あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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串柿の里越え西国巡礼道はオーラスです・・・(最終章)

2014-12-09 19:51:40 | 西国三十三箇所巡り
 
今日は一気に書き上げておきましょう (人人)
 
 
前半の部
後半の部
 
やっと最終編です
 
槇尾山山頂でお昼を準備中のグループの方が
何処へ行くの?と声かけてくださったので
施福寺ですと応えると
 
それならそこ右下へだけど途中で道が通行止めやから戻った方がいいかも
でも案内板はあるからコースに出られるよ
 
蔵岩へは?と聞きなおすと
左下への道、直ぐに着くよ、施福寺へもそのまま下れるよ
と親切に教えて下さった
 
一緒に登ってきたお二人は引き返すようだ
 
では蔵岩へ下ります
ありゃりゃん、ロープも張ってある急な下りですがな~
ま、滑らんように着実に下りまひょ
 
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下りきると直ぐに岩場が現れた
 
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風がきつかったら止めようと思って岩場に着くと意外に無風で暖かった 13:10頃
 
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槇尾山を振り返る
 
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岩場には数人のグループさんが寛いでおられたが
直ぐに入れ替わりにワタシが来た方向に下られた
この道であってんの~、大丈夫テープがあるから合ってるなどという声が聞こえた
 
うっふふふ、一人だけの時間
ちょっと遊びましょ
 
ogojyo観音様~~~(^^♪
 
 
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岩湧山から金剛山へと良く見えます
雪雲かなぁ~、黒い雲がたなびいていますね~
 
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これからゴールする西国観音霊場三十三番札所の第四番、槇尾山施福寺さんのお屋根も見えてます
 
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さぁさ14:00のバスにはどうかな~
 
 
岩場の下りにしては楽ちんな道じゃん
ルンル・・・ん?
何、ここを右へですか
 
 
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おやや~足踏み外したら滑り落ちそうな細い道
慎重に進みます
すると、ギョッ!!
 
これ下るんかいなぁ~@@
 
ま、ここまで来て戻るのも何だから尻餅着いてでも降りましょか~~><;
 
 
 
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木の根に乗らないように時には後ろ向きになってほぼ真っ直ぐな下り
下りきって見上げた
よう滑り落ちませなんだ
 
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何やら取水場の様な場所に降りて直ぐに道が繋がった
 
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蔵岩の案内板を逆に見乍ら進んで行き着いた先は廃屋の庭先
塀があって扉は鍵がかかってる
乗り越えてもいいけど塀を壊してはなりませぬ><;
 
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適当な下り場所を探すとロープが見つかったので3mほど崖下りして着地したら古道だった(笑)
 
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何だか見覚えある道ですぞ~
しかしここで方向感覚が目覚めずに右に下りかけて1丁石地蔵様を見て違うよな~
 
 
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すかさず登ってこられるご婦人に施福寺さんへはこの道でしたかしら?
と聞くと、あれま、さっき槇尾山で出会った単独の女性でした
 
あらら逆ですね~、このまま下ると滝畑へ行っちゃいますよ
とのことでハイ方向転換
 
そうでした、3年も前になるかな
紀見峠から岩湧山に登って滝畑へ下りここへダイトレを繋いでゴールした場所です
思い出しながら無事に施福寺さんへ到着
 
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道標は
左 こかわてら (粉河寺)
   かうやさん (高野山)
 
 
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御手水で浄め本堂へ無事に到着のお礼のお詣り 
 
蔵岩で時間を費やしたので時刻はもう13:50
14:00のバスには駆け下りて行ったらセーフかもですが
 
せっかくですからゆっくりとお参りさせて頂きましょう
 
 
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三十三観音様も輝いておられました
 
西国観音様は四国と違って御朱印も何も戴かずにお詣りをしています
あと数ケ寺のお詣りがまだ出来てません
機会があれば歩いてお参りしてみたいけど竹生島は無理ですね~~(^^)
 
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バイオトイレが設置されていました
その横手を下ったのは、それこそ5年も経つかなぁ
和泉弥生ロマンウオークの最長距離40㎞に初めてトライした時
和泉中央駅からスタートしてここまででもヘトヘトで登ってきたのにまだ中間地点
股関節が傷みヨレヨレになってドンケツでゴール地点へと歩いたなぁ
帰りの泉北高速の駅や地下鉄の階段は足がロボットのようになり下るのが辛かった
翌日はもうこのまま歩けなくなるのではと心配したほどだった
 
懐かしい記憶が蘇ってくる
 
今もあの時に戴いた記念の第11回和泉弥生ロマンツーデーウオークでの
西国巡礼四番札所の木版の写しの槇尾山施福寺登頂記念は財布に納めて歩いている
あの時諦めずにゴールしたことが今のワタシの古道歩きや山歩きの原点だ
 
思い出を紐解きながら
 
15:00のバスにと決めたのでベンチで岩湧山や金剛山を眺めながら遅いお昼にします
 
 
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滝畑ダムも見えてますね
 
 
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あったかいスープを飲んだけどじっとしてると冷えてきました
ボチボチと下ることにしましょう
 
登るにはしんどい最後の階段を下ります
 
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弘法大師様の御髪堂
 
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お大師様の剃髪所跡
 
 
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威風堂々の樹
 
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真っ白なお花が咲いてますよ
何のお花でしょうか
(調べて見ましたが判りませんでした)
 
