へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

野次馬(外野)

2008年09月04日 03時44分26秒 | Weblog
安部元総理のときもそうだったが、福田総理の突然の辞任劇に日本国中が騒然としているのだが、どう考えてみても「野次馬(外野)が勝手なことを言っている」としか思えないのだが・・・・。
突然の辞任を「無責任に放り出した」などと言う声もあるが、無責任なのは「国民を含めた周りの人」の方ではないだろうか・・・・。
総理大臣と言う役職は「国の最高責任者」ではあるが、超能力を持っているわけでもなく、スーパーマンでもない。
「最高責任者であれば何でも出来る」と考える向きもあるかもしれないが、現実には「周りの協力がなければ何も出来ない」と言うのが実情で、安部、福田と、二代続けての突然の辞任劇も「当然の結果」と言うしかなく、「二度あることは三度ある」と言うことにならぬように気を付けなくてはいけないのだが、果たして「三度目の正直」と言うことになってくれるだろうか?・・・・。
私の予感では「悲観的な結果になる」様な気がしてならないのだが・・・・。
「悲観的な結果」とは、「また突然辞任する」と言うことではなく、「解散総選挙になり民主党政権になる」か「選挙対策用の減税で、国の借金(赤字国債)が増大してしまう」と言うことである。
「民意を反映する」と言うと、一見「正論」のように見えるのだが、これは「とんでもない過ちだ」と言うことに気が付く人がどれだけいることだろう。
「民意」と言うものはかなり自分勝手なもので、言わば「我田引水と同じ」と考えるべきで、水(税金)が沢山あるときは何とかなるかもしれないが、旱魃(税収不足)の時にはとても応えることなど出来るはずがなく、ワークシェアリングならぬ「マネーシェアリング」が必要なのだが・・・・。
「対岸の火事を見る野次馬」のような気分でいると、「気が付いたら自分のうちが燃えていた」と言うことになるであろう。
今の日本が置かれた状況は「尻に火が付く直前」のようなもので、尻に火が付いてからあわてても手遅れなのだが・・・・。
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