こういうネーミングがあると知ったのは、ゆとり世代を検索してのことで、すこしみてみた。
サイトではもう数年を経て、その語録なるものもある。
NAVER まとめのページに名言とする、新入社員の言葉として採録する。
それに加えて、イラッとくるゆとり語「とりま/オシャンティー」 - NAVER まとめというのもある。
2011年03月24日の日付である。
ゆとり語そのものは、流行語を超えて、携帯メール、ケータイ、PCのサイトに現れた省略語の特異現象であった、かのようにも、思えるが、若者が編み出したコミュニケーションである。
そこにゆとりを称して、社会現象となったのが、名言集、語録を作り出したか。
それに対して、団塊世代のスラングを対比する見方もある。
若者が、いらっとくる、というわけである。
ゆとり語をバカにするオッサン&オバサンに異議あり! 若者がイラッとする、2009年3月23日のサイト日付である。
ゆとり世代の新入社員名言 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2137940059143677301?&page=1
>
ゆとり世代の新入社員名言
今の世代を表している言葉ですね。昔のようにがむしゃらに働き、仕事に人生を費やすことは価値観に合わなくなってきました。そもそも同じ量働いたとしても、今貰える給料は半分以下でしょうからね。 更新日: 2013年09月17日
「定時に帰るヤツは空気読めないバカだと思うけど、
10時まで残ってる人は人生のバカだと思う」
ゆとり世代の結婚への意識は「バカだな、お前」
「今は戦後じゃねえんだぞ!古い世代の価値観を押し付けるな!」
仕事は中途半端、遊びは全力、結婚はしない!
それがゆとりの生きる道
急に教科書に載っているページを飛ばされて、
バカみたいな『総合』の時間を増やされて、
今じゃ街頭でゆとり反対の署名活動がされている。
俺も教科書のページ、勉強したかったよ!
なぜゆとり世代を対等に扱って頂けないのでしょうか世間は!!
なりたくてゆとり世代になったわけじゃないのに…
ゆとられてることに今やっと気付いたくらいなのに…
そしてボブディラン名言に何気にうるっときたのですが!!!
大人どもの無気力試合に負けてたまるか!!!(泣)
「ゆとり教育が私を育てた!私のせいではない」
バブル期のやつが、ゆとり世代バカにすんな。
バカにする前に自分の足元しっかり見直せ
「ゆとりは人生の迷子だよ…」
「ゆとり(世代)にゆとりを」
「ゆとり世代がダメなのはしょうがないことなんです」
「おれらゆとり世代は『死にたい』と口にして
初めてブーストがかかる」
「俺は世代だがこれからはさとり世代だ!」
母ちゃんがテレビを見て「割り勘なんて…男が恥ずかしいマネするんじゃないよ」と言っていた。
お前の息子も割り勘だよ。しょうがないじゃん
ゆとりゆとりと言われ、ゆとりでいいかと思うこの頃
「ゆとり教育を実地したのは、バブル世代の大人。
ゆとりをバカにするのなら、それはあなたたちをバカにすることだ」
給料日はコンビニでハーゲンダッツを買って、1食500円もする冷凍食品をチンして食べる。
ゲームしてネット見て、友達とメールをして眠りにつく。
こんな些細なことがゆとり世代の幸せ
http://news.infoseek.co.jp/article/trendgyao_life13022/
>
以前に「“ぅちの悪口ゆぁれた”今日本で最もイラッとする言葉“ゆとり語”」が大きな盛り上がりを見せ、賛否両論ありましたが、そもそも新しい若者言葉が生まれるたびに批判するオヤジたちって何なの? あなたたちの世代だって、今聞いたら意味不明な団塊スラングがいっぱいあったでしょ?