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ハイこんにちは
白衣に菅笠、頭陀袋、巡礼のオジサマは相当なお歳
 
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山門まで下ってきました
 
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振り返り一礼
 
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岩に刻まれた仏様
御前は崩れてしまってお供えのお花も届きません
 
 
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やっとバス停まで下ってきました
まだ30分も時間があります
観光センターの店先を覗いて時間は過ぎません
 
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こちらの弁財天様へは立ち寄ったことがないので行ってみましょう
 
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地域の方々が落ち葉を集めて清掃中でした
 
落ち葉を焚いておられる煙が護摩焚きに思えました
 
奥に進むとなんと立派な一筋の滝が落ちているではありませんか
 
 
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三度目にして初めて知った滝でした
 
 
まだ時間はありますがバス停で待つことにします
 
汗びっしょりの男性が一人、もう一人男性が下の公園口の方から登って来られました、
関東からの西国巡礼の親子さんは慌てて下って来られました
 
合計5人の乗客を乗せてオレンジバスは15:00に出発
 
 
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こちらは料金300円也でした
 
槇尾山中学校前で南海バスに乗り継ぎ
思い出の和泉中央駅から泉北高速鉄道に乗り替え天下茶屋駅で地下鉄に乗り換え
家に帰りついたのは17:00過ぎ
意外に早く自宅に帰りホッとしたのでした
 
 
長~い3部作
お付き合いくださりありがとうございました
 
 
 
 
 

串柿の里を越えて行こう~西国巡礼道を~(後半)

2014-12-09 17:44:12 | 西国三十三箇所巡り
 
前半の部から続きです
 
四郷の串柿の里を越えて林道歩き1時間半
やっと舗装の林道が終わりました
ここからは地道です、車は進入禁止
 
前方から単独の男性や数人のお仲間さん達とすれ違います
皆さん結構息が上がっています
こんにちわ~、こんにちわの挨拶を交わして行きます
 
11:30過ぎに牛坂と呼ばれる古道に取り付きました
 
 
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四国遍路でも大助かりだった遍路シール
西国巡礼も同じく遍路修行です
 
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バイク止めの木を跨いで下って行きます
 
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下りの道は滑らないように足に力が入ってしまいます
 
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丁石地蔵様が古道の雰囲気を倍増させてくれます
 
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杉林の中の気持ち良い歩きが続きます
 
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千本杉峠までやってきました 11:50頃
 
幾つかの登山道の分岐です
 
30丁石かな
まきのをすぐ右?
 
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お腹空いたなぁ
もう少ししたらちょっと休憩しよう
飴玉でも口に入れて歩きましょ
 
落ち葉のフカフカ道、自然林は明るくて気持ちいい
 
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左側に大阪湾が広がっていますね
泉州の街並みも良く見えます
 
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殆ど雪はなくなりました
スキップしたくなるような気持ち良い道が続きます
 
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25丁石地蔵様
 
 
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この指差し石標、これこそが遍路道標
 
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 ちょっと右腕が動きが鈍くなってなってきました
寒いのに我慢してきたので血液の循環が悪くなったのかもしれません
ウオーマーの薄い上着を一枚羽織って行きましょう
 
林道になって道幅が広くなったところでこの表示
 
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いやいやこの表示を下ります
 
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急で細い遍路道を下ります
 
前に見えて来た山が槇尾山かな~
 
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15丁石地蔵様に到着 12:20頃
 
休憩しようかな、ベンチは濡れてるし結構風が冷たいね
 
もう少し先へ行こう
 
 
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槇尾山、施福寺さんまで50分だってさ
14:00のバスに間に合いそうだ
アンパン齧りながら歩こう(笑!)
 
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どこの古道にも良く見られる段築(版築)道
大好きです
 
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五ツ辻分岐は直進して登ります
 
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油断しちゃダメよダメダメ!!
パンは口に咥えて両手を使って慎重に下りましょ!!
 
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あ!あの禿山は~岩湧山ではないでしょか♪
 
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桧原越えの分岐までたどり着きました 12:35頃
 
 
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急坂を下っていると10人ほどの団体さんが登って来られたので道を空けて待ちます
 
展望の良い場所に出ました
一人の男性が休憩中でしたので声をかけて暫くお話してちょっと一息入れます
キャラメル一ついただきました
ありがとうございました
 
岩湧山が良く見えます
 
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松の枝越しには金剛山も良く見えますよ
 
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男性にお礼申して下ります
 
本来の古道はこのまま道なりに進みますが寄り道で槇尾山山頂へと立ち寄ります
 
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あれ?槇尾山より先に蔵岩の案内板です
 
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これは立派な案内板
 
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暫く登ると岩が出現
蔵岩が近いのかしらと更に登ると
 
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見晴らしの良い山頂に到着
やっぱり槇尾山山頂が先でした
 
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山頂には数人のグループの方がお昼の準備中
登りで一緒になったお二人さんに記念の一枚をお願いしました
 
 
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捨身ケ岳とはまた
四国八十八ヶ所のお寺にもあったよな
この先の槇尾山施福寺さんが弘法大師様に縁の深いことを語ってますね
 
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あと少し
 
もう一回続き物にしま~す m((^-^))m