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晦日、大晦日を令和5年が迎える。 大掃除に数日を費やす。片付け、しまい込み、埃をはたく、ネコの毛が大変である。 高いところにある煤は木作りから変わってサッシの密閉型でたまることがなくなった。 それを埃がたまるのはサッシの溝、ドアの敷居に、窓や引きガラス戸の隅にここにたまるものがある。 窓ガラスの表側、それは風にさらされ雨に打たれるところ、軒下という作りがなくなって、じかに汚れとなる、 . . . 本文を読む
おかげさまでこうして生きている。年金がなければ給与生活を続けてきただけで退職後の備えをしてきたわけではないので、そういうのもほめられたことでないし、ただ職務としての務めを宮仕えだからと続けてきた。いまこうしていられるのが不思議である。50年近くをまともに過ごしてきたのはその通りであって、その間に年金積み立てをしていたことになるから、それでもこうなるとは考えもしなかった。退休生活は日々 . . . 本文を読む
金融経済というと、資金を融通することによる社会の経済活動になる。とくに生産にかかわる。投資、投機になると、資本の移動となるから、価格によるものではない動きになる、お金でお金を増やそうとするので、その市場が作られる。株式市況など、ニュースに扱われてマネー経済を現す。ごく常識的な国の間を行ったり来たりしてお金が増えたり減ったりする見方で、貨幣を流通させる地域で交換するときに起こる為替がそ . . . 本文を読む
本が届いた。書名は、リフレが正しい。FRB議長ベン・バーナンキ―の言葉 2013年発行、KADOKAWAの出版である。入手したのは2022年第3刷。注文して在庫の返事で12月に確認が取れない時はキャンセルだと言ってきたりして、ネット注文の便利さをいぶかっていた。問題の書となっているのか。
金融政策の世界的権威、RB議長のバーナンキ氏の講演集。 . . . 本文を読む
日銀、言わずと知れた日本銀行そのHPは、
>日本銀行は、物価の安定と金融システムの安定を目的とする、日本の中央銀行です
https://www.boj.or.jp/
と、うたう。しっかりしたページとはいかめしい。中央銀行とは何だろう。
概要には、
>日本銀行はわが国唯一の中央銀行です。日本銀行は、日本銀行法によりそのあり方が定められている認可法人であり、政府機関や株式会社では . . . 本文を読む
寒月
2023-12-26 | 日記
冬、寒々として、さえわたって見える月、と語釈が見える。コールドムーン cold moon 満月に近い寒月の夜、27日に満月。
寒月をさへぎる雲のなかりけり 稲畑汀子 ホトトギス 199901
>12月の満月のことを「コールドムーン」と呼びます。昔、アメリカの先住民たちが農作業や狩りの目安にするため、満月ごとに呼び名を付けたといわれており、12月は厳しい寒さの時期に見える満月で . . . 本文を読む
叙述類型を検索したら、トップにヒットしたのは、第51回中日理論言語学研究会発表要旨であった。
叙述類型論のこれまでとこれから―として、益岡隆志氏の論である。
叙述の類型の概要については,特定の時空間に実現する事象(event)を叙述する事象叙述 と,対象の属性(property)を叙述する属性叙述という 2 つのタイプを分けたうえで,事象叙 述(例「親が子供を遊園地に連れて行った . . . 本文を読む
オタク文化だという。アイドルオタク、ダイエットオタク、鉄道オタクなどと使うが、オタク用語の、推し、天井、リセマラ、リアコ、マチソワとなると、大限界に頼って、リセットマラソン、リアルに恋している、マチネとソワレで昼公演と夜公演の両方、と見えて、さっぱりである。
天井は、お手上げ状態なので、そうなることを知らないからである。
界隈のBLはかろうじてドラマか映画になった話題ぐらい。 . . . 本文を読む
界隈という。近辺、周辺部を意味する。なにの近辺かとなると、新明解の語釈が参考になる。問題になっている場所、というわけである。なぜか、界隈には奥まった処を意味する場合があるので、そこに集まるのは問題があるというようなことである。
大限界の章立てに界隈が並ぶ。この書を見てそこにまず目を瞠る。こんなに問題となる場所があるのだと知らぬものにすればこれは何だろう。 . . . 本文を読む
S,H,R、年号の略をとれば、昭和、平成、令和と世代を過ごした。昭和の大戦を境に64年は20数年、40年弱と分けられるが、偶然その後半に生を享けて昭和戦後に成長し平成の壮年を経てきて令和には退職後の余生となる。余生とは余命でもあるまいし、退役後の余生と言ったりするから、活動を終えたとなるか。
世相を眺めるには視野が狭まって令和の時世を悲観的に見るばかりである。辞書義の、盛りの時期を過ぎた生涯、残された人生というのがあまりに情けない。 . . . 本文を読む