違う世代から見たら、その時代の流行語なんていうのは、宇宙語にしか聞こえないもの。アラフォーとかアラフィフの人たちにとっては、ゆとり語なんて許せない!と目くじらを立てているのかもしれませんが、どの世代の人にも今聞くと気恥ずかしくなるような流行語ってあるはずですよね。
特にその傾向が顕著だと思われるのが、1947年から1949年に生まれた“団塊の世代”(1951年生まれまでを含むという説もあり)。この世代は終戦後のベビーブームであったために、彼らは常に時代の流行を引っ張り続け、学生運動などの激動の時代とも重なって、数多くの流行語(団塊スラング)を生み出したとか。
そこで、今の世代が聞いても理解できないor苦笑してしまうような団塊スラングを、「日本語俗語辞書」や「ナウな死語辞典」などを参考にしながら集めてみました。
・シェー
赤塚不二夫氏の漫画『おそ松くん』の登場人物イヤミが言ったギャグで、独特な両手両足のポーズとともに大流行。1960年代に日本全国を席巻し、団塊世代は必ず写真のポーズでこれをやったと言われています。ゴジラや浩宮徳仁親王(現在の皇太子殿下)がこのポーズをとって話題になりました。
・フーテン族
今で言うニート。社会の組織の枠の中で働くことを拒否し、無気力に生きる人々のことで、新宿にあった伝説の喫茶店「風月堂」などにタムロしていました。しかし、そんな彼らが今や組織の上部に居座っているのが皮肉な話。彼らにニートを批判する権利はない!?
・ハレンチ
本来、破廉恥と書き「恥知らず」という意味の言葉ですが、カタカナ表記のハレンチの場合、イカす、カッコイイ、ニクい、サイコーといった意味でも使われました。1968年から1972年まで週刊少年ジャンプで連載された永井豪氏の漫画『ハレンチ学園』のヒットで広く普及、流行語になりました。
・ナンセンス
無意味な、バカげたという意味。全共闘世代が愛用した野次です。
・総括
これは現在でも使われますが、当時の学生運動世代が、各々に反省を促すときによく使われました。「自己批判」とも言います。また、中途半端な行動を「日和った」などと言われました。
・イモい
田舎くさい、野暮ったい、センスがないなどという意味。漫画「Dr.スランプ」の登場人物、皿田きのこが「あんた、イモね」という言葉を多用していました。
・ノンチッチ
ノンチッチの「ノン」は英語のnon、「チッチ」は乳のことで、合わせて“non乳”。つまり、胸が小さな女性、貧乳な女性のこと。1974年の発売からブームになったサルのぬいぐるみ「モンチッチ」をもじった言葉でもあるとか。
・女デート(メデート)
女デートとは女性同士でするデートのこと。別にレズビアン同士のデートというわけではなく、女の子同士で買い物をしたり、ランチをしたりするときに使ったそう。1970年代末から80年代初頭に使われました。
・ナウい
「今風の」「流行の」といった意味の形容詞で、英語で「今」という意味の「now」 に形容詞形にする接尾辞「い」をつけたもの。その後、一瞬だけ「イマい」という言葉もできましたが、瞬時にして消滅しました。対義語の「ダサい」は生き残ってます。
・翔んでる
今で言うと、「イケてる」ですね。70年代中期の先進的な女性の事を言っていたのが漫画『翔んだカップル』で使われました。翔という名前が一時期爆発的にブームになったとか。
・のってるかーい?
当時の歌手はステージに出てくると、ほぼ必ずMCでこの言葉を使ったとか。
・話がピーマン
話の中身がないこと。ピーマンを切ると、中身が空っぽなことから生まれた言葉。「頭がピーマン」とも言います。
・パープリン
『ゴーマニズム宣言』の漫画家・小林よしのり氏が、週刊少年ジャンプにて1976年~1979年に連載した漫画『東大一直線』の中で使った造語で、アホ、バカと同義に使われる言葉。
・ガメ子
利益に対して抜け目なく、押しが強いという意味の「がめつい」を女性の人名っぽくしたもので、がめつい女性を指して使います。
・C調
「調子いい(ちょーしいい)」の前後をひっくり返したもの(しーちょう→C調)で、軽薄で調子のいい人、またはそういったさまを表す言葉。C調はもともとその明るい調子(C調=ハ長調)にひっかけ、ミュージシャンの楽屋言葉として使われていましたが、サザンオールスターズがシングル『C調言葉に御用心』のタイトルで使用したことで一般にも広く浸透しました。
