へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

雑草と言う名の草は無い

2016年02月02日 22時17分38秒 | 毒舌(皮肉)
過去にも同じタイトルで書いているが、改めてまた書いてみる。

昭和天皇が「雑草と言う名の草はない」と言ったと言う話は有名だが・・・・。

これはお付きの侍従長によって美化された話であって、用法的に間違っていることはすでに書いている。

が・・・・。

同じことを私が言ったとしたらどうなるであろうか。



多分、馬鹿にされるであろう。


天皇が言うと美化されるが、私が言うと馬鹿にされる。




これは明らかに「差別」である。


天皇と言う存在は、かつては大きな存在であっただろうが、戦争に負けたことで「象徴的存在(飾り物?)」となっている。


象徴的存在。

言い方を変えるなら「扇の要」のようなものであろう。



扇の要。

それ自体はたいしたものではない。


が、要がないと扇は意味を成さない。



が・・・・。

扇以外では殆んどなんの役にも立たない。



飾り物であるがために、「戦争責任」も免れている。



にもかかわらず・・・・。


その発言は、常に「上から目線」である。




戦前であれば、私は「不敬罪」でしょっ引かれているのだが・・・・。
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科学技術の発達は幸せを招くのか

2016年02月02日 20時54分46秒 | 毒舌(皮肉)
多くの人や、技術開発に携わる人は「科学技術の発達が人を幸せにする」と思っているだろうが、本当にそうなのであろうか。

私は違うと思っている。

発達は、進歩、進化と言う言い方もある。

人間は類人猿から進化したと言われている。

しかし・・・・。

進化することが良いことばかりとは限らない。

何かが進化することで、それに伴った何かが退化する。



そう、進化と退化は「表裏一体」なのである。




ここで少し話しが横道にそれるが、今行っているボーリング場のコンピューターシステムが新しいものに変更された。

従来の表示装置は、簡単なタッチパネル式だったが、今度もタッチパネル方式ではあるが、新型のタブレット型にはなったものの、専用のシステムではないため、かなり扱いが面倒である。

しかし・・・・。

一緒に投げた人がこんなことを言っている。

「この方がボケ防止にいいよ!」と。

そう、操作が面倒になった分、頭を余計に使わなくてはいけないので、ボケ防止には良いのだ。

が・・・・。


これは例外的な話しで、普通であれば操作が簡単になり、頭を使う機会を奪われてしまうのである。




頭を使う(考える)機会が奪われる。


これは、車社会になって歩く機会が減ったことと同じである。

歩く機会が減る=歩行機能が退化する。



電卓の出現で計算能力が退化。

電卓が普及する前の私は、結構暗算が得意であったが、電卓を使うようになってから徐々に出来なくなってしまった。


携帯電話の普及で、暗記能力が退化した。

私は元々暗記が苦手だったので電話番号は殆んど記憶できなかったが、100ヶ所以上の電話番号を記憶できた人が、携帯を使うようになってからは、殆んど覚えられなくなったと言う。

極端な例では、「携帯がないと自宅にも電話が出来ない」と言う人もいるのだから。



便利なものが出来る(進化)ことによって、何かが失われ(退化)るのである。


それだけではない。




便利なものが次々と開発されるが、開発が進めば進むほど「お金が必要な社会」になってしまう。


昔は不便な社会ではあったが、その分お金は余り必要ではなかった。




しかし・・・・。

今は全く違う。



今は原油安でガソリンが安くなったが、それでもガソリンより高い水を飲む人がいる。



それで幸せなのであろうか・・・・。
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