2013.06.15(土)
天川村洞川エコミュージアムセンター自然観察会
の一環としてボランティアを募っておられた
みけさんは今年で3回目の参加、ワタシは初参加
天気は直前になって雨予報、それどころか雷予報も出た
二人とも家を出る段階で雨が降っていれば中止ということで朝を迎えた
雨は降っておらず薄日もさしているので現地に向かうことにした
近鉄阿部野橋駅に必死で向かう、7:00発の特急には間に合いそうもない
昼食のおにぎりも何にも用意してないので、みけさんにメールすると
何でもよいなら買っておくとのこと
しかし!何故か?みけさんから大慌てのメールが、え!!
あかん! 何で昭和町やの~@@
ま、いきさつは後で聞くとしよう
意外や意外スムースに駅に着いてみれば特急は土曜ダイヤで7:10発
特急券買ってないけど乗っちゃえ~
発車して間もなく、強面のおっちゃんに
「るせえんだよ!!」と一括されたので、がら空きの席の一番前に移動した
何でど~んと空いてるのに固まって特急券を発行するんや~、しかもおっちゃん達と隣り合わせで~
(みけさんは特急券を買ってたのよねん)
と、車掌さんに文句言ってやろうかと思ったけど
「席ここ大丈夫ですよね、あそこで煩いと怒られたので、ワタシは500円お支払いします」
と小さくなって座った
下市駅を8:20発の路線バスに乗って1110円支払い川合で下車
集合地の天川村役場まで歩いた
役場に着いてトイレや荷物の整理をして準備していると
奈交ハイクで良く一緒になるNさんが
「下市駅に迎えに行ったのにいないから来ないのかと思った」
とマイカーで到着
しめしめ、これで帰りの足は確保だ!二人でニンマリ^^;
三々五々ボランティア参加者が集まり受付を終えて集合
役場の方の挨拶の後、今日の講師の平様から注意事項のお達し
参加者32名
この中には奈交で一緒になるKさんの顔も見える、こちらも毎年参加のようだ
同じくT女子のお顔も
そして去年までは講師を務めておられた男性が
お金を支払ってまで遠路ボランティアに参加していただく方に申し訳ないと
今年は同じく一般参加ですと笑っておられる
参加者の一言自己紹介が終わり出発に際し番号が付された
Nさん3、ワタシ4、みけさん5番で終了まで集合の際に確認だ
4台の車に分乗して虻トンネルを抜けた駐車場まで移動
さて橋を渡って出発
みたらい遊歩道との分岐を過ぎて登山道を登ります
皆一様に、なんかもっと楽な登りだったような気がするけど久しぶりだと結構きつい~
と早くも根を上げそうな声
コアジサイが咲く山道をジグザグと登り観音の水場も通過
いい香り
水場の上に鮮やかなベニウツギがコアジサイとコラボ、写真撮る間無し
先頭集団でとっとと登り第一展望台で後続を待つが一向に到着しない
なんだよ~、後の方たちは寄らずに分岐で休憩中
う~~ん、雲が厚くなってきたよ!
途中の見晴らし場からも一枚
手前のとんがり山が秋にはとっても素晴らしい紅葉になるんだって
みけさんは足しげく通っているだけに四季のみたらいを知り尽くしている
蒸し暑くなって汗も噴き出る
さっさと行きましょう
観音平休憩所の東屋での休憩もそこそこに登って行く
健脚のT女子が以外にも「暑くてしんどい~」とヘロヘロ
つい先日、キナバルに登ってきたのにこういうこともあるんだね~
最後の急登の山道脇にお目当ての「ベニヤマシャク」がお出迎え
遠くには蕾も見える
観音峯に登りつくと沢山の人が休憩中
良く見ると其々にナイロン袋を持っておられる
フリーハイキングの清掃登山参加者の方々だった
後続を待たずにお弁当タイム
みけさん、大慌てでもちゃんとワタシの分までおにぎり買ってきてくれたんだね
ありがとう
さぁ~~、いざ作戦開始~
なかなか後続が到着しないので空を眺めながら気が気でならない
行動開始までお花を観察
ロープが張ってあるので近づけないから体をロープに半分に折り曲げて
色合いが薄くなってしまうけど仕方ない、小さな子たちを踏みつけるといけないものね
こんな小さな紫の花もたくさんあるよ
先生にお聞きしたら
クワガタソウの仲間でヒヨクソウと言うんだって
もちろんフタリシズカも群生してるんだけど今回はパス
雲が稲村ケ岳の頭を隠しています
バリゴヤの頭は尖がってますね~~
役場の方がようやく点呼、32番まで揃いました
行動開始
ずず~いと谷筋へと下ると咲いてるわ咲いてる
しかし綺麗な花ですがねーーーー;
この控えめそうな袋の中に何千という種子を偲ばせて時をうかがっているのね
みけさんが張り切って作業しています
※間違っても葉っぱを食べないように! ジキトキシンとかいう成分を持った有毒植物だそうです!