・省エネルック
今で言うクールビズ。第2次石油ショック後の1979年に大平正芳内閣が提唱した夏の軽装のこと。
・やらはた
「SEXを“やら”ずに二十歳(“はた”ち)を迎える」の略で、童貞or処女のまま20歳になることを言いました。また、やらはたの派生語として「やらみそ(やらずに三十路(みそじ)を迎えるの意)」という言葉もあったとか。最近では30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしいです。
・ノンポリ
ノンポリティカル(non‐political)の略で、政治に関心がない人を意味します。学生運動に関与せず、どの党派にも属さないような学生も指し、ノンポリ学生という言い回しも使われました。現在は政治に深く関心を持つ若者が少ないため、無党派という意味で使われる程度で、ほとんど使われません。
・あたり前田のクラッカー
人気コメディ時代劇「てなもんや三度笠」の主演の藤田まことが、番組のオープニングで同番組のスポンサーだった前田製菓の商品「ランチクラッカー」を「俺がこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー!」と宣伝し、そのフレーズが大流行しました。少し古いけど、団塊の世代が子供時代に慣れ親しんだということで。
・よっこいしょういち
28年間、グアム島のジャングルに潜み続けていた元日本兵の横井庄一さんが1972年に日本へ帰還。横井さんの名前にかけて、椅子に座る時などに、この掛け声を出す人々が全国的に存在したとか。帰国時の挨拶「恥ずかしながら帰ってまいりました」も流行語に。
・タンマ
「タイム!」の変形バージョン。「ちょっと待って」という意味です。
・VSOP
「ベリー スペシャル ワンパターン」の意味で、「ワンパターン」の最上級。ブランデーの貯蔵年数の階級を表す「VSOP(Very Special Old Pale)」と引っかけています。
・ほとんどビョーキ
程度が標準を大きく超越していること。悦に入っていること。
・ってか?
「って感じかな」という意味でしょうか。「みたいな?」というような言い回しも一時期やたらと使われていました。
・○○選手.
○○さんと呼べない人が、照れ隠しのために○○選手と言います。○○二等兵などと軍隊のようなことを言う上司がまだ存在するとか。「○○選手の出番だぞ」みたいな言い方ですね。女性には○○姫と言います。
・Oh!モーレツ
1969年の丸善石油のCMで、ミニスカートをはいた小川ローザが風でめくれたスカートを押さえながら言った言葉。強烈!と言う意味で、1960年代後半を象徴するキャッチフレーズに。
・あついあつい、ヒューヒュー
アベック(これも団塊語?)を冷やかすときに使う表現。「よ、おふたりさん、あついね~。ヒューヒュー」みたいな感じで、今でも団塊世代は使います。
・インド人もびっくり
インド人に扮した芦屋雁之助さんが、あまりのおいしさに「インド人もビックリ!」と言って飛び上がるという内容の「特製ヱスビーカレー」のCMが1964年に放送され、流行語に(エスビー即席カレーの歴史より)。「インド人をびっくりさせる」なんて記事もありました。
・天中殺
大変な厄日のこと。1978年、占い師の和泉宗章さんがテレビで「天中殺の時期に巨人監督になった長嶋監督は日本一になれない」と発言したのをきっかけに「天中殺ブーム」を巻き起こし、彼の著書「天中殺入門」と「算命占星学入門」はあわせて350万部の大ベストセラーになりました。
・花の女子大生
当時の女子大生は、今で言う女子高生のような存在でした。「花のOL」という言葉もありました。
・ホの字
「惚れている」の頭文字をとった言葉。「おまえ、あの子にホの字だろ?」と、夢中で恋をしている様子を表します。
・「なんか用か?」「九日十日!」
挨拶の決まり文句。“なんか”を七日に、“用か”を八日にかけて、それに続く答えが“九日十日”。
・ニャンニャン
当時の女の子が「楽しい」と思った時に使った感嘆詞。時代が進んで性的交渉を指す言葉に変化していきました。たまに「ねえ、キミ、あの男とニャンニャンしたの?」なんて聞いてくる中年男性がいますよね。ちなみに、「エッチ」もこの頃に生まれたとか。
