あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

お四国二日目は天霧山 (香川県三豊市)

2019-01-15 18:00:00 | ぶらり四国旅

2019/01/12(土)

今回のぶらりお四国山旅は三日間です
二日目は本来の予定では五岳山空海トレイルをゆっくり歩こうでした
しかし昨日の龍王社へのお詣りが功を奏したのか雨になりました(--;

そこで急遽明日の予定の天霧山と変更することにしました


ゲストハウスから近い朝6時から営業しているうどん屋さんで朝うどんです
ぶっかけうどんとろろ醤油味(小)
お出汁が少なくて薄味でしたがしっかり混ぜると底に沈んだお出汁が丁度良い具合に絡まって
美味しゅうございました(^^)
イメージ 1


宿に戻って連泊ですので必要な行動食をザックに詰めて
スタートから合羽を着て行きます

善通寺駅前まで徒歩10分
三豊市のコミュニティバス100円に乗車

鳥坂峠の先の大門バス停で下車
わぁい懐かしい夏遍路ヨレヨレ歩きの道(笑)

舗装路の登りを二人に思い出話しながら登って行く

8:55
四国88ヶ所71番札所の弥谷寺さんの山門

イメージ 1


百八の階段登りで浮世の煩悩を振り払い(^^;

イメージ 2


紅梅咲く大師堂へお詣り

南無大師遍照金剛と三回のご挨拶

六年半前にお参りした時はお遍路でしたのでしっかり勤行しましたが今日は軽く合掌



イメージ 3


磨崖仏を見ながら急峻な階段を登ってご本堂へ


イメージ 5


見下ろす三豊市の風景は霧雨に煙っています


イメージ 4


9:25 

天霧城址への山道に取付きます

途中の弥谷越えまでは白方から別格18番海岸寺への遍路道になっているのです



イメージ 6


山中に入ると雨のせいもあるのでしょうが異様な雰囲気に包まれます

倒木でお墓も倒壊したりしている墓地(代々の弥谷寺住職のお墓かな?)を左に見ながら

道中見守りの石像が並ぶ


イメージ 8



やがて自然石の階段道


イメージ 7


お遍路札が見受けられます


歩き遍路ではこのお札にどれだけ助けられたか



イメージ 9


善通寺への下山路の分岐を見送って暫く登る

9:45

弥谷山、黒戸山への分岐


イメージ 10


イメージ 11

左に雑木林を登って行きます

傘は畳んでおきましょう

落ち葉が濡れてすべります


イメージ 12

10:00

弥谷山 381.5m



イメージ 13

展望のない林の中

Wさん差し入れの干し柿を口にしてさっさと退散




10:15

弥谷越えに到着

天霧城址と海岸寺への分岐

イメージ 14



遍路道への分岐ですので石像が沢山見られます

イメージ 15



天霧城址(天霧山)へ向かいます

イメージ 16



直ぐに隠砦跡

視界不良で下界は見えませんでした><;


イメージ 17

戻ってなおも本丸跡へ
尾根道のゆるやかなアップダウン
道幅もあります

10:30

急に登山道が狭くなってきました


何々・・・犬走りの道⇒細い
        犬返しの険⇒太い!!

当然太い方へ(^^;


イメージ 18

期待通りの崖登り~(笑)

こりゃ犬も返るわな!!

イメージ 19


ロープは頼ったら却って危険、よじ登るしかおまへんなぁ~(^^;


イメージ 20



イメージ 21


岩場が終わり道が開けた

何だかいい感じ~♪


イメージ 22



歩く両サイドは崖になっている天然の要塞ですね


イメージ 23



10:45

天霧城本丸跡

ここが天霧山山頂 381.8m


イメージ 24


さて探検隊は突き進む~~(^^;

二の丸、三の丸、、、、

ガスってて判らないがどうやら右側は切れ落ちた崖の様だ


イメージ 25


古い石標は倒れてる


イメージ 26



10:55

北東端の方形郭跡 標高 360.4m

イメージ 27

東西神社へは降りられません!!
ちょっと探検
降り口探してズルズル~と急斜面を下って見る
関係者以外の立ち入り禁止看板
崖である><;

戻りますか~(^^)

しかしあの犬返しの険を下りたくはないぞ

堀跡らしき窪地に道が見えた!!

古井戸への道とある

11:10

こっちがひょっとして犬走の道かもね



イメージ 28


初めは登山道らしい道だったがもうどこを歩けばいいのやら
急な崖が左に続き右下も滑落すれば這いあがるのは無理だ

水が溜まっている岩場に着いた
恐らくこれが古井戸か?


イメージ 29



片足だけの幅しかない杣道をテープ頼りに下る

滑り落ちたくないのでへっぴり腰で左斜面に手を置きながら~


後ろについてくる二人は余裕綽々~かな(^^?


