児童文学作家を目指す日々 ver2

もう子供じゃない20代が作家を目指します。ちょっとしたお話しと日記をマイペースに更新する予定です。

にやみ

2020-12-28 | 物語 (電車で読める程度)
きっとこちらに飛んできた
いやみにやり場のない悔しさ
ごまかすために、
にやりとした
にひるなふりで
明日も明後日も
明明後日も
もっと清く跳ねていたい


ホントは
明日も明後日も
明明後日も
ずっと深くねていたい



これから続くだろう憂鬱と
どう向き合っていこう?
どうも向き合わなくていいか、
どうでもいいという一点において
ほかにない。

だから、ぼんやりとしていよう。
明日も明後日も
明明後日もと
不安に捕まらないように、
必死に今日まで逃げてきたけれど、

なるべく、忘れて
たまに向き合ってみて
やっぱり、特になにもしていなくて
それでも大切なものだけはちゃんと守れるように、
ただ、毎日同じ足跡を辿るのだ。
なにも、考えなくていいし
なにも、感じ取らなくていい。

優しさも、気力もすべては有限だ
消耗し続けても、効果が薄いならやめておくべきだ。本当に注ぎたい時のために
ある程度は温存するのだ。


じゃなきゃ、誰かに消耗されてしまう。
使い潰されてしまう。
それを乗り越えて、裏返る人もいるかもしれないけれど、
生憎そんな胆力は持ち合わせていないし
みえない競争からは早めに降りたい

お金も、名誉も




少し足りないくらいできっといい


そうおもいたい



【おわり】