・ハナキン
花の金曜日の略。今でも団塊の世代はよく使います。
・ぶりっ子
男性の前でおとなしくてかわいい子を演じる女性のこと。山田邦子さんの「かわい子ぶりっ子、ぶるぶるぶりっ子」というギャグをきっかけに1980年の流行語となりました。また当時、松田聖子さんが元祖ぶりっ子と言われ、彼女の外ハネの髪型が「聖子ちゃんカット」と言われました。
サイトではもう数年を経て、その語録なるものもある。
NAVER まとめのページに名言とする、新入社員の言葉として採録する。
それに加えて、イラッとくるゆとり語「とりま/オシャンティー」 - NAVER まとめというのもある。
2011年03月24日の日付である。
ゆとり語そのものは、流行語を超えて、携帯メール、ケータイ、PCのサイトに現れた省略語の特異現象であった、かのようにも、思えるが、若者が編み出したコミュニケーションである。
そこにゆとりを称して、社会現象となったのが、名言集、語録を作り出したか。
それに対して、団塊世代のスラングを対比する見方もある。
若者が、いらっとくる、というわけである。
ゆとり語をバカにするオッサン&オバサンに異議あり! 若者がイラッとする、2009年3月23日のサイト日付である。
ゆとり世代の新入社員名言 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2137940059143677301?&page=1
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ゆとり世代の新入社員名言
今の世代を表している言葉ですね。昔のようにがむしゃらに働き、仕事に人生を費やすことは価値観に合わなくなってきました。そもそも同じ量働いたとしても、今貰える給料は半分以下でしょうからね。 更新日: 2013年09月17日
「定時に帰るヤツは空気読めないバカだと思うけど、
10時まで残ってる人は人生のバカだと思う」
ゆとり世代の結婚への意識は「バカだな、お前」
「今は戦後じゃねえんだぞ!古い世代の価値観を押し付けるな!」
仕事は中途半端、遊びは全力、結婚はしない!
それがゆとりの生きる道
急に教科書に載っているページを飛ばされて、
バカみたいな『総合』の時間を増やされて、
今じゃ街頭でゆとり反対の署名活動がされている。
俺も教科書のページ、勉強したかったよ!
なぜゆとり世代を対等に扱って頂けないのでしょうか世間は!!
なりたくてゆとり世代になったわけじゃないのに…
ゆとられてることに今やっと気付いたくらいなのに…
そしてボブディラン名言に何気にうるっときたのですが!!!
大人どもの無気力試合に負けてたまるか!!!(泣)
「ゆとり教育が私を育てた!私のせいではない」
バブル期のやつが、ゆとり世代バカにすんな。
バカにする前に自分の足元しっかり見直せ
「ゆとりは人生の迷子だよ…」
「ゆとり(世代)にゆとりを」
「ゆとり世代がダメなのはしょうがないことなんです」
「おれらゆとり世代は『死にたい』と口にして
初めてブーストがかかる」
「俺は世代だがこれからはさとり世代だ!」
母ちゃんがテレビを見て「割り勘なんて…男が恥ずかしいマネするんじゃないよ」と言っていた。
お前の息子も割り勘だよ。しょうがないじゃん
ゆとりゆとりと言われ、ゆとりでいいかと思うこの頃
「ゆとり教育を実地したのは、バブル世代の大人。
ゆとりをバカにするのなら、それはあなたたちをバカにすることだ」
給料日はコンビニでハーゲンダッツを買って、1食500円もする冷凍食品をチンして食べる。
ゲームしてネット見て、友達とメールをして眠りにつく。
こんな些細なことがゆとり世代の幸せ
http://news.infoseek.co.jp/article/trendgyao_life13022/
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以前に「“ぅちの悪口ゆぁれた”今日本で最もイラッとする言葉“ゆとり語”」が大きな盛り上がりを見せ、賛否両論ありましたが、そもそも新しい若者言葉が生まれるたびに批判するオヤジたちって何なの? あなたたちの世代だって、今聞いたら意味不明な団塊スラングがいっぱいあったでしょ?
