語彙のとらえ方で、語彙素という単位がある。語彙を集合とし、その要素である一つ一つを、語彙項目とするとらえ方ではなくて、語彙素をを設定する。Lexeme の訳語である。lexicon について、1(特にギリシャ語・ヘブライ語・アラビア語などの)辞書. 2(特定の言語・作家・作品・分野などの)語彙(ごい); 語彙集. 3【言語学】 語彙目録. と、辞書に説明する。この語は語源に、ギリシャ語、語彙(集)の意、である。この語彙素はフリー百科事典が、 >形態素はレンマ(Lemma、基本形:上の例でいえばそれぞれchild、go、big)で代表され、ある言語における語彙素の総体がレクシコン(Lexicon、語彙目録)である。レクシコンとレンマは一般的概念であるが、具体的なものとしては辞書と見出し語とに相当する。 と解説する。それによると形態素になぞらえる、文法の形態素としての単位、語彙の語彙素の単位として、対照するようなことである。 . . . 本文を読む
現代日本語文法文章論 題材は、タイトルが、弔いの心 ムカサリ絵馬 とあり、副題に、亡き未婚者の架空婚礼描く、山形県村山地方の風習 とある。日本経済新聞の文化面、20140930付けである。執筆者は 小田島建己氏である。なお、有料会員サイトであり、著作の全文をこのように言語分析に資料としているので、そのことをお断りするとともに、ここにお礼を申したい。
冒頭の文は、次である。
> ここに載せた絵を見てほしい。
末尾の文は、つぎである。
>ムカサリ絵馬はそんなことを私たちに教えてくれるような気がしている。
書き出しの文段は、次のようである
> ここに載せた絵を見てほしい。新郎新婦が杯を酌み交わす三三九度の様子が描かれている。いずれかの両親とおぼしき男女が奥に、手前には仲人と、華やかな着物をきてお酌をしている少女がいる。昔の婚礼を描いた絵だが、これは死者を弔うための絵馬で、山形県上山市の久昌寺に奉納されたものだ。 . . . 本文を読む
薬の言葉である。そもそも、薬とはなんだろう。くすりは、もっぱら生薬のことを指した、と言ってみて、生薬とは何か。しょうやく、生薬は、草根木皮あるいは動物、鉱物など、天然に存在する薬効を持つ産物から有効成分を精製するものようだ。生薬はまた、薬事法によって医薬品として扱われるもの、食品として扱われるもの、この2種類をさす。Crude Drugs と言う。体質の改善を目的として用いる薬の総称とも説明する。古代中国で植物が薬の基本、薬用植物があった。加えて動物、鉱物も用いらた。漢方医学として発展すると、薬は漢方薬をも指す。そしてその漢方薬に対する西洋医学の医薬品を広く含めて、薬は、薬事法に定められる。古くから、薬師ということがある、くすし、また、くすりし、であるが、やくし、と読むほうが親しみがある、薬師如来の略称である。また、くすし、についても、日本における医師の古称であるので、漢方薬の専門家、本草学に基づいた生薬による治療を行うものとされる。 . . . 本文を読む
8人収容、死者12人に 御嶽山噴火 知立の高校生も死亡 中日新聞トップ記事、見出しである。20140930
リードには、
長野、岐阜県境の御嶽(おんたけ)山(三、〇六七メートル)の噴火で、長野県警は二十九日、救助活動を再開し、山頂付近で心肺停止状態で発見された登山客八人を麓に運び、全員の死亡を確認した、
とある。
>新たに山頂付近で心肺停止状態の五人を発見した。これで噴火による死者は十二人、心肺停止の人は二十四人になった。
中段の見出しには、シェールオイル 開発など失敗 住商 損失2400億円 とある。20140930
記事には、住友商事は二十九日、米国の新型原油「シェールオイル」の開発事業で投資に見合うだけの生産量が見込めなくなったとして、千七百億円の損失が出る見通しになったと発表した、とある。 . . . 本文を読む
日本語を大東亜語と呼ぶことがあった。東亜また大東亜という用語に歴史解釈が必要である。日本が東アジアのなかで自らの地勢をどう考えようとしてきたか、その時代に現われた東亜であり、大東亜である。大東亜語と用いたのは、興亜語、協和語とが、その意味内容を指したようである。この語で項目立てをする、辞書はない。
協和語を、満州国の建国初期に用いられた簡易的な日本語である、とする。ウイキペディアより。
しかし現在もなお、東亜日報という、その名前を持つ新聞がある。大韓民国の日刊新聞であり、日本統治時代の1920年4月1日に創刊をして、現在は本社をソウル特別市に置く、発行部数は2,068,647部、韓国ABC協会への申告部数、2003年10月-12月、とある。するとこの東亜の語には東アジアの意味を持つと考えられる。それが、大東亜となった場合には、一方で前時代の戦争の名称を表す、大東亜戦争 Great East Asia Warの用語である。 . . . 本文を読む
