ブログのお題に「今の10代が知らないことは?」と言うのがあるが、その範囲を大幅に広げてみた。
なので、30代40代どころか、50代でも知らないであろうことを書いてみよう。
時は昭和29年夏のことで、私はまだ小学6年生の頃のことである。
夏休みで田舎にいったとき、88歳になるおばあちゃんが緊急手術をすることに。
が、医者が言うには「歳が歳なので手術をしても助かるかどうかは保障できないが、手術をしなければ間違いなく死にます」とのことで、急遽手術をすることに。
で、万一の事を考えて、「親族の方たちに連絡をしておいたほうがよいと思う」とも言う。
と言うことで、その連絡役を私がすることに。
が・・・・。
その当時は、東京などの都市部はともかくとして、少し田舎になると、公衆電話どころか、普通の家に固定電話すらまともに無い時代である。
入院する病院には電話はあるものの、それを借りることは出来ない。
仕方なく、少し離れたところにある酒屋に行き、事情を話して電話を借りたのだが・・・・。
この頃の電話にはダイヤルはありません。
それではどうやってかけるのか。
まず、電話機についているハンドルを回し、交換台を呼び出します。
交換手が出たら、相手の電話番号を告げます。
が、回線に余裕が無いので、直ぐにはつながらず、いったん受話器を置きます。
後はただひたすらベルが鳴るのを待つのです。
30分くらい待ったであろうか、やっとベルが鳴って電話がつながる。
話しが終るといったん受話器を置き、改めて交換台を呼び出して、通話料金を聞き、その金額を酒屋さんに払ったのです。
今ではとても信じられないだろうが、電話が普及したのは比較的最近のことなのです。
今は全て自動化されているが、かつては人の手でいちいちつないでいたのだからね。
なので、30代40代どころか、50代でも知らないであろうことを書いてみよう。
時は昭和29年夏のことで、私はまだ小学6年生の頃のことである。
夏休みで田舎にいったとき、88歳になるおばあちゃんが緊急手術をすることに。
が、医者が言うには「歳が歳なので手術をしても助かるかどうかは保障できないが、手術をしなければ間違いなく死にます」とのことで、急遽手術をすることに。
で、万一の事を考えて、「親族の方たちに連絡をしておいたほうがよいと思う」とも言う。
と言うことで、その連絡役を私がすることに。
が・・・・。
その当時は、東京などの都市部はともかくとして、少し田舎になると、公衆電話どころか、普通の家に固定電話すらまともに無い時代である。
入院する病院には電話はあるものの、それを借りることは出来ない。
仕方なく、少し離れたところにある酒屋に行き、事情を話して電話を借りたのだが・・・・。
この頃の電話にはダイヤルはありません。
それではどうやってかけるのか。
まず、電話機についているハンドルを回し、交換台を呼び出します。
交換手が出たら、相手の電話番号を告げます。
が、回線に余裕が無いので、直ぐにはつながらず、いったん受話器を置きます。
後はただひたすらベルが鳴るのを待つのです。
30分くらい待ったであろうか、やっとベルが鳴って電話がつながる。
話しが終るといったん受話器を置き、改めて交換台を呼び出して、通話料金を聞き、その金額を酒屋さんに払ったのです。
今ではとても信じられないだろうが、電話が普及したのは比較的最近のことなのです。
今は全て自動化されているが、かつては人の手でいちいちつないでいたのだからね。