2017/07/10 (月)
鹿児島滞在3日目
今日は平日で誰も遊んでくれなさそうだし予定もないのでホテルで待機
お天気はイマイチはっきりしないけどつまんないから行っちゃいますか
もう一便早いのに乗ったら余裕だったろうけどぐずってたから仕方ないやね
という訳で霧島にバスでやってきた
岩崎ロイヤルホテルでえびの高原行のバスに乗り込んだら後部座席がとても賑やかだ
しかし乗客は私と後ろの娘さん達とで計4人
大浪池登山口で降りたら娘さん達も同じ様に降りてきた
今にも降りそうなこんな日に山に来るなんてと思っていると
たどたどしい日本語で「ハイキングですか」と聞かれた
どうやらお嬢さん方は日本人ではなさそうだ
はいそうですよと答えると嬉しそうに一緒に行きましょうと来た~~
困ったな、日本語があまり通じない
11:00
まぁしゃぁない、一人で歩くよりは楽しいかと一緒に歩き始めた
シャロンさん、カカさん、シェリーさん
笑顔が素敵な娘さん達
出足から写真撮影の始まりだ
登山口から少し入ったところで
タマゴタケ発見!!
彼女たちに説明したくてもマッシュルーム エッグとしか
もうタマゴタケと言うしかない
各々大喜びでカメラに収めていた
立派なウスタケも出てる!
説明のしようがないーー;
キノコで押し通す
時々雨がパラつき殆ど視界がない石畳の登山道を緩く登って行く
今度はピンクのギンリョウソウ
ワタシは一人興奮するがなかなかゆっくりと撮影はできない
キノコと霧の中の木立しか見えないのに彼女たちは実に楽しそうだ
聞けば香港在住で鹿児島への直行便で宮崎と鹿児島の旅に来たラン仲間だそうだ
今朝、鹿児島のホテルを出てワンデイチケットで列車とバスを乗り継ぎここまでやってきたとのこと
宮崎は高千穂峡に行ったが雨で船には乗れなかったようだ
青島と鵜戸神宮も行ったそうだ
11:50
大浪池の周回分岐に着いた
こんな天気なので登山は無理!
大浪池周回で帰りましょうと説得するがえびの高原までは行けないのかと迫る
暫し考えて山麓線のハイキングなら何とかなるかと一緒に行くことにした
左回りの周回路へ登り始めると自衛隊員さん達が下山して来られた
こんにちわ~
と挨拶してスライドする
ジャパニーズ レンジャーとしか説明できない(笑)
あ~~半世紀前に真面目にイングリッシュ勉強するべきでしたーー;
周回路に入ると道がぬかるんでいて足元注意の呼びかけをしながら進む
何度か自衛隊員さんたちとスライド
早朝から韓国登山したのかな?
香港ガールさん達はどこまでも明るく歌いながらの行軍
ワタシにも日本の歌を唄ってとのせてくる
山に来てるのに海の歌しか思い浮かばない
山男の歌を思い出した
ちょっとしたリズムがいいのか受けた
サクラはなんと歌詞が続いて出て来ず~~><;
キヨスミウツボだ!
すかさず写真に撮る
花が少なくてヤマボウシを見つけて説明するが秋に赤い実になることを伝えきれない
五月にはミヤマキリシマで満開になることも
あ~~じれったい!!
12:50
そうこうしていると韓国岳への登山道分岐までやってきた
晴れていればあとわずか登ったら山頂だけど今日はパスですよ~
カカさんは少し進んで見てきたようだ
彼女はランより登山が性に合ってるのだと話してくれた
行きますよ~~山麓ハイキングコース
えびの高原まであと3km
休みなしなら一時間で着きますよ
少しのアップダウンを繰り返しながらタツナミソウやツルアリドオシを観察して進む
かわいい花がペアだと言って喜んでいた
アイムハングリ~~とのこと
途中で滑って泥んこになったカカさんと靴擦れの出来たシャロンさんの為にも休憩
しかし、ワタシのザックには行動食と飴玉しか入ってない
彼女たちは丸尾温泉で乗り継ぎのバス待ちの時に買った温泉タマゴ2個とサツマイモ半切れ
それにお国のお菓子
仲良くワタシの分まで4等分してくれた
座る場所はあってもびっしょり濡れているので立ち休憩で済ませて
霧の林を抜けて行く
時に木の根道の下りでハラハラ
気持ち良い林のトレッキング
やがてアカマツ林の平地になりシェリーさんが元気づいた
先が見えたからだ(^^;
キノコ、キノコと口をついて出る
残念~~松茸はないです~(笑)
14:20
あっという間にえびの高原の車道に出ました
こんな日ですから通る車もほとんどありません
車道脇をてくてくバス停のあるえびの高原駐車場へと歩きます
ほとほとに彼女たちはお腹が空いたようで先ずお蕎麦で腹ごしらえ
おそばにトッピングしていただきまぁ~す
セルフサービスなので注文時に支払いをしようとすると
カカさんがダメとワタシに支払いをさせてくれませんでした
香港からのお客様にごちそうになってしまったのであります
この後のコーヒーも同じくでした
バスの時間は16:00
まだ一時間もあります
お土産屋さんを覗いた後はぬる~い足湯で汚れた足を清めます
4人で一緒にカカさんのスマホでの自撮り棒撮影
やがて16:00発の山麓線周遊バスがきて乗り込んで丸尾温泉まで
ここで別れるつもりでしたが彼女たちのプランと同じ手段でワタシのホテルまで帰るのが楽だと判り
一緒に帰ることにしました
JR国分駅から鹿児島中央駅へ向けて列車に乗る
丁度通学の下校タイムですかさず席をゲット
途中の最寄りの駅でお先に
see you again
なかなかに楽しい霧のえびの高原ハイキングでありました