金魚日和

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プロが焼くお好み焼き

2012年01月09日 | 料理・食べ物

【豚玉&イカ玉】
Nikon D90 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G

『お好み焼き』を食べようとした場合、
 1.自宅で作る
 2.スーパーや屋台等で出来上がったモノを買う
 3.お店に出向く

といった手段/方法がある。

赤味噌が席巻する中京圏に育った自分は、
『3』に該当する“お店に出向いて食べる”という事はあまり無いのだが、
お店での食し方と言えば
 3-A.お店の奥で調理/お皿に乗せて運んで来たモノ
 3-B.テーブル備え付けの鉄板で自分で焼いたモノ

のどちらかだと思い込んでいた。


昨日、『鶴橋 風月』というお好み焼屋でランチったのだが、この店は、
 3-C.テーブル備え付けの鉄板で店員さんが焼く

というスタイルで、
“焼き上がりまで20分かかります/調理は全て店員にお任せ下さいシステム”のお店であった。
…このスタイルが一般的なのでしょうか、関西圏の方。


『豚玉/イカ玉/焼きソバ大盛り』を注文したのだが、
ステンレスのボウルに入った『キャベツ8割:その他の具材2割』をかき混ぜて鉄板にぶちまけた後はひたすら放置プレー。
片面をひっくり返す前に奥で調理した『焼きソバ大盛り』が到着→鉄板に放流されたのだが、
それを食べ終わる頃にようやくターンオーバーされる豚&イカ玉ズなのであった。


忍耐と辛抱が嫌いなmy女子ズなどは
「もう良いのでは無いか」「焦げる」「飢えとあや(エクザイル)」などと言ってうるさい。
店員さんの目を盗んで食べようとするのを必死で制していると、
ようやく「それでは仕上げま~す♪」と言いながら
マヨ(川崎)とソース(“左様で御座います”のフランクな言い方)を手にした店員さんが現れた。


結果、焼き上がりまでに24分。
その間ひっくり返したのは、確認の為の1回を含めても2回。
焼きすぎかと思われた本体は、外はサクサク中はふんわり、
じっくりと火を通されたキャベツはとても甘く、ソースの味に負けない存在感を有していた。

次回、自宅でお好みる際には是非とも試してみたくなる“プロの焼き方”であった。


それにしても。
何故お好み焼きのタネが入っているステンレスのボウルは、ドコでも揃いも揃って小さいのか。
もう2まわり程大きなモノにすれば、イカがこぼれる事もキャベツが飛んで行く事も無いと思うのだが。