三十日である。みそか という響きがよい。おおみそか まで月めぐりはすぐである。つごもり とも言う。これに文字を当てて、晦 となるか、実は、月籠り であるから、言葉としては興味深い。おおつごもり と言って、それには語感がある。三十日、晦日つごもりには、師走となる世の中である。 . . . 本文を読む
ブログ記事数が6000を超えた。このgooサイトでは2013年から始めている。お知らせによると、2019年3月に15周年を迎える gooブログは来春リニューアル、2.5億記事が投稿されてきた、そのブログ数の膨大さには驚くが、パソコンによる数字としては、いかばかりか。2019年3月の予定で、その意匠が伝えられて、どうなるか見えてきた。 . . . 本文を読む
文章は段落によっている。作文における文章構成のポイントである。その段落形式に、冒頭のスペースを空ける、1字分のコマを開ける段落の始まりであるが、その形式を作文用紙で練習する。原稿用紙の書き方ともなる。その段落を構成するという文章練習ができない、できていないという現象がある。パソコンのワードを使っての文書つくりに、1字分の、それは日本語の文字を全角で書くので、そのスペースをあけることで、文章となる。しかし、その文書作成で、文章の段落形式が変わってきている。端的に文字の打鍵スペースをしないで、段落を行替えによって、前後の行開けを文章として示している。したがって、行を変えたら1字分を開けるという規則はまもられない。 . . . 本文を読む
エニグマをBS放送、映画を見た、イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 というタイトル、チューリングマシーンと呼ばれるコンピュータの開発者、そして、エニグマ 謎暗号の解読によって、戦争は2年早く終わったと、ナレーションが流れる。 . . . 本文を読む
反対語と習った。そこに反義、類義を知る。対義語と言ったりもするのは、反対の意味がとりにくい場合があるからである、しかし、これには、対になる、つい という用法を修辞に持つため、反義になるとは限らない。さて、高い、低い、と、この反義の例を挙げる。木の高さを思えば、それには高い、低い、低いと並ぶ。浅い、深い、これについてはどうであろう。ため池の水面を見て、浅い、深い、深いとなっていく。先と同様で、逆に言えば、低い、高い、高いとなるから、ここで、高い、についての反義は、深い、ではないかと気づく。それは、低い、については、浅い、となるのであるが、これは、次のようにも見える。高い、深い、同義、または類義である、ということである。たかい、ふかい、そしてまた、ひくい、あさい、この関係を反義と捉えたにもかかわらず、同義、類義となってしまう。言語には同義語が存在することはないが、見方によっては、表現を同一対象に用いる同義がある。さてそれでは、高い、これを気温など、あるいは、値段の高い、というときなどに使うと、その反義はどうかんがえるだろう。 . . . 本文を読む
車の広告文である。研究開発者の談話を紹介している。搭載するエンジンが、3 in 1コンセプトであるというが、その夫々は、FCVとEVとPHEVとなる。この略語を見て、その語を検索する。いまさら聞けないサイトで知る。すると、水素と酸素で発電し、モーター駆動するのが「、FCV 燃料電池自動車とあり、Fuel Cell Vehicleのようである。MIRAI(トヨタ)、クラリティ FUEL CELL(ホンダ)。自宅や充電スタンドで充電できるHVが、PHV プラグインハイブリッド自動車、Plug-in Hybrid Vehicleとなる。そして、バッテリーの電力だけでモーター駆動するのが、EV 電気自動車である。この用語に、PHEV
Plug-in Hybrid Electric Vehicle の略がある。さて、そのひとつひとつの動力が仕組みになる。電気自動車にはモータによると、すると、エンジンというものは動力としてあるのか、どのようなものかと、ハイブリッドに内燃機関をつけるところから、やはり、モーターとエンジンがある。 . . . 本文を読む
反義語、類義語について検索していたら、シソーラスがヒットして、その説明にそうなっているのかと思ってしまった。マイペディアによると、>百科事典マイペディアの解説 語句を意味的に分類し,類義語,反義語,上位語,下位語などの関係を記述した辞書。コンピューターの自然言語処理においても利用され,情報検索システムなどで人間が入力した検索語を,シソーラスを用いてあらかじめ用意されたキーワードに変換したり,専門用語を含む文を解析する際にシソーラス内の語義を参照したりする。自動翻訳のシステムでも重視されている。 とある。これはひろい意味で、シソーラスが類義語だけだとすると、コンピュータ用語では異なっている。ASCII.jpデジタル用語辞典の解説 >データベースのデータディクショナリのひとつ。情報の検索に使われる重要辞書で、情報の項目を、同義語や関係している項目でまとめている。これを受けて、辞書義にも、その説明項目がある。 . . . 本文を読む
国語を日本語にとらえることは和語を国語とし、国語に漢語を入れていること、そして外来語、混種語にも国語であることを認めて日本語とすることである。借用語はわかちがたく国語となった。和訓とされた日本語読みにカタカナ訓がついて表記される現象はハイブリッド日本語である。ハイブリッド、hybrid、 種や品種が異なる、2つまたはそれ以上の異質のものを組み合わせ一つのものにする、という意味であるから、植物や人間を含む動物から生まれた子孫などに雑種としての起源がある。イノブタ、飼い豚と野生の猪の混種、異種のものを組み合わせたものである。ハイブリッド日本語は雑種日本語の謂いである。和語の借用において漢語を文字とした工夫に国語の概念が無自覚に意識されていたところに異種の言語として移入された言葉にポルトガル、スペイン、そしてオランダ語などが加わったので外国語についての意識が生まれたものである。 . . . 本文を読む
いいんかいNP、辛坊議長がシンボーできないのか、ウイキペディアより確かな情報典拠はないんですかと、というようなことを叫んだ。サイトのフリー百科事典はかくしてまともには見られていない。ウイキペディアがウイキであることによる便利さを理解していない。理解はなくともその恩恵は計り知れないほどの利用価値があるにもかかわらず、またそれを読むことは自由であるので、もっと確かなものと言えば、ネット情報の危うさをいつの間にか常識としてしまう、その典型がウイキペディアの物言いには、ある種、インターネトサイトの誤解された用法となる。ウイキのページに、こうしてウィキペディアは、2001年の1月に始まった、と見える、こうしてというのは、どうしてであったかを知ってみるとよいかもしれない。 . . . 本文を読む
四分五裂と使えば、4つに分け、5つに裂くような状況をつくってみようとする。日本を4つに分けた、その島を北海道本州四国九州とすれば明らかに、これは乱暴なたとえであるが、4分してそこに地域特徴を見るようなことであるが、そこに5裂くとするにはどうすることになるか。本州を関東と関西に分けて線引きする、どう考えてみて、日本列島の四分五裂はあり得ない。しかし日本の現実はそのような状況に陥りつつある。これは敗戦後の70年において見えていた事実が現れ始めたことによる。なにか。日本の民族問題、労働者人口、経済社会の格差、そして政治の議論である。独立国家日本はその自立において歴史を持つものであるが、冊封に対する自律、鎖国を敷いた幕府、帝国による日本支配は王政復古であって、この国が得た民主主義はその理念から100年余を経過してきたにしても、あくまでも民主と自由の真の意味での国家にはなりえていない。民主国家の独立はそれまでの支配関係を清算はしたものの、民衆、大衆の国民意識には封じ込められた自由の錯覚の中に取り残されたままである。そこに5裂の、4分プラス1になるのは、国家体制である。立憲民主とそれまでの立憲君主には、国民の一人一人がどうとらえているかは議論するところにない。 . . . 本文を読む