>金融庁が一般になじみの薄いカタカナ言葉を金融行政で多用している。
フィデューシャリー・デューティーやスチュワードシップ・コードなどが代表例だ。
2016/10/10付、日経新聞が記事を書いている。
> 5日に都内で講演した金融庁の森信親長官はカタカナ言葉をふんだんに交えて熱弁をふるった。「フィデューシャリー・デューティー(FD)を全うすることはより良い資金の流れの実現に寄与するはずだ」
FDとは「フィデューシャリー(受託者)」に課された「デューティー(義務)」という英語の金融用語。顧客から信認を受けた金融機関は自らの利益でなく、顧客の利益を最優先に行動する義務を負うという意味で、言い換えれば「客の方を向いて仕事をしろ」という当然の指摘だ。
Fiduciary duty 受託者責任 英米法において信認を受けた者が履行すべき義務を指し、信託受託者が信託委託者及び受益者に対し負う義務を指す概念 と、投資用語集に見える。
また、歴史的に、英国の中世において、財産管理を他者の一任に委ねたことに起因する紛争の解決から生まれ、資産運用に関連して発展してきた概念 とある。
スチュワードシップコード stewardship code
>直訳すると「管理者の心がけ」といったニュアンスになるが、「資産運用受託者としての責任ある行動」ととらえると理解しやすい。2013/7/29 日経新聞記事より
フィデューシャリー・デューティーやスチュワードシップ・コードなどが代表例だ。
2016/10/10付、日経新聞が記事を書いている。
> 5日に都内で講演した金融庁の森信親長官はカタカナ言葉をふんだんに交えて熱弁をふるった。「フィデューシャリー・デューティー(FD)を全うすることはより良い資金の流れの実現に寄与するはずだ」
FDとは「フィデューシャリー(受託者)」に課された「デューティー(義務)」という英語の金融用語。顧客から信認を受けた金融機関は自らの利益でなく、顧客の利益を最優先に行動する義務を負うという意味で、言い換えれば「客の方を向いて仕事をしろ」という当然の指摘だ。
Fiduciary duty 受託者責任 英米法において信認を受けた者が履行すべき義務を指し、信託受託者が信託委託者及び受益者に対し負う義務を指す概念 と、投資用語集に見える。
また、歴史的に、英国の中世において、財産管理を他者の一任に委ねたことに起因する紛争の解決から生まれ、資産運用に関連して発展してきた概念 とある。
スチュワードシップコード stewardship code
>直訳すると「管理者の心がけ」といったニュアンスになるが、「資産運用受託者としての責任ある行動」ととらえると理解しやすい。2013/7/29 日経新聞記事より