福山むつみ俳句会

福山むつみ俳句会　 令和3年2月15日	NO.335
定例句会の結果　（出席者　互選）
沈下橋半崩れのまま水温む	岡部泰行
静かとはかかることかも梅開花	倉田里子
春寒し半分ほどの灯油注ぐ	藤原泰江
たわいなき子との確執日脚伸ぶ	多木伸一
薄氷を指でこつこつ手水鉢	藤井富志子
暖かい風を頬に受け春そこに	田中加夫
春菊の香り肴に手酌増え	林　久晴
春一番薙ぎされ立ちて竹林	大平康子
春野菜めくって選ぶあぐりナビ	作田嘉弘
春浅し予防接種の時を待つ	浜谷義和
「ひいばあ」と追いかけた子は入学児	横山ノブコ
福山むつみ俳句会　335号
令和3年（2021年）2月発行　ＰＣ編集　　浜谷義和