へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

私のブログについて

2008年09月17日 04時33分40秒 | Weblog
私のブログを読んでくれている或る人から、直接「何であんな考え方が出来るの?」と言うことを聞かれたのだが、これにはいろいろな事情があるのである。
「何であんな考え方」と言うのは、「自分に都合の悪いことまで書く」と言うことのようで、その人の気持ちもわからなくは無い。
その人と私では、「生まれ育った環境が違う」と言う根本的な部分の違いがあるので仕方ないのである。
その違いとは、私の場合は、商人の家に生まれ、父の田舎が百姓(農家)で、私はサラリーマンの道を選び、何度も転職をせざるを得なかったため、平社員から、小さな会社ながら「取締役営業部長」と言う肩書きで人を使う立場も経験し、ヤクザの世界も、警察や政治の裏側も見てきているのに対して、その人は、親も親戚もサラリーマンで、役職もほとんどが「課長」止まりで、転職もほとんどしていないと言うのだから無理も無いだろう、
「商人とお客」「農家と消費者」「人を使う側と使われる側」・・・・と、それぞれが考えることは「正反対」と言ってもよく、両方を経験した人(私など)でなければわからないことが山ほどあるのである。
「商人に都合がよいことはお客には都合が悪く、お客に都合がよければ商人には都合が悪い」と言うように、全てのことが反対に作用するのである。
まさに「あちら立てればこちら立たず、こちら立てればあちら立たず」で、「水と油」と同じなのであるが、多くの場合、数が多い「お客、消費者、使われる側」の意見が強くなり、民意となりやすいのだが、どちらも民意であることに変わりが無いと思うのだが・・・・。
余談だが、私は長男なので店を継ぐことも出来たのだが、商人とサラリーマンを秤にかけてサラリーマンの道を選んだのである。
「商人は税金を誤魔化せていい」などと言う人もいるようだが、一度やって見ればそんなことは言えなくなるであろう。
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