量子コンピュタによって、スパコンで1万年かかる計算を3分20秒で行った、という、グーグル発表のニュースがあった。さて、その、量子コンピュータとは量子力学的な重ね合わせを用いて並列性を実現するとされるコンピュータだという解説であるが、>いわゆる電子式など従来の一般的なコンピュータ(以下「古典コンピュータ」)の素子は、情報について、「0か1」などなんらかの2値をあらわすいずれかの状態しか持ち得ない「ビット」で扱う。量子コンピュータは「量子ビット」 (qubit; quantum bit、キュービット) により、重ね合わせ状態によって情報を扱う。ウイキペディアより ビットに対して量子ビットで扱う、quantum bit キュービット という。コンピュータのビットを古典ビット(英: classical bit)やCビット(英: Cbit)というのに対して、量子ではキュービット、キュビット、クビット qubit)、Qビットという。
1年は、31536000秒、それに1万年では、315360000000、3153億6000万
3分20秒は200秒、15億倍強の時間
この比較は、理解の域を超える。
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23日、グーグルは最先端のスーパーコンピューターが1万年かかるという計算を量子コンピューターを使ってわずか3分20秒で解くことに成功したと発表しました。
実用化はこれからですが、新薬の開発や自動車の電池の軽量化など、数年がかりだった研究開発が加速すると期待されています。一方で、機密情報を保護する暗号を解読できる可能性があるため、悪用への懸念の声も上がっています。AP通信などによりますと、量子コンピューターの開発にはマイクロソフトやIBMなど他のハイテク企業も参入しています。中国も高額の投資をしているとして、アメリカは国家機密のハッキングを警戒しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
ウイキペディア、量子力学の項。
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技術分野について、半導体を利用する電子機器の設計など、微細な領域に関するテクノロジーのほとんどは量子力学を基礎として成り立っている。そのため量子力学の適用範囲の広さと現代生活への影響の大きさは非常に大きなものとなっている。一例として、パソコンや携帯電話、レーザーの発振器などは量子力学の応用で開発されている。工学において、電子工学や超伝導は量子力学を基礎として展開している。