違う世代から見たら、その時代の流行語なんていうのは、宇宙語にしか聞こえないもの。アラフォーとかアラフィフの人たちにとっては、ゆとり語なんて許せない!と目くじらを立てているのかもしれませんが、どの世代の人にも今聞くと気恥ずかしくなるような流行語ってあるはずですよね。
特にその傾向が顕著だと思われるのが、1947年から1949年に生まれた“団塊の世代”(1951年生まれまでを含むという説もあり)。この世代は終戦後のベビーブームであったために、彼らは常に時代の流行を引っ張り続け、学生運動などの激動の時代とも重なって、数多くの流行語(団塊スラング)を生み出したとか。
そこで、今の世代が聞いても理解できないor苦笑してしまうような団塊スラングを、「日本語俗語辞書」や「ナウな死語辞典」などを参考にしながら集めてみました。
・シェー
赤塚不二夫氏の漫画『おそ松くん』の登場人物イヤミが言ったギャグで、独特な両手両足のポーズとともに大流行。1960年代に日本全国を席巻し、団塊世代は必ず写真のポーズでこれをやったと言われています。ゴジラや浩宮徳仁親王(現在の皇太子殿下)がこのポーズをとって話題になりました。
・フーテン族
今で言うニート。社会の組織の枠の中で働くことを拒否し、無気力に生きる人々のことで、新宿にあった伝説の喫茶店「風月堂」などにタムロしていました。しかし、そんな彼らが今や組織の上部に居座っているのが皮肉な話。彼らにニートを批判する権利はない!?
・ハレンチ
本来、破廉恥と書き「恥知らず」という意味の言葉ですが、カタカナ表記のハレンチの場合、イカす、カッコイイ、ニクい、サイコーといった意味でも使われました。1968年から1972年まで週刊少年ジャンプで連載された永井豪氏の漫画『ハレンチ学園』のヒットで広く普及、流行語になりました。
・ナンセンス
無意味な、バカげたという意味。全共闘世代が愛用した野次です。
・総括
これは現在でも使われますが、当時の学生運動世代が、各々に反省を促すときによく使われました。「自己批判」とも言います。また、中途半端な行動を「日和った」などと言われました。
・イモい
田舎くさい、野暮ったい、センスがないなどという意味。漫画「Dr.スランプ」の登場人物、皿田きのこが「あんた、イモね」という言葉を多用していました。
・ノンチッチ
ノンチッチの「ノン」は英語のnon、「チッチ」は乳のことで、合わせて“non乳”。つまり、胸が小さな女性、貧乳な女性のこと。1974年の発売からブームになったサルのぬいぐるみ「モンチッチ」をもじった言葉でもあるとか。
・女デート(メデート)
女デートとは女性同士でするデートのこと。別にレズビアン同士のデートというわけではなく、女の子同士で買い物をしたり、ランチをしたりするときに使ったそう。1970年代末から80年代初頭に使われました。
・ナウい
「今風の」「流行の」といった意味の形容詞で、英語で「今」という意味の「now」 に形容詞形にする接尾辞「い」をつけたもの。その後、一瞬だけ「イマい」という言葉もできましたが、瞬時にして消滅しました。対義語の「ダサい」は生き残ってます。
・翔んでる
今で言うと、「イケてる」ですね。70年代中期の先進的な女性の事を言っていたのが漫画『翔んだカップル』で使われました。翔という名前が一時期爆発的にブームになったとか。
・のってるかーい?
当時の歌手はステージに出てくると、ほぼ必ずMCでこの言葉を使ったとか。
・話がピーマン
話の中身がないこと。ピーマンを切ると、中身が空っぽなことから生まれた言葉。「頭がピーマン」とも言います。
・パープリン
『ゴーマニズム宣言』の漫画家・小林よしのり氏が、週刊少年ジャンプにて1976年~1979年に連載した漫画『東大一直線』の中で使った造語で、アホ、バカと同義に使われる言葉。
・ガメ子
利益に対して抜け目なく、押しが強いという意味の「がめつい」を女性の人名っぽくしたもので、がめつい女性を指して使います。
・C調
「調子いい(ちょーしいい)」の前後をひっくり返したもの(しーちょう→C調)で、軽薄で調子のいい人、またはそういったさまを表す言葉。C調はもともとその明るい調子(C調=ハ長調)にひっかけ、ミュージシャンの楽屋言葉として使われていましたが、サザンオールスターズがシングル『C調言葉に御用心』のタイトルで使用したことで一般にも広く浸透しました。
・省エネルック
今で言うクールビズ。第2次石油ショック後の1979年に大平正芳内閣が提唱した夏の軽装のこと。
・やらはた
