2012.05.04(金) (午前の部)
ちょっと頑固な民宿のご主人
話し好きでいろんなことを教えていただきました
朝は6:00からの朝食
ヘルシーメニューです、御飯のお代わりをして出立です
昨夜、同宿した鎌倉からの女性と遅れて到着された男性は
食事を済ませて一足早くまたのご縁をと挨拶して歩き出されます
昨日、落合トンネルの分岐まで歩いた埼玉の女性とワタシの二人は
ご主人がそこまで車で送ってくださいます
ゆっくりと7:00過ぎて出発
途中で先行の二人を追い越し分岐に到着です
ご主人にお車代(ガソリン代)ワンコインを支払いお礼を述べて
いよいよ歩き出しです 7:20
二人でお互いの記念写真をパチリ
お互いに歩くリズムが異なるので暫くは一緒に歩きましょう
いつでも遠慮無しでお先にどうぞ~~のスタンスで歩きます
道幅も途中で狭くなり崩壊して工事中の場所もあります
道中の藤やアマドコロ?や名も知らぬ紫や白い小さな花が緊張の紐を解いてくれます
標高を200m~300m~400mと徐々に上げて行きます
なだらかに舗装道路を行きますのであまり登ったとは感じません
三嶋神社で畑谷(畑峠遍路道を経て農祖峠標高651m越えルートへ続く)への道が別れます
距離が2キロほど長くなります
が、従来の遍路道で標高790mの鴇田峠を越えて行くことにします
途中で水分補給で立ち止まった埼玉の女性は少し遅れて歩いています
一人歩きではこの遍路マークも見逃せません
村の大師堂、延命山厄除大師様にお参りします
彼女はそのまま追い越して先に行きます
畦畦の集落で道が二手に分かれて遍路表示は左です
埼玉の彼女はなるべく山道は避けて舗装道路やトンネルを行きたいらしいので迷っています
しかしここは民宿のご主人のアドバイスに従って遍路道を行かないと
とんでもないヘアピンカーブの続く車道のようです
地図を確認して遍路道へと一緒に進みます 8:30
道は少し急坂になってきました
前に一人男性の歩きさんが何やら迷っています
近づくとこの道で合ってるのかと聞いてこられるので
多分OKでしょうと答え一緒に歩きます
彼女は上り坂になるのでと少し休憩してから進むようです
表示の石柱がちゃんと鴇田峠遍路道となっていますね
山道へと入ります
すると男性は
さっきこの道は通ったんだけどなぁ?と不信顔で登って行きます
一旦林道を横切って峠道への登り口です
どうやら男性はここを見過ごしてまた車道へと下って一周したようですね
この表示には気付かなかったと喜んで先に登って行かれました
結構な登りの続く山道です
しかし、早くも鴇田峠なのでしょうか
峠の頂きらしきところに「下坂場峠」とありました
地図を確認すると標高570mとあります
県道42号線に合流して暫く緩やかに下って行きます
男性も、埼玉の女性も置いてきぼりにしてずんずん下ります
昨日、民宿から先、今日の予定を先取りで歩いた時に一緒に歩いた女性に追いつきました
岩手からお越しでやはり12日までの予定での区切り打ちとのこと
其々の歩きでご一緒しましょう
彼女は岩手さんと呼ばせて頂きワタシは大阪さんで参りましょう
宮成の集落を過ぎ、やっと次の札所44番大寶寺さんの標識が現れました 9:10
途中のいくつかの集落を越えてどうやら鴇田峠への登り口到着です
ベンチもありちょっと二人で休憩していると
やはり昨日の落合トンネルで一緒になった女性も到着
彼女は大分からでこの標高530mくらいの山の学校の教師をしているとのこと
水分を補給し行動食を口にして三人で登りに着きます
岩手さんが<登りは大阪さん先頭で其々のペースで>と声をかけてゆっくりと登ります
フーフーと息を切らせながら登って行きます
暫くすると大分さんが休憩で遅れます
岩手さんは然程きつくもない顔で登ってきます
先ほどの下坂場峠で一緒だった男性が追い越して登って行きます
だんじり岩の案内板を見て岩を確認すれども良く判らず小さな祠に手を合わせて通過
なんとか標高790mの鴇田峠(ひわたとうげ)に到着 10:00
男性と岩手さんとワタシの三人で看板を読んで立ち休憩
さぁ~ここからは300mほどを下って行きます
案内板にあったとおり便所があり大助かり
ホッとしてさてもう一息下りますかと立ち上がります
林道をショートカットするように遍路道は急な下り坂が続きます
やったぁ~~~~!!
久万高原の町が見えてきました!!