イメージ 30


登りに使った犬返しの険への分岐に戻ってへたり込みそうになった(笑)

イメージ 31



水分補給して幅の広いきた道をやれやれと言いながら下る

11:25

弥谷越えに戻ってきた

イメージ 32



ここからは遍路道だ
安心して下れる

と、思ったのは大間違い!!

西国三十三カ所観音様が見守ってくださるが急坂
しかも道は荒れており足捻挫しそうな悪路の下り


イメージ 33



イメージ 34



イメージ 35



イメージ 36



イメージ 37


大師堂へ降りてきた


イメージ 38



立派な堰堤が左に現れて急な偽木階段を下り切ればもう林道だ

傘の出番再び



イメージ 39


おや??
これは某お遍路ブログ記事で目にした草刈お接待の器具ではないの??


イメージ 40



イメージ 41

200mくらいの距離に二つ用意してありました
今日は綺麗に刈りこまれているのでお接待はしませんでしたが


12:10

山道が終わり舗装の道に出てきたら立派な天霧城址の案内板

イメージ 42



右の山を見上げる
まさに霧に包まれる天の城だ!!

イメージ 43


お腹の虫も騒ぎ始めました

里へおりてきましたがブドウ畑が広がり食事など出来そうもない

遍路道を里中へ歩くが全くお店などありませんね



イメージ 44

気分はお遍路

歩きますどこまでも~

海岸寺の多宝塔が大きく見えて来た


イメージ 45


別格のお遍路もそのうちに行かなくっちゃ

予讃線の踏切で高松行きの列車が行ってしまった


イメージ 46


12:40

海岸寺駅

大回りしないと駅が見えてるのにたどり着けない

諦めていたらまだ駅に停車している

走ろう~!!

階段登って向かい側のホームだよ

セ~フ~!!

切符は車内で購入

丸亀駅へと移動したのであった



丸亀城編に続くのである((^^))






最新の画像もっと見る

24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (スーさん)
2019-01-15 19:26:00
お疲れ様、よく覚えてますよ、この階段、ここで長屋から来たおばさんと入り口でうどん食べてしゃべっていたら、9回目の遍路だって言っていたのにびっくり!それにしてもマニアックなところに行きますね、考えも及びません、すごい女子力!
返信する
Unknown (mannmaruogojyo)
2019-01-15 19:58:00
> スーさんさん
山門前の俳句茶屋さんはもう営業されてませんでした❗️
お遍路歩きの時はこの山城跡には気も向かなかったし別格の海岸寺に立ち寄るのも回り道と思い訪ねなかったので今回はいい意味でお遍路を思い起こしました😃
返信する
Unknown (トレりん)
2019-01-15 20:05:00
鈴鹿山系にも同じ地名が有ったので気になりました。
「犬返しの険」、これ「いぬがえしのけん」と読むんですよね、初めは「いぬがえしのつるぎ」かなと思ってた頃も有りました。
やはり四国のその地の場合も看板をみると「剣」ではなくて「険」が正解みたいですが・・・どちらも険しい地形に変わりはないようで(^^;
(すみません細かい所に・・・よく読んでると言う事でお許しを。)
返信する
Unknown (カサブランカ)
2019-01-15 20:12:00
夏の百八の階段登りはまさに苦行でしたネ(>0<)
私も高野町石道で7回お遍路された男性にお会いしましたが
クセになるそうですネ♪
返信する
Unknown (あれんこれん2-2)
2019-01-15 20:23:00
3人でとは言え全く歩いたこともないところを戻る尾が嫌だとかで突き進む勇気、凄いですね~
低山とは言え雨の日の山は登りたくないです
ゲストハウスや地方のバスの時刻良く調べられていますね
返信する
Unknown (momo)
2019-01-15 23:44:00
母の実家が弥谷山さんの近くだったので小さい頃はみんなで
松など集めてましたよ!
温泉は行かなかったのですか?
昔と随分変わっていますヨネ!
楽しい旅でしたね!
次回丸亀城楽しみにしてますよ!
ナイス!
返信する
Unknown (yayoinishi)
2019-01-16 11:51:00
今年から、88個所お遍路をやるのですか
返信する
Unknown (mannmaruogojyo)
2019-01-16 11:59:00
> トレりんさん
ありゃほんと犬返しの険(けわしい)ですね
案内板に書いてるのに変換ミスーー;
熟読していただいてありがとうございます(笑)
鈴鹿にも同じ名前の山があるんですね、メモメモ(^^;
返信する
Unknown (mannmaruogojyo)
2019-01-16 13:01:00
> カサブランカさん
あの夏の歩き遍路はいい経験でした(^^;
お四国病と言うものに罹患したらもうお四国しか見えなくなります(笑)
返信する
Unknown (mannmaruogojyo)
2019-01-16 13:04:00
> あれんこれん2-2さん
3人だから少し冒険も出来ます、文殊の知恵も浮かびますから(^^;
貴重な休み、豪雨なら諦めますがショボショボならカッパ着て歩ける山は行きますね
返信する

コメントを投稿