「SEXを“やら”ずに二十歳(“はた”ち)を迎える」の略で、童貞or処女のまま20歳になることを言いました。また、やらはたの派生語として「やらみそ(やらずに三十路(みそじ)を迎えるの意)」という言葉もあったとか。最近では30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしいです。
・ノンポリ
ノンポリティカル(non‐political)の略で、政治に関心がない人を意味します。学生運動に関与せず、どの党派にも属さないような学生も指し、ノンポリ学生という言い回しも使われました。現在は政治に深く関心を持つ若者が少ないため、無党派という意味で使われる程度で、ほとんど使われません。
・あたり前田のクラッカー
人気コメディ時代劇「てなもんや三度笠」の主演の藤田まことが、番組のオープニングで同番組のスポンサーだった前田製菓の商品「ランチクラッカー」を「俺がこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー!」と宣伝し、そのフレーズが大流行しました。少し古いけど、団塊の世代が子供時代に慣れ親しんだということで。
・よっこいしょういち
28年間、グアム島のジャングルに潜み続けていた元日本兵の横井庄一さんが1972年に日本へ帰還。横井さんの名前にかけて、椅子に座る時などに、この掛け声を出す人々が全国的に存在したとか。帰国時の挨拶「恥ずかしながら帰ってまいりました」も流行語に。
・タンマ
「タイム!」の変形バージョン。「ちょっと待って」という意味です。
・VSOP
「ベリー スペシャル ワンパターン」の意味で、「ワンパターン」の最上級。ブランデーの貯蔵年数の階級を表す「VSOP(Very Special Old Pale)」と引っかけています。
・ほとんどビョーキ
程度が標準を大きく超越していること。悦に入っていること。
・ってか?
「って感じかな」という意味でしょうか。「みたいな?」というような言い回しも一時期やたらと使われていました。
・○○選手.
○○さんと呼べない人が、照れ隠しのために○○選手と言います。○○二等兵などと軍隊のようなことを言う上司がまだ存在するとか。「○○選手の出番だぞ」みたいな言い方ですね。女性には○○姫と言います。
・Oh!モーレツ
1969年の丸善石油のCMで、ミニスカートをはいた小川ローザが風でめくれたスカートを押さえながら言った言葉。強烈!と言う意味で、1960年代後半を象徴するキャッチフレーズに。
・あついあつい、ヒューヒュー
アベック(これも団塊語?)を冷やかすときに使う表現。「よ、おふたりさん、あついね~。ヒューヒュー」みたいな感じで、今でも団塊世代は使います。
・インド人もびっくり
インド人に扮した芦屋雁之助さんが、あまりのおいしさに「インド人もビックリ!」と言って飛び上がるという内容の「特製ヱスビーカレー」のCMが1964年に放送され、流行語に(エスビー即席カレーの歴史より)。「インド人をびっくりさせる」なんて記事もありました。
・天中殺
大変な厄日のこと。1978年、占い師の和泉宗章さんがテレビで「天中殺の時期に巨人監督になった長嶋監督は日本一になれない」と発言したのをきっかけに「天中殺ブーム」を巻き起こし、彼の著書「天中殺入門」と「算命占星学入門」はあわせて350万部の大ベストセラーになりました。
・花の女子大生
当時の女子大生は、今で言う女子高生のような存在でした。「花のOL」という言葉もありました。
・ホの字
「惚れている」の頭文字をとった言葉。「おまえ、あの子にホの字だろ?」と、夢中で恋をしている様子を表します。
・「なんか用か?」「九日十日!」
挨拶の決まり文句。“なんか”を七日に、“用か”を八日にかけて、それに続く答えが“九日十日”。
・ニャンニャン
当時の女の子が「楽しい」と思った時に使った感嘆詞。時代が進んで性的交渉を指す言葉に変化していきました。たまに「ねえ、キミ、あの男とニャンニャンしたの?」なんて聞いてくる中年男性がいますよね。ちなみに、「エッチ」もこの頃に生まれたとか。
・ハナキン
花の金曜日の略。今でも団塊の世代はよく使います。
・ぶりっ子
男性の前でおとなしくてかわいい子を演じる女性のこと。山田邦子さんの「かわい子ぶりっ子、ぶるぶるぶりっ子」というギャグをきっかけに1980年の流行語となりました。また当時、松田聖子さんが元祖ぶりっ子と言われ、彼女の外ハネの髪型が「聖子ちゃんカット」と言われました。