久万高原町に辿り着きました 10:50
以外に楽に越えたと思いきや4時間半もの峠越え
距離は12キロ強(8キロを昨日歩いたので短縮です)
今日はここで一泊です
途中でお宿に立ち寄り無理をお願いして荷物を預かって頂き
長かった前の札所から久しぶりの御参りの札所44番大寶寺へと向かうことにします
が、44番札所までは2キロもありません
往復して戻ってきても時間が余ります
45番さんまでお参りをして打ち戻ってくることにします
しかし、そうすると6時間が必要です
御参りの時間も合わせると宿に帰ってくるのは早くても18:00
近くのコンビニでおにぎりを買って出発することにします
岩手さんはまだここから4キロ先の宿を予約してるので先に44番まで行ってもらいます
11:05
宿を出て急ぎます
巷はGWの最中のこどもの日
孫たちのことも放ったらかして飛び出てきました
大寶寺の赤い橋に到着 11:20
山門へは急な登りです
本堂へと階段を駈け登ると岩手さんがお参りを済ませたところでした
前の43番札所明石寺から実に67.2キロ
通して歩けば3日がかりでの到着です
岩手さんは昨年、東日本を襲った未曾有の震災で来ること叶わず
1年2ヶ月ぶりに勤行を上げる事が出来たと涙声で感動です
ワタシも半年ぶりの御参りです
感無量
十一面観世音菩薩様
おん まか きゃろにきゃ そわか
お大師様
ありがとうございます
南無大師遍照金剛
ただただ手を合わせ
諸人の健全を願います
ちょっと頑固な民宿のご主人
話し好きでいろんなことを教えていただきました
朝は6:00からの朝食
ヘルシーメニューです、御飯のお代わりをして出立です
昨夜、同宿した鎌倉からの女性と遅れて到着された男性は
食事を済ませて一足早くまたのご縁をと挨拶して歩き出されます
昨日、落合トンネルの分岐まで歩いた埼玉の女性とワタシの二人は
ご主人がそこまで車で送ってくださいます
ゆっくりと7:00過ぎて出発
途中で先行の二人を追い越し分岐に到着です
ご主人にお車代(ガソリン代)ワンコインを支払いお礼を述べて
いよいよ歩き出しです 7:20
二人でお互いの記念写真をパチリ
お互いに歩くリズムが異なるので暫くは一緒に歩きましょう
いつでも遠慮無しでお先にどうぞ~~のスタンスで歩きます
道幅も途中で狭くなり崩壊して工事中の場所もあります
道中の藤やアマドコロ?や名も知らぬ紫や白い小さな花が緊張の紐を解いてくれます
標高を200m~300m~400mと徐々に上げて行きます
なだらかに舗装道路を行きますのであまり登ったとは感じません
三嶋神社で畑谷(畑峠遍路道を経て農祖峠標高651m越えルートへ続く)への道が別れます
距離が2キロほど長くなります
が、従来の遍路道で標高790mの鴇田峠を越えて行くことにします
途中で水分補給で立ち止まった埼玉の女性は少し遅れて歩いています
一人歩きではこの遍路マークも見逃せません
村の大師堂、延命山厄除大師様にお参りします
彼女はそのまま追い越して先に行きます
畦畦の集落で道が二手に分かれて遍路表示は左です
埼玉の彼女はなるべく山道は避けて舗装道路やトンネルを行きたいらしいので迷っています
しかしここは民宿のご主人のアドバイスに従って遍路道を行かないと
とんでもないヘアピンカーブの続く車道のようです
地図を確認して遍路道へと一緒に進みます 8:30
道は少し急坂になってきました
前に一人男性の歩きさんが何やら迷っています
近づくとこの道で合ってるのかと聞いてこられるので
多分OKでしょうと答え一緒に歩きます
彼女は上り坂になるのでと少し休憩してから進むようです
表示の石柱がちゃんと鴇田峠遍路道となっていますね
山道へと入ります
すると男性は
さっきこの道は通ったんだけどなぁ?と不信顔で登って行きます
一旦林道を横切って峠道への登り口です
どうやら男性はここを見過ごしてまた車道へと下って一周したようですね
この表示には気付かなかったと喜んで先に登って行かれました
結構な登りの続く山道です
しかし、早くも鴇田峠なのでしょうか
峠の頂きらしきところに「下坂場峠」とありました
地図を確認すると標高570mとあります
県道42号線に合流して暫く緩やかに下って行きます
男性も、埼玉の女性も置いてきぼりにしてずんずん下ります
昨日、民宿から先、今日の予定を先取りで歩いた時に一緒に歩いた女性に追いつきました
