へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

予算の洗い直し

2009年11月15日 03時14分38秒 | Weblog
鳩山内閣が必死になって予算の概算要求額を減らそうと、「事業仕分け」なる手段を使って予算の洗い直しをしているようだが、「急ごしらえの担当大臣」が僅かな時間で決めてよいものであろうか。
時折放送で見る担当大臣の態度は、水戸黄門の「この印籠が目に入らぬか!」と言う感じとよく似ており、非常に高圧的な態度が目に付いて仕方が無い。
先の選挙で圧勝した勢いに乗っているのだろうが、「相手に有無を言わせない」と言う態度を見ていると「一党独裁の専横政治」といった感じがしないでもなく、この先一体どうなる事かいささか心配である。
選挙で投票してくれた支持者に、「早く良いところを見せたい」と言う気持ちが働いているのだろうが、「急いては事を仕損じる」と言う事もあるので注意が肝要だと思うのだが・・・・。
民主党の掲げるマニュフェスト、私から見ると「大風呂敷」としか思えないのだが・・・・。
さて、民主党が広げた大風呂敷だが、「いざ広げてみたが包む物(財源)がない」と言った状態で、無駄な物を削って体裁を整えようとしているのだが、単に無駄な物を削った程度ではどうしようもないと思うのだが・・・・。
今年度の税収(財源)も当初の予想よりかなり減りそうな状態で、来年度の税収も余り期待出来る状態ではない事を考えると、「赤字国債の増発」は避けられない状態で、これ以上赤字国債を増やして一体どうすると言うのであろうか。
民主党に限った事ではないが、多くの国民が「今の日本は借金を重ねて分不相応な生活をしている」と言う事がわかっていないようで、いずれ「借金地獄」に陥るのではないだろうか・・・・。
その時になって「シマッタ!」と言っても後の祭り(後悔先に立たず)である。
コメント (2)
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