ワタシはみけさんの作業を見守っています(つまりサボっています・^^;)
ただ斜面を動き回っているだけ~~
今回は極小さな苗まで引き抜いてくださいとのことでした
人海作戦で殆ど根っこから引き抜き、無残でかわいそうですが咲いた花はこそぎ落とします
気が付けば随分谷へと移動していました
あまり谷底へは行かないようにとのことで一時間余りで作業終了
クリーンチームの方々32名も参加してくださり予定より早く済みました
展望台の記念碑で集合を待っているとポツポツ
まだ戻ってこないのがT女子
作業がまだ足りないと頑張っていたようです
さぁ~~早く番号!
ハイ、32番~~、下山します
声が終わるが早いか、みけさんと走って走ってくだります
東屋で休憩、そんなもんいらん~~、雨脚がきつくなってきました
みけさんは合羽の上だけ着て、ワタシは合羽も着ずに駐車場のトイレまで走って一気に下山
先に下山しておられたフリーハイキングの方やら一緒に東屋で全員が揃うのを待ち
番号確認でまた車に乗って役場へと戻ってきました
解散式で昨年までの講師をなさっていた男性から
ベニヤマシャクの分布と現状のお話を聞いて何故、ジキタリスを引き抜くのか
ここ観音峯にあってはもはやレッドデータとなったベニヤマシャクを守るためには仕方のないことと納得
役場の方や「観音峯を守る会」の方の挨拶を経て解散
お土産に名物の
「ジャガイモとお米の焼き餅」
ほこほこでとっても美味しくて写真撮るのを忘れてしまいました
温泉の入浴券を頂いたので
大雨の中をNさんの車で「天の川温泉」へと連れて行っていただき
冷えた体がほっこり
そして厚かましいのは今に始まったことではありませんので
下市駅まで送ってもらったのでした
ちなみに参加費用は1000円ですから温泉券600円を差し引いたら
僅かばかり守る会に役立ったのでしょうか?
僅か1時間ばかりのジキタリス引き抜きでしたが
1万本は達成できたでしょうとおっしゃってました
自生のベニヤマシャクはわずか目視で40株とのこと
来年もまだジキタリスが蔓延っているならまた参加しなきゃ~~
もちのろん、みけさんは間違いなく参加でしょう
楽しいイベントも盛りだくさんの天川村洞川エコミュージアムセンター自然観察会
お気に入り登録です(^^)
みけさん、誘ってくれてありがとう
Nさん、お世話おかけいたしました
Tさん、Kさんまた奈交ハイクでお会いしましょう
私も守ってください。・・枯れかかっています。(笑)
ジキタリスって強過ぎるんやね…(^。^;)
生業の仕事は疲れます、これはわずか1時間、あとは花見です(笑)
貴方さまには立派な山の神様が着いておられます
もったいない~~、ご一緒に来年があるなら是非参加してくださいね~お近くですから(^^;
ボランティアなんてお恥ずかしい~^^、冷やかしやねーー;
ジキタリスは強すぎる、外国のマッチョや!!
それはともかくボランティアお疲れさまでした!
そうなんですよね~~、でも不法侵入はダメでしょ(^^;
ボランティアなんて~遊びに行ったようなものでお恥ずかしい
ジキタリスあちこちで見かけるようになりましたね
チョット可哀想ですが
観音峰の紅芍薬を守るには仕方のないこと何ですね
観音峰に行って見かけたら一本でも引き抜くことにしますね
ヒヨクソウ組長は見付けたと言ってたんですが、私はよう見つけなかった
植物に詳しいハチキンさんなら間違って引き抜くこともないでしょうし本来のベニヤマシャクを踏みつけることもないでしょうからお任せしますね~~百人力~(笑)
ヒヨクソウは沢山斜面に咲いていましたよ
ヒオウギアヤメの株もありました
倒しても根が生きてれば2年草ですので直ぐに吹き返します
根っこを引き抜き土を払落しお日様の当たるところで枯らす
それでも雨が降ればしっかり鎌首をもたげて生き返るそうです