岩手からお越しでやはり12日までの予定での区切り打ちとのこと
其々の歩きでご一緒しましょう
彼女は岩手さんと呼ばせて頂きワタシは大阪さんで参りましょう
宮成の集落を過ぎ、やっと次の札所44番大寶寺さんの標識が現れました 9:10
途中のいくつかの集落を越えてどうやら鴇田峠への登り口到着です
ベンチもありちょっと二人で休憩していると
やはり昨日の落合トンネルで一緒になった女性も到着
彼女は大分からでこの標高530mくらいの山の学校の教師をしているとのこと
水分を補給し行動食を口にして三人で登りに着きます
岩手さんが<登りは大阪さん先頭で其々のペースで>と声をかけてゆっくりと登ります
フーフーと息を切らせながら登って行きます
暫くすると大分さんが休憩で遅れます
岩手さんは然程きつくもない顔で登ってきます
先ほどの下坂場峠で一緒だった男性が追い越して登って行きます
だんじり岩の案内板を見て岩を確認すれども良く判らず小さな祠に手を合わせて通過
なんとか標高790mの鴇田峠(ひわたとうげ)に到着 10:00
男性と岩手さんとワタシの三人で看板を読んで立ち休憩
さぁ~ここからは300mほどを下って行きます
案内板にあったとおり便所があり大助かり
ホッとしてさてもう一息下りますかと立ち上がります
林道をショートカットするように遍路道は急な下り坂が続きます
やったぁ~~~~!!
久万高原の町が見えてきました!!
久万高原町に辿り着きました 10:50
以外に楽に越えたと思いきや4時間半もの峠越え
距離は12キロ強(8キロを昨日歩いたので短縮です)
今日はここで一泊です
途中でお宿に立ち寄り無理をお願いして荷物を預かって頂き
長かった前の札所から久しぶりの御参りの札所44番大寶寺へと向かうことにします
が、44番札所までは2キロもありません
往復して戻ってきても時間が余ります
45番さんまでお参りをして打ち戻ってくることにします
しかし、そうすると6時間が必要です
御参りの時間も合わせると宿に帰ってくるのは早くても18:00
近くのコンビニでおにぎりを買って出発することにします
岩手さんはまだここから4キロ先の宿を予約してるので先に44番まで行ってもらいます
11:05
宿を出て急ぎます
巷はGWの最中のこどもの日
孫たちのことも放ったらかして飛び出てきました
大寶寺の赤い橋に到着 11:20
山門へは急な登りです
本堂へと階段を駈け登ると岩手さんがお参りを済ませたところでした
前の43番札所明石寺から実に67.2キロ
通して歩けば3日がかりでの到着です
岩手さんは昨年、東日本を襲った未曾有の震災で来ること叶わず
1年2ヶ月ぶりに勤行を上げる事が出来たと涙声で感動です
ワタシも半年ぶりの御参りです
感無量
十一面観世音菩薩様
おん まか きゃろにきゃ そわか
お大師様
ありがとうございます
南無大師遍照金剛
ただただ手を合わせ
諸人の健全を願います
お早いこと~(^^;
(クイズ) これは何のマークでしょうか? (笑)
遍路道保存協会や各お寺の方の標がありますがともすれば長い距離で一つも見当たらない時もあり不安に駆られます
でもこのマークを見つけると一安心です
山でのありがたいテープかな、邪魔な物も多々ありますが(--)
連休は区切り打ちの方が多いようですね。
お疲れ様でした。健脚にポチ☆
正直行って、名前、職業、過去の歩き経歴を聞かれ、ご一緒しましょうとまで言われるとうっとうしくなります。
そんな方に限って多少の自慢話が入ってきます。
62キロと言えば一般の方は自動車道のような間隔でしょうが歩き遍路は峠をヒーフーと越えての距離ですからね~
足にマメが出来てもそのうち固くなって痛みも感じなくなりますもの
(笑)
お互いに素性を知ったところでそれが今の自分にとって必要なことか
訪ねられて言いたくば話し、言わずともよければ黙りで一緒に歩けるならそれでよし
付かず離れずが一番楽しく一期一会のお蔭さまと思っています
札所が固まっているところと離れているところがあるんですね。43番~44番が一番遠いんですか?
登山でいうと次の頂上まで60キロ以上離れた縦走みたいな感じですね
昔バラエティ番組で、自動車で通しを2、3日で回るという企画がありましたがえげつない山道を走っていた記憶があります。
伊予(愛媛県)では一番長い距離です
そんな登山は考えたことありませ~ん(^^;
高所の札所は車道でも危険で転落死亡事故もあります