23話 食料不足
魯との国境にまで兵を進めた斉の景公のもとに、3人の逆臣を代表して仲梁懐が訪れる。彼は共闘を持ちかけるが、そこに魯の使者として子貢もやって来て……。一方、弱気になって逃げようとする魯の定公を叱咤する季孫斯。そんな彼に、少生卯と孟孫氏、叔孫氏は「孔丘は国を転覆させようと企んでいる」と吹き込む。そのころ、孔丘は陽虎との戦の準備を着々と進めていたが、魯は深刻な食糧不足に悩まされており……。
24話 曲阜の戦い
斉の商人から仕掛けられた魯の食糧不足をめぐる商戦は、子貢の策によって斉の商人が大損して終わった。子貢と冉有はこの商いで得た巨額の利益で、食料を備蓄することを提案する。だが孔丘は「大道を追い求めるのに、その場しのぎの小人のやり方を用いていいのか悩んでいる」と語る。一方、少正卯は孟孫氏を言葉巧みに口説き、兵権を握る大司馬に任命される。そしていよいよ、陽虎と孔丘の軍が正面からぶつかり合い……。
以上はwowowオンラインのあらすじである。 . . . 本文を読む
もうすぐ10月である。9月が、なかったかのような印象だ。それで、ウイキペディアから、9月の季語を眺めてみた。どれほどに自然また風景と接したであろう。あわせて、10月の季語に、秋らしさが増す。そして、すぐにも、醸成月 かみなんづき、 新穀で新酒を醸す月 神嘗月 かんなめづき、 新嘗(にいなめ)の準備をする月 神な月 かみなづき、 神の月の意 雷無月 かみなしづき、 雷のない月 である。 . . . 本文を読む
鬱は、難しい字である。鬱病と書くと、病名ではあるが、表記を、うつ病とする。難しい病気であるから、ひとつのサイトから引用することになるが、やはり病名としての内容を、うつの原因と4つのストレス | うつ病・自律神経失調症の整体専門 ...www.kenryouin-group.com/utu-cause.html と解説するページから見てみる。うつの原因にストレスを挙げて >致命的な勘違いをしている方が多くおります。それは...「ストレス=人間関係などの精神的ストレス」という勘違いです。 を言う。それには、4つのストレスがあるという。精神的ストレス、構造的ストレス、化学的ストレス、そして温度と湿度のストレスをそれぞれに説明する。そして、ストレスがあるとなぜうつになるのかという仕組みを、うつになるプロセスとして、自律神経の基礎知識、自律神経の乱れについて解説がある。それはまた、自律神経のストレス反応について知ることになる。。 . . . 本文を読む
現代日本語文法文章論 題材は、タイトルが、潮待ちの島もてなしの記 とあり、副題に、瀬戸内の藩営接待所、統括武士の苦労日記読み解く とある。日本経済新聞の文化面、20140929付けである。執筆者は 橋本矩之氏である。なお、有料会員サイトであり、著作の全文をこのように言語分析に資料としているので、そのことをお断りするとともに、ここにお礼を申したい。
冒頭の文は、次である。
> 愛媛県の旧中島町(現松山市)にある津和地(つわじ)島は江戸時代、瀬戸内航路の要衝だった。
末尾の文は、つぎである。
>いつの日か出版計画が完結することを期待したい。
書き出しの文段は、次のようである
> 愛媛県の旧中島町(現松山市)にある津和地(つわじ)島は江戸時代、瀬戸内航路の要衝だった。1636年、松山藩はこの地に直営の公儀接待所「お茶屋」を開設。幕府の役人や、参勤交代で上下向する西国諸大名の接待に当たらせた。責任者は松山藩士の八原佐野右衛門。八原家は幕末までこの任に当たり、当主は代々、佐野右衛門を襲名。膨大な勤番日記を残している。 . . . 本文を読む
4人死亡、27人心肺停止 御嶽山 火砕流確認 2014929
リードには、
長野、岐阜県境の御嶽(おんたけ)山(三、〇六七メートル)の噴火で、両県警や自衛隊などの救助隊は二十八日、山頂付近で心肺停止になっている登山客ら三十一人を発見した、
とある。
>このうち男性四人を麓の長野県木曽町にある旧小学校舎に搬送し、死亡を確認した。負傷者は長野側で三十人、岐阜側で十人の計四十人に上った。火山災害としては、火砕流で四十三人が死亡・行方不明となった一九九一年の雲仙・普賢岳(長崎県)以来の大惨事となった。
記事見出しに、負傷40人 また、灰の中 動かぬ人 とある。
トップ左、中段の見出しに、土井たか子氏 死去 85歳・元社民党首 女性初の衆院議長 とある。 20140929
記事には、元社民党党首で女性初の衆院議長を務めた土井たか子(どい・たかこ、本名多賀子=たかこ)氏が二十日、肺炎のため兵庫県内の病院で死去した、とある。
>
同志社大大学院修了。憲法学者から政界に転じ一九六九年から衆院選に十二回連続で当選し、護憲の旗を掲げ続けた。 . . . 本文を読む