金魚日和

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白い変人(達)

2012年01月27日 | 生活

【ただひたすらに寒い】
Nikon D60 + AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G

降雪・積雪地帯であるギフはカリフォルニアのごとき陽気であるのに、
関東地方は首都圏ですら雪降ってんのかぁ、と、
他人事この上なく呆けていたのはほんの数日前。

昨日の昼過ぎから雪りだし、今朝は一面雪景色である。

道も白い。
田畑も白い。
江戸っ子が発音する“落ち葉拾い”は“落ち葉しろい”で、“臼井”はしろいではなく“うすい”。

朝っぱらからそんなことを言っている夫を見るmy妻の視線も、白い。


今朝は起きてすぐ靴下をさがした。
部屋の空気も冷たかったのだが、それ以上に足下がフランス人の名前だったのである:ぴえ~る

タンスの引き出しから少し厚手かつ長めかつ派手目:黄色に黒のストライプ、の靴下を探り当てた。
“5足入って1000円”につられて買ってはみたものの、
あまりにも奇抜すぎてその1足だけ履く意志消失、タンスの奥深くに眠ったままのヤツだった。

とは言え、見た目はともかく、手持ちの靴下の中ではもっとも暖かそうである。
別にオサレして仕事場へ向う必要は無い為、ソイツを履くことにした。


で、手に取って眺めていたところ、何かに似ている。

それが“映画『死亡遊戯』でブル・スリー師匠が手にしていた黄色いヌンチャクに酷似している”
と気付くのと同時に、脳内には「ぁーーーーーーっ!」という怪鳥音が響きわたった。

昨日のアニキと言い、つけまつけまくる人と言い、my脳内の騒々しさはどうしたものか。

途中、不規則に“ぐるぐる回す”を加えながら、
・靴下の端を右手で持つ→
・右肩の上から後方へ振る→
・右腋の下から左手で靴下の端を掴む→
・左肩の上から後方へ振る→
・左腋の下から右手で靴下の端を掴む→以下繰り返し、という、
文字にするとややこしいが見れば「あー、アレね」と納得がゆくムーブをしながら一人見えない敵と闘っていた。

ら、タンスで右手の甲を強打した。