鶏口牛後。
これも私が中学1年の漢文の時間に「人間万事塞翁が馬」とともに教わった好きな言葉である。
原文は確か「師いわく 汝鶏口となるも牛後となるなかれ」だったと記憶しているが。
要約すると。
「たとえ小さくても頭になれ、いくら大きくても牛のしっぽのようにはなるな」という意味である。
で、私が「へそ曲がりおじさん」と称しているのも、この言葉の影響を受けているからです。
初めは、「一匹狼」「横町のご隠居さん」「大久保彦左衛門」「天下のご意見番」なども候補にあったが、最終的には「へそ曲がりおじさん」にしたのです。
初めは「別の名前にしろよ」という人もいたが、私の場合の「そし曲がり」には「普通の人とは違う」という意味もあります。
で、この名前で損をすることも多いが、いまさら変えるつもりは毛頭ありません。
最近は死語に近くなっている「一匹狼」だが、日本人には「寄らば大樹の陰」「群れたがり症候群」のほとが多いようです。
そのため、「鶏口牛後」も死語になりつつあるのかも。