【建仁寺】
Nikon D90 + AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G
自分がどの地点におり、
目的地(四条河原町)はどの方角なのかさっぱり分らなくなっている事などおくびにも出さず歩いていると、
怪しい路地に出た。
料理店と風俗店と旅館(連れ込み系?)が混在する路地に興味は惹かれたものの、
ところどころに顔を出し“笑っていない笑顔”で客引きをするお兄さん衆に恐れを無し、
スナップることなく足早に通り過ぎた。
するとどうだ、奇跡的に眼前に鴨川&四条大橋=目的地。
“聖なる河・ガンジス”に辿り着いたヒンズー教徒のような深い感動を味わった。
この時点で陽は傾きはじめており、店や街灯はともりはじめている。
「ぼぼっ、ぼくはおっ、おにぎりが好きなんだな」 ←この方は幼少の頃よりどもりはじめている
橋を渡り、祇園へ。
再び奇跡がおこることを期待し『花見小路通』を歩く:芸妓さん来ないかなぁ~
“成人式”と“十日ゑびす”がある休日とあって、
華やかな着物姿の女性は見かけるものの芸妓さんには会えず。
北端である『建仁寺』まで来てしまった為、拝観時間が過ぎた敷地内を348秒だけ散策し、来た道を戻った。
すっかり陽がおちた花見小路通では、ソコカシコでフラッシュが焚かれていた。
人物メインの記念撮影ならまだしも、風景/建物撮りにフラッシュ焚いて撮ったら風情とか出ないだろうに、、。
【便利情報7~夜の記念撮影】
フラッシュの設定で『発光の仕方』を変えられるカメラのお持ちの方は『スローシンクロ』を利用しましょう。
“フラッシュで人物を明るく写しておき、スローシャッターで背景を暗いまま撮る”というお利口機能なんですが、
・・・ひょっとして『夜景モード』とか選べばコレに設定してくれるのか?
この後、
高島屋他で散在の限りを尽くした女子ズ(“消費の神”改め“シヴァ神”)と合流し、帰宅した。 【完】