにします 12:00
先ずはTさんが担ぎ上げてきた「にごり酒」で新年の乾杯~~~!
お腹がペコペコですのでリーダーのNさんやTさんがお湯を沸かして
カップ麺の勢揃い
中には愛妻弁当も大和の柿の葉寿司も並び皆でワイワイとランチタイム
仕上げはコーヒー屋さんのWくんがこれまた担ぎ上げて入れてくれる本物
じっとしていると手が悴んで片方ずつ手袋を外してはつけしながら楽しいランチタイムも終了
小屋を一時占領してしまいましたがコーヒーの香りのお裾分けで元気に皆さん山頂目指して行かれました
ワタシ達はここから表参道を下って帰路にします
前回、愛宕山に登ったときは五合目休憩所から別ルート(索道道)だったので初めて歩く道です
結構な階段や岩道が多く大晦日の千日参りの人出を想像すると大変なことだなと感心
京の都は僅かに一箇所、目視では京都タワーも良く見えたのですが
階段はしんどいね~、まだまだかな~?とつぶやきながら休憩小屋、茶店跡などを過ぎて
皆一様に膝がもう笑うよと言ってる間に「お助け水」まで下ってきた 13:45
やっと階段も終わり索道の軌跡を見ながら下ると赤い鳥居
無事に清滝へと下山です 13:50
山頂の気温は-6℃、ここの気温は4℃
暖かくさえ感じます
ここからバスで帰ろうよと弱気発言もありますが無視
渡猿橋(とえんきょう)を渉って直ぐ清滝川に沿った東海自然歩道をテクテク
途中から鈴峡と名を変えて下る様は見事です
コーヒー屋のWくんは脇目もふらず先頭を黙々と歩きます振り向くこともしません
沈下橋のところでストップをかけて後続を待つことにします 14:15
Wくんかなりオーバーウオークだったのか堰堤のコンクリートに伸びてしまいました
あれ?案内板を見ると点線で愛宕山の標示もあります
もう一度登ってくる人~、さすがに誰も手を挙げません
14:30 橋を渡ってラストスパート
落合橋を渡ってトンネルを潜って
<トンネルは出口は小さいものよのう>
四国の遍路歩きの時の明かりの無い隋道の案内板を思い出しました
今日は11人で歩くので走らなくてすみます
トンネルを抜けると、んんん???川の流れが逆になった????
やがて水を湛えた川にかかる吊橋の向こうにトロッコ列車の保津峡駅舎が見えてくる
車道は少しカーブして緩やかな登りとなり見えてきたのがゴールのJR保津峡駅
保津川(下流になると桂川)に架かる鉄橋にホームがある
15:00 鉄橋のホームから登ってきた愛宕山を今一度望む
白い物は無かったけど山頂はやはり冷えて寒かったなぁ
あらら、なんだか怪しい雲が覆ってきたようです
明日は雪かも・・・・・
直ぐに列車が入ってきて「丹波口」まで乗車
近くのスーパー銭湯で入浴
場所を変えて新年会へと、のつもりが時間が早すぎてお店がまだ開いておらず
スーパー銭湯の食事どころで新年登山の打ち上げ
飲みもの代だけは各自支払って後の食事代は男性全員で
今日だけは声を大にして「女性です」「ごちそうさま~~」
それでは乾杯~~~!!
新年早々、大遅刻したにもかかわらず優しく言葉をかけてくださり
久々の歩きで、あ~しんど~とへこたれてしまったワタシを励まして同行していただいた皆さん
本当に本当にありがとうございました
本年はなかなか山や歩きに出られそうにありませんが
なんとか都合をつけて出掛けたいと思いますので
またお誘い下さいね~
※ワタシの日記ですのでたまに出掛けたり気分が向いたら書き込みます
勝手きままですがごらんいただきありがとうございます
こんなワタシですが本年もたまにはお付き合いくださいませね