へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

大分前から気になっていたこと

2008年07月31日 03時02分53秒 | Weblog
NHKの大河ドラマ「篤姫」の人気についてである。
巷では「宮崎あおいの演技が・・・・」とか、言われているようなのだが、私から見ると「とんでもない見当違い」と言いたい。
「後からなら何とでも言える」と思う人も居るだろうが、それは私の方ではなく、「今になって篤姫の人気をとやかく言う輩」の方だということは、1月28日の私のブログを見ていただければ、その意味がわかっていただけると思う。
私がブログに書いた頃は、まだ宮崎あおいは出ておらず、子役が出ていただけなのだが、すでに、かなりの視聴率を稼いでいた事を思い出す。
とかく日本人の悪い癖で、「結果ばかりが重視されて、プロセスは軽視する」と言うことがここにも現れて居るように思えてならない。
正に「勝てば官軍」と言う言葉(別にこじつけた訳ではありませんが)が当てはまるだろう。
科学技術の世界で言われる「応用は上手いが、基礎はダメ」と言うのも同じ様な事だと思うのだが・・・・。
そして、更に困ったことがある。
これも日本人の悪い癖で、「群れたがる」と言う習性があるため、誰かが「いい番組だ」などと言うと、とたんに内容に関係なく見たがる人が出てくる。
俗に言う「口コミ」なのであるが、最近はこの「口コミ」にも気をつけなくてはいけないようである。
特に、ネットの世界では、陰でスポンサーからお金をもらって、「個人を装って宣伝をする」と言う手口が増えているからである。
過去においては、何度となく「・・・ドラマは良い」とか、「・・・と言う番組は良いから見たほうがいい」などと言われて見たことがあるのだが、正直な話「何処が良いの?」と言うものがほとんどである。
そんな訳で、ここ数年、民放の番組はほとんど見ることも無くなってしまったのだが、それが影響した?のか、かなり前から12チャンネルが白黒にしか写らなくなり、10チャンネルも同様になり、最近では8チャンネルも写りが悪くなってきている。
10年以上経っているブラウン管のテレビで、特別民放の番組を見たいとも思わない(テレビ放送自体に、それ程執着していないせいもあるのだが・・・・)し、あと3年で地デジに変わるので、「それまで持てばよい」と言う程度にしか思っていない。
「民放の番組を見ていない」と言う事は、「CMも見ていない」と言うことで、「CMを重要な情報源にしている」と言う人から見ると、「一体何を参考にして物選びをするのか?」と考えるだろうが、私に言わせれば、CMとは「売るために必用な良い所ばかりを強調して、都合の悪い部分は隠している」としか言えないので、仮に見たとしても「疑ってみる」と言う事になってしまう。
企業の宣伝(企業に限った事ではないが)は、「自分に都合のよい事しか言わない」と言う、大きな問題点を持っているのだから、「自分自身で判断する」と言う能力を鍛えておく必要が有ると思うのだが・・・・。
「情報の9割はウソだ」と言う人も居るくらい、情報には「信憑性」を疑いたくなる物が多い。
騙されて泣くのは「自分自身」だと言うことを忘れないようにしなくてはいけないだろう。
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