2011.09.24(金) 夜
楽しかった還暦同窓会を終えて弟の迎えで帰った実家
仏壇に挨拶を済ませ、手狭な実家を後に
近くの今晩と明晩お世話になるいとこ(叔母)の家に向かう
荷物を置いて叔父、叔母に挨拶もそこそこに
同窓会の途中、同級生のお父様の訃報を聞いていたので
千葉から帰省している同級生に逢いたい一心とお父様のご霊前にお焼香をと
弟と一緒に出かける
田舎ゆえ以前は自宅で葬儀は済ませていたが
今は町のJAの会館で執り行われるようになった
会館の入り口で昼間一緒だった旧友たちが出てくるところに出くわした
「○○きてくれたんか」と我が事のように礼をされてじ~んと心が痺れた
旧友は気丈に振舞って接してくれた
岩手に嫁いでいると聞いていたので先の震災で被災していないか心配だった
聞けば、今は千葉県に住み揺れはあったが被害はなかったとのこと
ご家族でのお通夜、長居をしてもと、元気な顔を見れたしお父様の霊前に手を合わせ座を辞す
戻った叔母宅ではワタシの夕食を用意して待っていてくれた
東京からいとこ達姉妹も帰省、
同級生のいとこは還暦同窓会解散後、高校の同級生達と飲み会に行き戻っていた
明日の告別式に参列するという
6つ違いの従妹は今回、味噌作りを叔母に伝授してもらう為に姉と一緒に帰ってきたのだそうだ
遅い夕食を終えて土間の上がりがまちに目をやると
既に麦ともち米を蒸して麹を寝かせた袋がある
今夜は気温が低いので戸を閉め切ってエアコンが暖房になっている
やけに暑いなぁと思っていたら、なるほどそうだったんだ
叔母が袋を触って「ほらも~、ぬくなっちょ」(あらもう、暖かくなってる)と言い
夜中に拘らず、倉庫から
叔父に大きなバラ(竹で出来た大きな浅いザルみたいなもの)を持ってきてもらい
袋の中身を広げて麹の発酵の具合を確かめている
感触で解るのか、「うん、もうよか」と塩をまぶしていく
そういえば母もこの季節になると奥の一間を締め切って立入禁止にして大豆を麹で寝かせて
味噌や醤油を作っていたなぁ、、、もっと寒くなると甘酒も、、、
今はもう何も出来なくなり施設でただ寝たり起きたりの生活
今だから思える、なんともったいない!!
その仕事を教えてもらわなかったことを後悔する
他にも土間で蒸篭で作る羊羹や黒糖菓子、etc季節の味作り
何にも学ぼうとせず、ただこの田舎から脱出することばかり考えていた
そして晴れて大阪に出てきても怠け癖は治らずとんでもない人生を送ることになった
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いろんな思いを胸に
従妹と二人で叔母を手伝うことにした
いや、従妹はしっかりと最初から手順を学んでいる
ワタシはただ懐かしさに触れたいだけ、、、
しっかりと塩を混ぜ込むともうこれ以上醗酵はしないそうだ
今夜はこのまま静めておいて朝になったら大豆を合わせて味噌は出来上がるようだ
昔は大豆は臼でついて伸ばしていたが最近はミキサーで挽いてしまうので楽だとか
今夜はこのお味噌が美味しく出来上がりますように
一緒に休むことにします
もう夜中の2時です
朝、目覚めるのでしょうか、、、、
楽しかった還暦同窓会を終えて弟の迎えで帰った実家
仏壇に挨拶を済ませ、手狭な実家を後に
近くの今晩と明晩お世話になるいとこ(叔母)の家に向かう
荷物を置いて叔父、叔母に挨拶もそこそこに
同窓会の途中、同級生のお父様の訃報を聞いていたので
千葉から帰省している同級生に逢いたい一心とお父様のご霊前にお焼香をと
弟と一緒に出かける
田舎ゆえ以前は自宅で葬儀は済ませていたが
今は町のJAの会館で執り行われるようになった
会館の入り口で昼間一緒だった旧友たちが出てくるところに出くわした
「○○きてくれたんか」と我が事のように礼をされてじ~んと心が痺れた
旧友は気丈に振舞って接してくれた
岩手に嫁いでいると聞いていたので先の震災で被災していないか心配だった
