へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

依存症と言う病

2007年11月28日 04時15分31秒 | Weblog
薬物依存症、アルコール依存症などと同じ様に、様々な依存症がある。
薬物やアルコールの依存症の場合は、他人への影響が大きいために「社会問題」になるのだが、これから書く依存症は、他人への影響が少ないため余り問題にはならない。
携帯依存症、パソコン依存症、音楽依存症、ゲーム依存症、パチンコ依存症などなど。
「情報依存症」と言うのもある。
「ナンだソリャ?」と思うかもしれないが、「ある限られた情報」に振り回されて、自分で「物事の判断」が出来ない人のことである。
「政府の発表する情報」「メーカーの宣伝文句」などには、必ず「ウラ」があると思わなくてはいけない。
薬の「効能書き」と同じで、副作用(マイナス部分や都合の悪い部分)については、「出来るだけ触れない」様にしているのである。
何事においても、ひとたび「依存症」になってしまうと、抜け出す事は困難である。
政府や専門家、有識者などの言う事は、多分に「希望的かつ楽観的観測」が殆どである。
その上更に困った問題があるのだ。
様々な分野に、専門家や有識者が無数いいるのだが、縦の繋がりはあっても、横の繋がりは殆ど無いのである。
横の繋がりが無い為、個別に見れば正しく思えても、「総合的」に見た場合に正しいとは言えないのである。
「月面に基地を作る」「月の資源を活用する」などと言う「夢物語」がささやかれているが、「エネルギー問題」が起きている中で、どの様にして実現させるのであろうか?。
「国際宇宙ステーションの建設」さえ滞っているというのに。
21世紀と言う時代は、最早「夢を見る時代」ではなくなっているように思う。
しかし、悲しいかな「科学者、権力者」などと言う生き物は、「夢とロマン」を追いたい生き物なのである。
「夢とロマンに満ちた情報」などに依存していては、足元が危なくなってしまう。
「灯台下暗し」と言う事に成るのである。
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