毒、Venom、の頭文字から、Vト言う。神経剤、V剤の一種。V剤 V-series,V-Agents 、化学兵器の神経ガスの分類の一つ。>1952年にDDTに代わる新型農薬の開発に取り組んでいたイギリスのインペリアル・ケミカル・インダストリーズ(ICI)植物保護研究所のラナジット・ゴーシュ(Ranajit Ghosh)率いる研究チーム ウイキペディア V剤の項 によって発見され、農薬としては毒性が強すぎた。英国軍が神経ガスとして見出したとある。神経ガスは、最初に合成された、タブン(1936年)であり、次いでサリン(1938年)、ソマン(1944年)、シクロサリン(1949年)があり、G剤と呼ばれるもの German gas が語源 と、V剤、英語の Venomous 有毒な から命名された、VE、VG、VM、VXの4種が存在する。 . . . 本文を読む
暗殺の報道が殺害の事件になった。それまでの報道と異なる表現となった。事件としての全容が解明されつつあるということか。産経新聞では、2017.2.28 22:33【金正男氏殺害】「暗殺に注意」と韓国が警告 > 複数の韓国メディアは28日、北朝鮮の金正男氏殺害事件に絡み、韓国の情報機関、国家情報院が昨年後半、正男氏に対し、北朝鮮による暗殺に「注意しろ」と警告していたと報じた。 http://www.sankei.com/world/news/170228/wor1702280066-n1.htm というように、用いる。また、> 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された事件で、正男氏の愛人とされる美人女性スパイの存在がクローズアップされている。複数の韓国メディアが「事実上の第三夫人」として紹介し、北朝鮮の対韓国工作員だったと報じた。この女性が正男氏殺害を黙認したとの説もある。正男氏は愛人に裏切られ、無残な最期を迎えたのか。(夕刊フジ) と観測している。 . . . 本文を読む
テレビニュースで報じた。国有地払い下げにかかわる、土地取得の法人が経営する幼稚園の卒園式らしき映像である。そこで、教育勅語を一斉に朗誦した。一瞬、この子供たちの将来を思いやるような出来事であるが、一方で、それを進めた時代があったことを想起する。運動会では宣誓式に園児たちがそろって、代表の子たち、数人が手を挙げて何やら叫ぶ様子が映った。聞いていると、領土を主張することをはじめ、政治の決定するところを声高らかに言っていたが、そこに、首相の個人名だったのには驚いた。この学園が行う教育が神道なのだろう。小学校でどうするか、いまの映像は幼稚園であるから、用地買収はそこにまた立つのである。その神道の由来は1930年代になるか、さらには1000年の歴史をもってするか、写しだされた映像は明治以降の、と、見たいところ、どうも昭和の初めのころのことのようにも思える。 . . . 本文を読む
東京八王子を午後3時に出て名古屋帰宅が8時であった。浜松SAで食事休憩が30分だったから、5時間を切って、4時間半の猛スピードか。浜松から中央道、伊勢湾岸道路への接続は快適に過ぎた。下宿の引っ越しをしたわけだが、代田橋の都心に移った。たまに2年、それは府中の東だったから、30分近くなった。金曜日の夜半まで荷造り、土曜日の朝9時からサカイ引越業者が来て10時半に積み込み完了、11時半には完了していた。 . . . 本文を読む
必要あって現在に住所を登記することになった。登記は住変をしようとしたのであるが、名古屋市に転居する前が辿れない。申述書で古い住所に不在である証明を作った。それが、そのままで、不在不在席証明だといけなかったということである。名古屋になる前には転居を2回、住居表示変更が1回あって、それを本人の所在としてつながりを持ったものと証明がいることになった。戸籍の付票に転記することから、謄本をとったが、5年をさかのぼって記載は省略されていた。除票とか言うようであるが、それをたどるしかない。登記上の住変は難しいことではないので、一般にはすぐに完了する。とすれば、わが存在の証明は難しくないようであるが、はたして・・・ . . . 本文を読む
玄妙な道に入る関門。禅学に入るいとぐち。転じて、禅寺の門。寺の書院の昇降口。これは、辞書の解説である。玄妙という言葉に、妙があるが、これは玄と関による。
この玄は、ディヤーナである。
深いさとり(=玄) . . . 本文を読む
文法には文を主語と述語でとらえ、文章には主題部と説明部でとらえる、という対比を、日本語文法文章論で考える。文法に文が設定される考え方で、句をとらえていた、章句の区切りにある言語主体が、文の捉え方に現れなくなった、そういう考え方が進められて、文法論が行われてきたのである。辞と詞、そこにあらわれる句は文章を構成する。文の考え方で言語主体は文の中ではモダリティと分析されたが、必ずしも文に現れないので、文とする主語と述語に、主語をかならずしも示さないことから、主語を補語とすることによって、文の考え方を変えてきている。日本語の文は、主題を持つ文章にある、そこに包摂されているので、日本語の文章として、主題を析出することになる。日本語文法文章論は日本語の言葉による論理を分析する。 . . . 本文を読む
禅語としてよく知られているのは、挨拶、玄関、喝など、身近なところに用いる言葉がある。禅宗がどういうものであったか。庶民にとって、日常にはどうかかわりえたか。一挨一拶、いちあいいっさつ、という禅語が、民衆に浸透するのは、どういうきっかけがあるだろうか。碧巌録に、一挨一拶、其の深浅を見んと要す、と見える、解説がある。二十三則、一言一句、一機一境、一出一入、一挨一拶、というのを、田上さんは引用する。講談社学術文庫の1冊、禅語散策、田上太秀さんの本による。師と弟子か、禅僧仲間たちか、心で心を読むと言う。心の深さを知る、考えを忖度する、応答を迫る、考えを披露するときに、言葉を投げかけ、心境を試験するというわけである。それに伴う用語に、棒喝、払拳棒喝 ほっけんぼうかつ 、それにはまた、一頓棒、三頓棒、三十頓棒のような言い方が見るそうであるから、禅宗の修業のさまが想像される。ただ、この挨拶を、一方で、取り入れたのは、俳諧であるから、その用語にあるか。俳句の挨拶となると、そうとらえる山本健吉氏、俳句は挨拶、滑稽、即興であると言う。 . . . 本文を読む
講談社学術文庫の1冊、禅語散策、田上太秀さんの本による。居士を取り上げる。
漢訳になる居士は、インド仏教における居士の原語はグリハ・パティgṛhapatiである。
その原意は富裕な資産家を意味する、仏道を修行する在家の男子、と、
平凡社百科事典にある。
居士仏教は在家仏教である。
>グリハパティといい「家の主人」の意味で資産家の家長、長者、家主、在家、などと訳
http://www.terakoya.com/yougo/b_yougo_3.html居士のこと、居士は在家である。裕福、寡欲、仕官せずに仏教を奉ずる。中国では、この語の定義を盛んにするという。漢語を見れば、学芸に通達、学徳の高い、隠者の意味になるというが、古代インドでは、富裕な人であることが言われていたから、不在、不友、屏居、幽居、貞素、自得といった説明がある。がいよそうこう。 . . . 本文を読む