聞けば、今は千葉県に住み揺れはあったが被害はなかったとのこと
ご家族でのお通夜、長居をしてもと、元気な顔を見れたしお父様の霊前に手を合わせ座を辞す
戻った叔母宅ではワタシの夕食を用意して待っていてくれた
東京からいとこ達姉妹も帰省、
同級生のいとこは還暦同窓会解散後、高校の同級生達と飲み会に行き戻っていた
明日の告別式に参列するという
6つ違いの従妹は今回、味噌作りを叔母に伝授してもらう為に姉と一緒に帰ってきたのだそうだ
遅い夕食を終えて土間の上がりがまちに目をやると
既に麦ともち米を蒸して麹を寝かせた袋がある
今夜は気温が低いので戸を閉め切ってエアコンが暖房になっている
やけに暑いなぁと思っていたら、なるほどそうだったんだ
叔母が袋を触って「ほらも~、ぬくなっちょ」(あらもう、暖かくなってる)と言い
夜中に拘らず、倉庫から
叔父に大きなバラ(竹で出来た大きな浅いザルみたいなもの)を持ってきてもらい
袋の中身を広げて麹の発酵の具合を確かめている
感触で解るのか、「うん、もうよか」と塩をまぶしていく
そういえば母もこの季節になると奥の一間を締め切って立入禁止にして大豆を麹で寝かせて
味噌や醤油を作っていたなぁ、、、もっと寒くなると甘酒も、、、
今はもう何も出来なくなり施設でただ寝たり起きたりの生活
今だから思える、なんともったいない!!
その仕事を教えてもらわなかったことを後悔する
他にも土間で蒸篭で作る羊羹や黒糖菓子、etc季節の味作り
何にも学ぼうとせず、ただこの田舎から脱出することばかり考えていた
そして晴れて大阪に出てきても怠け癖は治らずとんでもない人生を送ることになった
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いろんな思いを胸に
従妹と二人で叔母を手伝うことにした
いや、従妹はしっかりと最初から手順を学んでいる
ワタシはただ懐かしさに触れたいだけ、、、
しっかりと塩を混ぜ込むともうこれ以上醗酵はしないそうだ
今夜はこのまま静めておいて朝になったら大豆を合わせて味噌は出来上がるようだ
昔は大豆は臼でついて伸ばしていたが最近はミキサーで挽いてしまうので楽だとか
今夜はこのお味噌が美味しく出来上がりますように
一緒に休むことにします
もう夜中の2時です
朝、目覚めるのでしょうか、、、、
今でもこのように手作りでやってる所があるんですね?
人間の宿命でしょうか?今ではお母さんも
でもきっと心の中ではもう少し若ければ今頃はお味噌も作ったのにと
このお味噌で味噌汁を・・美味しいでしょうね! ポチ☆
味噌の作り方を聞いて、そんなに手間と時間がかかるのかと驚きました(◎o◎)
鹿児島でいろいろな懐かしさに触れて帰って来られたんですね~♪
私達も次 還暦の時は そうしようかな~~
楽しい 時間を共有した 旧友達との道行き 楽しかったでしょう。
味噌作り いいですね。今では パソコンでなんでも 載ってますが
その土地の気候に合った 作り方やちょっとしたコツを、先輩方に聞きながら 作るのが、断然旨いんですよね~~~
今でも叔母は毎年味噌作りしてます、最近は歳をとったので量も少なくしてミキサーを使ったりと工夫しながら続けています
ワタシの母は入所先のベッドでその話をすると9月には味噌を作っていたことを話してくれました
やはり育った土地の味が一番美味しいと、つとに思うこの頃です
還暦の同窓会は幹事さんたちに感謝でした
味噌作りはひとくくりに薩摩味噌といってもその土地とその家の味があって微妙に違うと思います、要は真心のこもった母の味ですね
ご主人とのドイツの旅行お疲れ様でした、記事楽しみにしています
手作りの味は一味違うでしょ(^^)
今回はそれはそれはいろんな懐かしい日々を思い出す帰省になりました
私も一度作ったことが有りますが美味しかったですぅ(^-^)
器用になんでもなさるんですね~
ワタシもちゃんと母の味を受け継いでおけばよかったと今頃になって
懐かしく思い出しています