金魚日和

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猫ミュニケーション、再び

2012年01月18日 | 動物・昆虫

【驚かせてスマン】
Nikon D90 + AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G
 

猫田営業所長(仮名)との間には後日談があった。

のだが、ちょっとハートウォーミングな体験だった為、感動的に盛り上げるべく構想を温めていたら、
温めすぎて溶けてしまった感じなのだがまぁいいや。気にするな。


この記事を書いたその日、
いつものように猫パラダイス公園でホフク(姿勢で写真を撮)っていたところ、
猫田営業所長が歩いて来られた。

玄関先に猫用のご飯茶碗や水飲み用の空き缶が多数並べられた家の前でホクフっていたのだが、
my被写体=猫ズに近寄ると、持参した袋の中からキャットフードを取り出していくつもの茶碗にサーブっておられた。

路上で猫ズと一緒に寝転んでいる猫田さんしか見たことが無かった為、“浮浪者なのかも”と思っていたのだが、
(1)ペットフードをお持ちであること(2)人さまの玄関先に勝手にエサは置かないであろうこと、
という2つの理由から、浮浪者では無くその家の住人なのであろう、と結論付けた。


そんな事を考えながらぼーっと一部始終を眺めていたところ、
ゆっくりとこちらに近づいて来て、キャットフードを「食うか?」とすすめてくれた。
では無く、近づいて来て話しかけて下さった。
この公園に通いはじめて約2年、こんなことはハジメテだ。


少し前、目の前でエサを食べている猫(ソイツ)の相方が車に轢かれて死んでしまったのだそうだ。


それ以来、ソイツ(でも自分にはどの猫なのかわからない)は元気が無くてなぁ、的な話しをして下さった。
きっと何度も猫撮りに来ていることをご存知で、“ソイツ”がどの猫かも分っているし、
“ソイツの相方がいないこと”にも気付いているであろうことを前提にしたような話し方だった。


勿論、猫が轢かれた話しには胸を痛めたが、
猫田さんがその話しをしてくれたことの驚きの方が大きかった。
 

やがて話し終えるとまたどこかに歩いて行ってしまわれたのだが、
次回、公園に行く時は、今まで撮った画像をプリントして持参/見ていただくつもりだ。
“ソイツの相方”がどこかに写っているかもしれないから。