日本語の韻律
Prosodyは韻律論、詩形論と訳される。作詞法でもある。その用語からモーラを日本語に捉えるが、プロソディについて言語では、強弱、抑揚、感情、音長、イントネーションなどをさすという理解がある。語のとらえ方として韻文のモーラなどとは区別するという考え方がある。音数律のみかたは日本語では和歌や俳句の伝統文芸における短詩形に影響している。
日本語のリズムをモーラまた拍でとらえると語のまとまりで語を区切るにはわかりよいようであるが、実際の日本語音声の発音を聞いているとアクセントに加えて語をひとまとまりにする文のアクセントがある。伝えたい内容を表す語をとくに強く発音する強勢となって表れる。プロミネンスをかけると説明するが、そこを卓立という用語でとらえる。
それでは日本語のプロソディにはほかに何があるか。抑揚は英語教育によるイントネーションが意識されるようになったが、日本語では文法としての働きには、文末の昇降が聞きやすいとする。この話し方の特徴を見ることが普通である。抑揚について、疑問は昇調に、平叙には降調と説明するが、文末には念押しと受けこみを表して昇降調を捉えることがある。
また音調にくわえて母音による長短の長音化の現象が限られているため、母音の長音は感情を込めた話し方のような場合でもあらわれにくい。文の中途でポーズを措くと、文末ほど強くは意識しない下がり調子があらわれることが多い。かつてアジテーション演説に語、文節ごとの上り調子を、母音を引くことで強調する話し方があった。
アクセント、プロミネンス、イントネーションとみてくると、日本語のリズムでは際立つことがほかにはみられないのは、言葉の語法によることが大きい。つまり語の構成と文法を表す膠着語の組み合わせが影響しているため、文を発して聞きやすくするのは感情をどのように表すかという工夫になる。ポーズをおいて朗読をするのは、その例である。
日本語の発音を聞きやすくしているのは母音による音節であり、そこに生じるリズムは子音の明瞭さであるから、子音をしっかり発音することが求められる。そのCV音節を拍でとらえて2拍から4拍に息を捉えると単語のまとまりがわかりやすくなるという説がある。わたしたちの発声を観察すると4拍を挟む形で3拍から5拍でリズムを作っている。
5音、7音でカナ文字を捉えるのも、リズムを作る単位にして4拍プラス1拍、4拍プラス3拍またその逆に3拍プラス4拍でとらえる口調である。4・1だけでなく2・1・2、2・3、3・2の語を組み合わせた句のリズムであるから、そのひとまとまりはおのずと息継ぎになる。文を文節にする分析も日本語の息の切れ目に対応しているので、ポーズは重要である。
Prosodyは韻律論、詩形論と訳される。作詞法でもある。その用語からモーラを日本語に捉えるが、プロソディについて言語では、強弱、抑揚、感情、音長、イントネーションなどをさすという理解がある。語のとらえ方として韻文のモーラなどとは区別するという考え方がある。音数律のみかたは日本語では和歌や俳句の伝統文芸における短詩形に影響している。
日本語のリズムをモーラまた拍でとらえると語のまとまりで語を区切るにはわかりよいようであるが、実際の日本語音声の発音を聞いているとアクセントに加えて語をひとまとまりにする文のアクセントがある。伝えたい内容を表す語をとくに強く発音する強勢となって表れる。プロミネンスをかけると説明するが、そこを卓立という用語でとらえる。
それでは日本語のプロソディにはほかに何があるか。抑揚は英語教育によるイントネーションが意識されるようになったが、日本語では文法としての働きには、文末の昇降が聞きやすいとする。この話し方の特徴を見ることが普通である。抑揚について、疑問は昇調に、平叙には降調と説明するが、文末には念押しと受けこみを表して昇降調を捉えることがある。
また音調にくわえて母音による長短の長音化の現象が限られているため、母音の長音は感情を込めた話し方のような場合でもあらわれにくい。文の中途でポーズを措くと、文末ほど強くは意識しない下がり調子があらわれることが多い。かつてアジテーション演説に語、文節ごとの上り調子を、母音を引くことで強調する話し方があった。
アクセント、プロミネンス、イントネーションとみてくると、日本語のリズムでは際立つことがほかにはみられないのは、言葉の語法によることが大きい。つまり語の構成と文法を表す膠着語の組み合わせが影響しているため、文を発して聞きやすくするのは感情をどのように表すかという工夫になる。ポーズをおいて朗読をするのは、その例である。
日本語の発音を聞きやすくしているのは母音による音節であり、そこに生じるリズムは子音の明瞭さであるから、子音をしっかり発音することが求められる。そのCV音節を拍でとらえて2拍から4拍に息を捉えると単語のまとまりがわかりやすくなるという説がある。わたしたちの発声を観察すると4拍を挟む形で3拍から5拍でリズムを作っている。
5音、7音でカナ文字を捉えるのも、リズムを作る単位にして4拍プラス1拍、4拍プラス3拍またその逆に3拍プラス4拍でとらえる口調である。4・1だけでなく2・1・2、2・3、3・2の語を組み合わせた句のリズムであるから、そのひとまとまりはおのずと息継ぎになる。文を文節にする分析も日本語の息の切れ目に対応しているので、ポーズは重要である。