悪態 2022-10-12 | 物語 (電車で読める程度) 鏡をみて吹き出してしまった。なんだ、この気持ち悪い顔は。画面にうつる私は目も当てられなくて。くそったれうせろこんなの認めない受け入れられないそれでも私がいるのだ。私がいるのだ。【おわり】
辞令 2022-10-07 | 物語 (電車で読める程度) 先輩は重たそうにグラスを傾けた。これはある人から聞いた話しやけど、今やってる仕事は別に理想とは言えないだろ?だって状況や設備、人員や相手の数、質によって変わるし、どれも限界以上やいいとも思わへん。けどさ、そんなかで最善の策を考えるしかないなって。それにここは同じ人間をいつまでも相手にしなくていい。同僚も、相手も。それがすごく心に残ったんよ。幸いにも先輩は来年異動だった。【おわり】
dammit 2022-10-04 | 物語 (電車で読める程度) 教室と教室の間で溺れそうになった足指に絡ませた波の泡夕日のような血だまり思い出したくもない気だるい日曜日そんな感じわかってよ【おわり】