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この3年ばかり花の写真ばかり撮ってきました。「もういいか」というか壁にぶちあたったといえば聞こえはいいが、どう撮ったらいいのかわからなくなった。まぁ才能と技術がないのだろう。無いものは無いなのであって、悩んでも、どうしょうもないから、それではとオイラの写真の原点スナップに帰ろうと潔く戻ったのです。スナップは才能は全く必要がない。でも被写体である相手と偶然としかいえない出会いがないといけないんですよ。まぁ補虫網を持ってカブトムシやクワガタを求めて歩きまわった小僧時代に戻ったわけです。これが難しい。本当にむつかしい。カメラを持った鋭い視線のオッサンが向こうからやってきたら、避けられ、警戒されて、当たり前、今の御時勢、警察に不審者として通報されます。
まぁ社会的な問題は何処かへ置いといて、スナップの基本は、なんでもかんでも拾い集めるために歩きまわることです。でも自分のイメージを増幅させてくれる写真をもぎ取ってくるのが本質でもあるわけですよ。これがねぇ狩人と同じようにイメージを狙いさだめても、目の前に作りだすわけにはいかないので厄介なんです。かき集めて、創造的に作りだす。言葉でいえば簡単です。そして実際、街へ出れば途方にくれる。